■かれんだー■
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30    
<<前月 2015年09月 次月>>
■直近記事 20 ■
■コメント■
■カテゴリー■
■アーカイブ■
■2001-2004年の記録■
■ぶろぐ主宰者■
■ぷろぐらむ拝借■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■その他■
 
■あどみん■
ADMIN ID:
ADMIN PW:

ルンピニ公園の猫たち
09月28日 月曜日

仕事の昼休み時間を利用して日本領事館へパスポートの増補に出かける。
もうパスポートの残りが2ページしかなくなっており、来月には滞在ビザの更新や、再入国許可の取り付けなどでページを使うだろうし、
また10月10日からバリ島へ遊びに行く予定もたてているので、早めに増補の手続きをしてしまうことにした。

増補にかかる費用は740バーツ。
これで40ページ増えるらしいから、1ページあたり18.5バーツということになる。
安いのか高いのかよくわからないけど、ページを挟み込むだけの作業で740バーツはちと高い気がする。

作業時間は30分程とのことで、この待ち時間を利用してお昼のバゲットサンドウィッチをルンピニ公園で食べることにする。
毎日3食自炊を旨としているので、朝はその日の弁当の準備から始まる。
そして、弁当を休憩室で黙々と食べ、ちょっと昼寝をするのがいつもの昼休み。

しかし、今日はルンピニ公園のベンチで食べるので、ちょっとしたピクニック気分。
日本領事館はルンピニ公園の真横にあるのだけれど、公園の入り口まで少し歩かなくてはならない。
このところ雨が多く、今日もさっきまで雨が降ったりやんだりしていたけど、ちょうど晴れ上がって青空も見える。
雨上がりで公園の緑がとても鮮やか、水滴が光ったりして、とてもいい感じ。

池の周りの遊歩道を歩きながら、木陰で眺めもよさそうなベンチを探し、適当なところに腰かけて、サンドウィッチを食べ始めたら、前方に猫がいた。

ルンピニ猫1-1

ペロペロと身体をなめて身づくろいに熱心。
私がサンドウィッチを食べていても欲しがって寄ってくるようなこともない。
チキンソーセージを挟んだサンドウィッチなのに、まったく無視しているのは、普段から美味しいものを食べているのだろうか?

ルンピニ猫1-2

白地に薄茶のブチ。
撫でてみると、毛がとても柔らかい。
フワフワな手触り。
とても野良ネコとは思えないくらい。
飼い猫ではないはずだから地域猫なのかもしれない。

ルンピニ猫1-3

顔つきはやはりそこらの雑種猫とは少し違うようだ。
洋猫というか、ブランド猫の血が混ざっているのかもしれない。
目の周りなどまるで歌舞伎役者のように見える。
この猫はここで生まれたのか、それとも飼い猫だった前半生があったのか、猫に聞かなきゃわからないが、聞いても答えてくれない。

<hr>

遊歩道を歩き始めてギョッとした。
道ばたの草むらに猫が天を仰いで倒れている。

悶絶猫

車が走るような場所ではないから、自転車にはねられたのかもしれない。
外傷はないようだ。
まだ若い猫のようだ。
「おい、しっかりしろよ」と声をかけたところ、、、

寝呆け猫

もぞもぞと起きだしてきた。
なんだ人騒がせな、、昼寝をしていただけかぁ
まったく野良ネコの分際で無防備な寝相をするもんだ。

こんなかっこで寝てられるということは、猫にとってこの公園はリラックスして過ごせる場所なのだろう。

<hr>

最後に出会った猫は公園の出口の門でくつろいでいるキジトラ。

キジトラ

この猫も毛並みがよく、人になれている。

虎の子

耳の形がやはりブランド猫の血を引いているように見える。
そして、姿が猫というよりトラの赤ん坊のようにも似ている。

30分はあっという間に過ぎて、領事館へ戻る。
雨が降ったら、この猫たちはどこへ避難しているのだろう。

| https://chiangmaikk.com/blog/index.php?e=17 |
| | 05:56 PM | comments (0) | trackback (0) |
夜のワットポー
昨晩は東京から来ている友人と海軍クラブ(Navy Club)へ夕食へ行ってきました。
スクンビット通りからエアコンのない赤い市バス25番に延々と乗り、チャオプラヤ河畔に着いた時にはもうとっぷりと日が暮れていました。
せっかく遠路はるばる来たのだし、ワットポーくらいは見てもらおうと、ワットポーの裏口に回り込み境内へ入る。
この時間だと入場料の100バーツもかからないし、それにライトアップされた仏塔の幻想的な姿を見ることができる。
このところ夜になると雨続きの日が多いのだけれど、うまい具合に月夜である。

ワットポーライトアップ

昼間は大勢の観光客でにぎわっているワットポーも、この時間になると人影もまばら、それに幾分涼しいので、境内を歩いていても疲れない。
ここの仏塔も表面に陶器片を張り付けており、そこに光が当たるものだから、下から見上げると夜空に白っぽく、またある部分は黄金色に浮かび上がって幻想的。
携帯電話のカメラで撮ったのでは実物と比較して色合いが随分と違う。

陶片で飾られた仏塔

仏塔の周りの回廊も、明かりが灯され、金色の仏像が静かに並んでいるさまはなかなか静謐な情緒がある。
昼間は観光客が押し寄せて、十重二十重と取り囲んでいるので、静謐なイメージなどどこにもないけれど、やはり寺院たるもの静謐を醸し出してくれないとありがたみを感じられない。

回廊に立ち並ぶ仏像

夜のワットポーは好きなので、何度か来ているが、広い寺院の中で夜間見学できるのは、このライトアップされている仏塔が並ぶあたりだけ。
ワットポーは巨大な涅槃仏で有名なのだけど、涅槃仏のある伽藍は夜間は閉鎖されていて見学できないことになっている。
それでもせっかく来たのだから境内を歩けるだけ歩き回ってみる。

月夜

空には三日月のような月が出ている。
この寺院にはネコがたくさん住み着いており、夜の境内を徘徊している。
中には盛りがついているのかンガオーン、ンガオーンと鳴きながら歩き回っているネコもいる。

涅槃仏のある伽藍の前まで来てみると、いつもは夜間閉じられている伽藍の扉が半開きとなっている。
中を覗き込んだが、警備員から咎められることもなかった。
ならばと伽藍に入り込んでみる。

夜の涅槃仏

ここも日中は観光客が多くてとてもゆっくり見学などできる場所じゃないし、人いきれで蒸し暑いのだけれど、いまはカメラで盛んに写真を撮っている西洋人が一人いるだけ。
仏さまもこのくらいの静けさでなければ涅槃の境地には至れないであろう。

長いお身体

現在この涅槃仏は足の裏当たりの補修工事を行っており、螺鈿の曼陀羅がある足の裏は見ることができない。
その足元あたりから涅槃仏を見ると、随分と扁平で細長いお身体をされていることがわかる。

壁面の通路

いつもは人でいっぱいの伽藍なので、金色の寝釈迦仏を見るだけで精いっぱいだったけれど、こうしてガランと静まり返っていると、伽藍の壁面に沿う通路もなかなかいい感じである。そして壁面いっぱいに壁画が描かれていたことに初めて気が付いた。

壁画

いつもは夜間に涅槃仏を見学することができないのだけれど、たまたま足裏の補修工事を行っていたためか、夜の涅槃仏まで見学することができてラッキーであった。

その後、王宮近くの海軍クラブの食堂に入って夕食を食べる。
ここのヤムウンセンとトムヤムクンは飛び切り美味しい。
店に入ってちょっと驚いたことにチアビアの女の子が何人もいる。
チアビアとはミニスカートで露出度の高い衣装の若い女性のビール販促係で、以前はちょっと大きな食堂なら大抵何人かいて、それぞれ受け持ちのメーカーのビールの注文を取ろうとサービスに努めていたものだったが、近年風紀上好ましくないからか、またはアルコール飲料の広告が全面的に禁止されたためか、巷からまったく姿を消していた。
しかし、海軍クラブ内は軍の施設内なので別格なのか、チャーンビール、シンハビール、タイガービールと各社そろっている。
軍事政権下、身内には甘いということなのかもしれないが、いずれにしてもその恩恵を今夜一献与かることができてラッキーである。
私たちのテーブルに早速やってきたのはチャーンビールのチアビアで、ビールの注文と一緒に料理の注文も受けてくれた。

そして、チャーンビアのボトルがいつも飲んでいたものから変わっていた。
茶色いずんぐりしたボトルだったのが、緑色で先鋭化したボトルに変わっている。
緑色のボトルなんて似合わないような気もするけど、ずっと以前、チャーンビールが登場した当初はカールスバーグと同じ緑色だったような記憶がある。
中身の味はあんまり変わっていないようだが、よく冷やしたグラスに注いでもらい、チャオプラヤ川の川風に当たりながら、のどに流し込むと、やっぱりうまい。
ついつい何本ものボトルを並べ、シンハビールも別のチアビアに注文して飲んでしまって、まったくいい夜になってしまった。


| https://chiangmaikk.com/blog/index.php?e=16 |
| | 12:13 PM | comments (0) | trackback (0) |
プラチュアップキリカンへドライブ旅行 その③ 8月23日
朝から雨が降っています。
それに昨晩から寒気がして、なんだか熱っぽい感じ。
風邪でも引いたようで、ベッドから起きだしたくない。
車での旅行は、好き勝手に移動できて便利だけど、自分で運転しなくてはならないから、体調管理がうまくできていないとつらい。

朝少し遅めに宿を出て、ビルマ(ミャンマー)の国境へ向かう。
しとしと雨も止んで、空には晴れ間も垣間見られる。
ビルマの国境には市場があるそうだけど、どんなものが売られているのだろうか?
ビルマのビールや焼酎なんかがあったら買ってみたい。

国境への道

前回ビルマへメーソットから向かった時は、国境まで急な山道を登っていかなくてはならなかったけれど、こちらの国境は山の中とはいえ、それほど急な山道ということはなくかった。道もきれいに舗装されており、このままビルマまでドライブしたい気分である。

ビルマ国境らしい

宿を出て30分もかからずにビルマ国境らしい場所に到着。
随分と立派なゲートがあるし、ゲートの手前は国境市場になっている。
まずはゲートまで行ってみる。

 ダーンシンコン

ゲートにはダーンシンコンと書かれている。
ダーンシンコンとは、ここの地名らしい。
ゲートの係員にこの先へ行けるか確認してみると、
「行っても何もないよ、ここは国境市場しか見るところないよ」
と言われる。
これでは行けるかどうかの質問の答えになっていないが、この先への車の乗り入れは禁止らしい。
そしてこのゲートは国境そのものではなく、税関と検疫事務所のようであった。

とりあえず、せっかく来たからには国境市場だけでも見ておくことにする。
ビールや焼酎など手に入るかもしれない。


ビルマの特産品らしい翡翠や宝石などを売る店がやたらと多い。
これはタイ北部の国境メーサイでもそうだった。
タイの人たちにとっては翡翠や宝石がお目当てでここまで買い出しに来るのかもしれないが、私には興味のない品物で、素通り。

ビルマ物産販売所

ようやく見つけたビルマの雑貨食品などを売る店。
玉ねぎやインスタントミルクティー、お菓子などが並べられているが、ビールなどはないとのこと。
ひとわたり眺めてみたけれど、見るからに粗悪品のようで、私に必要なものでもないし土産にもなりそうにない。

ラン

蘭を売る店が固まっている場所があり、これはなかなか良かったけれど、買う気はない。
蘭はビルマで育てられて、ここへ持ち込まれて売られているのだろうか、だとしたら先ほどのゲートの検疫所で検査を受けているのだろうか。

薄暗い市場の中では、ビルマからタイ側へ買い出しに来る人向けの雑貨を取り扱う店も目立つ。
調味料や下着なども売られている。
そんな薄暗い市場の中でビルマ風の食堂を見つけた。
なんとミャンマービールの広告付きシートまで張られている。
しかし、ビールはタイに持ち込めないのだとか、
「ビルマへ行けば売っているよ」と教えてくれたけど、簡単に行けそうにないから教えてもらってもしょうがない。
買うものがないならせめて味覚だけでもと、この食堂でビルマ料理を注文する。
ビルマ風パッタイもあるよと言われたが、見たらモヤシ炒めのような料理を大鍋で作っており、こんなもの食べたらますますビールが恋しくなりそう。
注文したのは豚の角煮風ビルマカレーとお茶の葉っぱのようなものの炒め煮をご飯にかけてもらった。

ビルマ料理

確かにタイ料理とは味付けが違う。
豚のカレーは油っこくて、辛さはそれほどない。
葉っぱの炒め煮は酸味がある。
油っこさが、酸味で中和されるのか、なかなか美味しい。
これで値段は35バーツであった。

再びさっきのゲートまで戻り、係員にまた同じ質問を繰り返してみる。
そしたら「行ってもいいけど、何もないよ」とのことであった。
つまり、この先へ歩いて行くことはできるけど、行っても何もないから無駄だということなのだろう。
無駄な労力などウエルカムで、何もないなら何もないことをこの目で確認してみたいという好奇心が先立つ。

イミグレ


ゲートをくぐってしばらく先に、今度は本当のイミグレーションのようなものがあった。
ここで手続きをしたらビルマへ入って、ビールが買えるかもしれない。
ここの係員に、「この先へ行ってもいいか」と尋ねたら、またもや同じ答え。
「行ってもいいけど、何もないよ」

別にパスポートのチェックをするわけでもなく、フリーパスであった。
ロンジーをはいたビルマ青年がバイクに乗ってさらに奥へと走り去っていった。
私もバイクが消えていった方角へ歩き始める。
このあたりから坂道も急になる。
なるほど国境らしくなってきた。
しばらく歩いていたら後ろからやってきたやはりビルマ青年のバイクに声をかけられた。
そして後ろに乗って行けよと言う。
渡りに船、国境にバイクである。

しかし、ビルマの集落へたどり着く前に、前途は閉ざされてしまった。

止まれ

タイ語で「ユット」、止まれと書かれた標識の先に国境警備の詰め所があり、バイクから降りるよう指示される。

国境警備詰め所

迷彩服を着た国境警備の係たち、大型の銃器も装備して物々しいが、毒食わば皿までで、三度同じ質問。
しかし、同じ答えではなかった。
「日本人はダメ、タイ人ならOK」とのこと。
ついでなので、タイ人ならバンコクの人でもOKかと質問したら、OKだどのこと。

遮断機

ビルマ側はまだもう少し先らしいのだが、この遮断機の向こうへは行ってはいけないらしい。
未練たらしくしばらく周辺をうろうろし、ビルマ側から走ってくるバイクを眺めたりして引き返す。

国境から海

もと来た方向に向かって歩き始めると、カーブした道の先に鉛色の海が見えた。
国境から海岸線までたったの15キロという。
タイでもっとも狭い地形の場所であることがよくわかる。
そして国境が閉ざされているので、これ以上西へは進めない。
ここの国境も早く解放してもらいたいものだ。
そんなことを考えながら歩いていたら、大きなカボチャを満載した三輪トラックがビルマ側からやってきて、私を追い抜いて行った。
トラックは中国製であった。
ビルマで穫れたカボチャをタイ側へ売りに行くところなのだろう。

次に向かったのは水族館。
ここプラチュアップキリカンには水族館をはじめとした海洋センターがあるらしい。
天気も今一つなので水族館で魚たちにでも挨拶してくることにした。

水族館

ワゴー水族館というなかなか立派な建物である。
早速見学と建物の中に入り、入場券売り場へ行くと「改装中」と書かれて、売り場の窓口が閉まっている。
なんだい、せっかく来たのに残念。
土産物屋は開いているので、どんなものが売ってるかと覗いてみたが、魚や亀の形の人形や記念写真、アクセサリなど、まぁそんなもんでしょと言った感じながら、土産物屋の奥に水槽があり、ウミガメがいた。

うみがめ

それに水族館の入り口は改装工事で閉まっているものの、裏口は無料開放中らしい。
これはひょっとしてラッキーかもと、喜んで中に入ると、海軍事務官の慰安旅行と鉢合わせしたらしく、カーキ色の事務官服を着た連中で満員であった。
彼らは慰安旅行という気安さからか水槽の魚をバックに記念写真など撮り合っている。

裏口から入るとすぐトンネル型の水槽があり、大きなエイがトンネルの天井部分を悠々と泳いでいる。
エイを腹側から見ると何とも愛嬌のある顔に見える。

エイ

また、巨大な円筒形の水槽があり、それは周囲をめぐるように階段があり、水槽を回りながら上に登れるようになっている。
下の方には大きなハタが無表情で泳いでいる。

ハタ

表情が変わらないながら、無表情と言うよりなんだかとても不満そうな顔つき。
バンコクのスーパーや市場の魚売り場でもときどき見かけるし、食べるとおいしい魚ではある。

そして水槽の上の方にはサメが泳いでいた。

サメ

水槽の周り昇りつめたら、そこから先は工事中で先へ先へ進めず、またもと来た裏口へ戻ることになる。

遊泳禁止

この水族館裏にも長くなかなか素敵な海岸があり、砂浜もきれいであったが、残念ながら遊泳禁止区域らしい。
この水族館周辺はさまざまな施設があり、海水浴場として開放したらもっと人気も出そうな気がするが、遊泳禁止にするにはきっと何か事情でもあるのだろう。

駐車場わきで切り売りのパイナップルを買って食べる。
20バーツであったが、酸味がほとんどなく、柔らかく甘いパイナップルで、パイナップル特有の筋張ったところもないとてもおいしいパインだった。
次に再びプラチュアップキリカンの市内へ戻る。

鏡の山
この写真は前日に撮影したものであるが、カオ・チョン・クラヂョクという頂上に丘である。
このカオ・チョン・クラヂョクとはタイ語で鏡の山という意味で、1988年に発行されたAPA PUBLICATIONS(HK)のInsight Guidesという洋書のガイドブックの中にある写真の一枚がこの丘の頂上で女性がノートを広げているものがあった。このガイドブックではプラチュアップキリカンについてほんの少ししか紹介されていなかったが、この写真は眼下に砂浜と海岸線を望むなかなか素晴らしい写真であった。
せっかくプラチュアップキリカンに来たからには、そんな景色を実際に目で見てみたい。
崖の上に腰かけてノートを広げていた女性はジーンズ姿だったが、学生だったのだろうか、、などと考えながら鏡の山に向かう。

395段

鏡の山は市内の真ん中、市庁舎のすぐ真ん前にそびえている。
そして396段の階段を昇っていくことになる。
あいにくの雨だけど、階段を上り始める。

市内ビーチ

途中まで登って振り返ると、なかなかいい眺め。
曲線を描くビーチと長い桟橋、そして海面にはたくさんの小舟。
昨日この海岸線沿いにたくさんのシーフードの店が並んでたっけ、、
岬の裏側はマナオビーチ。
軍の滑走路も見える。

サルゲート

長い階段を雨に打たれながら上り詰めたらサルの大群が頂上を占拠していた。

パゴダ

黄金色に塗られた小さな仏塔もサル山と化して、子ザルたちが我が物顔で駆け回っている。

風景

女学生が崖のふちに腰かけ、背後に見えていた海岸線の景色はこの景色だった。
蛇行し、河口付近で海と並行してから流れ込む川、
岬の先に並ぶ丘、
確かにこの景色だったはず。
しかし、当然ながらノートを開く女学生は見当たらない。
彼女ももういい年になっていることだろう。
そして、女学生の代わりにサル
サル、サル、サルだらけ。

サルだらけ

憧れの写真の現場に来て時の流れと現実を肌で感じ取って納得したので、階段を下る。

下から犬が雨に濡れながら階段を昇ってくる。
犬猿の仲というものの、こでは多勢に無勢、犬はサルに遠慮しているようにも見える。

下り坂

車の中でネコは待ちくたびれていただろう。
市内で昼食にクオッティオを食べたら午後2時を回っていた。
風邪気味に加えて雨に濡れ、ペッチャカセム通りをバンコクに向かって北上する道のりが随分と長く遠く感じた。
バンコクに着いたらもう夜8時、いやはや、疲れました。

| https://chiangmaikk.com/blog/index.php?e=15 |
| | 02:33 PM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑