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2023年、新しい年の始まり
1月20日(金)、ピサヌロークのワットチャンタワンオーク裏にあるバーンミースコーへ移ってくる。
つまり、ここに生活の拠点を置くことにする。
一年数か月前まで住んでいたところであるが、以前住んでいた部屋は他の人が住んでるということなので、別の部屋へ入った。
以前の部屋も狭かったが、今度の部屋はそれよりも二割くらい狭い。
冷蔵庫は半分くらいの大きさしかなく、机やイス、クローゼットやハンガーもない。
部屋にあるのはベッドぐらい。
それでも、部屋に窓があるのが気に入った。
他の空き部屋はどれも部屋に窓がない。
タイの人は窓などなくても気にならないのだろうか。

部屋
[バーンミースコーの部屋]

バーンミースコーは以前住んでいたのだけれど、快適な生活空間だったとも言い切れなかった。
西日で暑いし、廊下などの共通部分の掃除はされていないし、かといって家賃が安いわけではない。
ときどきビサヌロークへ出張してくるたびに利用してきたリタイゲストハウスも、月決めの家賃は同額か少し安いくらいで、しかも部屋の掃除もしてくれる。
オフィスへも近いし、車の駐車場もある。
でも、バーンミースコーにしたのはネコとの思い出があるから。
そして、ここにはここで飼われているネコたちがいて、ネコが身近だということ。
まだ今日はここに入って三日目だけど、またそのうちにここでの不便さがネコのアドバンテージを上回ってくるときも来るだろう、そうしたらまた別に部屋を探せばいい。

クリスマスパーティー
[ピサヌロークのスタッフとクリスマスパーティーをトップランドホテルで行う]

2023年になったわけだけれど、大みそかの晩は、夜9時過ぎにはベッドに入って寝てしまった。
タイ東北部やちょっとだけラオスへ行ったりして、12月31日の朝にバンコクへ戻ってきたので、疲れと寝不足があった。
日付が変わる深夜零時に外から打ち上げ花火が上がる音が響いてきたけれど、うるさいなぁぁと思うだけで、見ようともせずまた眠ってしまった。

凱旋門
[ビエンチャンの凱旋門]

年明けはその代わり早起きをして、ジョギングなどいつも通りの朝を迎えた。
朝食には2週間前に一時帰国したときに買ってきた餅を使って雑煮を作ろうとしたが、買ってきた餅がことごとく緑色にカビが生えていた。
日本ならこの時期は寒い冬だし、カビもそんなに生えないのだろうけど、やっぱりタイは暑いので、カビも良く繁殖するようだ。
切り餅の表面をカビもろとも削り取ったら、餅の大きさが半分くらいに小さくなってしまった。
なので小さくなった餅を4つ入れて雑煮を作って食べる。
お屠蘇にも、飲み残しの日本酒を飲む。
正月の三が日は仕事もないので、アパートの部屋の中でダラダラと過ごす。
そして、早く餅を食べきってしまわなくてはならないと、餅を食べ続ける。

クジラ岩の夜明け
[年末ぎりぎりまでツアーがあり、クジラ岩での日の出も見た]

1月3日に車を運転してピサヌロークに入る。
ピサヌロークへ向かう道は問題なかったが、上り車線は大渋滞になっている。
これまでコロナで移動制限があったりして、正月でも規制できなかった人が一気に動き出して、そして帰ってきているのだろう。

ピサヌロークの町に入る手前の整備屋でオイル交換をする。
1万キロごとの交換ということになっているが、もうだいぶオーバーしてしまっている。
オイル交換をしていた整備士がタイヤにトラブルがあるという。
一緒に確認してみると、タイヤの側面にタンコブのようなモノができている。
整備士によると、何かに乗り上げたり、ぶつけたショックでタイヤの中のワイヤのようなモノが切れてしまったのだろうという。
このまま放置すると破裂することもあるという。
タイヤを交換すべきと言うんだけれど、このタイヤは2年前に交換したばかり。
まだそれほど走っていないし、溝もすり減っていない。
タイヤは一本が3千バーツほどらしいけれど、一本だけの交換は、バランスが良くないから4本全部交換すべきと言う。
走行中にタイヤが破裂したら事故の元だけれど、整備士が言うには、前輪の破裂は危険だけれど、後輪なら破裂しても大きな事故にはならないはずと言うので、タイヤのローテーションだけをしてもらう。
時限爆弾を抱えたような感じだけれど、スピードさえ出さなければ、何とかなりそうな気もする。

塗装
[ラビットスクーターの一部の板金塗装をしてもらったが、塗装仕上がりの満足度は低い]

1月10日の夜からはまた日本へ向かう。
いつも通りの台北経由の中華航空。
台北で仮眠して、翌朝はラウンジからネット経由で会議に参加。
このラウンジのネットは時々切れるので、熱弁ふるってても一人芝居になっていたりしていた。
それと会議ということなのでラウンジにいるにも関わらずビールも飲めなかった。

成田へ向かうフライトでは伊豆半島の沖上空から小さく富士山が眺められた。
12月の時は飛行機が満席だったけれど、今日は空席が目立つ。
そして、成田に着いたらもう日が暮れていて、1日がとっても短かったような気がする。
さて、成田の空港では、先月トラブルがあって飛行機に載せられなかったラビットの燃料タンクは無事に空港側から返却してもらえた。
あの時の航空会社係員には感謝でいっぱい。

富士山
[遠くに頂上を見せている富士山]

今回の一時帰国の目的も銀行での手続き。
朝から自転車をこいでひばりが丘の銀行支店へ行く。
銀行の人たちも親身になって対応してくれるのはうれしいのだけれど、銀行のルールと言うのはなかなか厳しくて、いつでも連絡の付く電話番号を登録しなくてはならないらしい。
しかも、登録できるのは日本の携帯電話番号だけ。
タイの携帯ではだめなわけで、仕方なくひばりが丘駅周辺の家電量販店や携帯電話を販売店を軒並み訪ねてみたけれど、タイのようなプリペイドの簡単なSIMはないと言う。
しからば、仕方ないので携帯電話の契約をして、SIMを買おうとしたのだけれど、こちらも販売員が熱心に手続きを進めてくれたのだけれど、最後の身元確認書類で味噌が付いた。
マイナンバー、運転免許、健康保険などの書類でなくては身元確認できないという。
パスポートの場合は、ほかに住民票を添付しなくてはならないらしい。
まったくルールがやかましすぎる。
最終的に、手続きはまた来月に持ち越し。
来月24日にアポイントを取り付ける。
これで結局半日潰れてしまう。

午後からはラビットの補修作業。
先月はスパークプラグがかぶるだけで、プラグを磨けばエンジンは一瞬回り、またすぐ止まりの状態だったけれど、こんどはまるでエンジンがかからない。
スパークがかぶるということは、キャブレターの目詰まりか何かのはずで、キャブレターをガソリン洗浄してやる必要がある。
ガソリンはもともとラビットスクーターのタンクに入っていた古ガソリン。
ガソリンは茶色く変色しているのは、もともとオイルの混ざった混合ガソリンということもあるけれど、錆が大量に混じりこんでいるため。
こんなガソリンだからキャブレターも目詰まりを起こすのだろう。
しかし、この汚い古ガソリンではどうも洗浄したことにならなかったようだ。
キャブレターを組みなおしてエンジンに取り付けてみたけれど、やっぱりエンジンはかからない。
キレイなガソリンを買いに行かなくては。

ラビット修理
[気長に修理するしかない]

手にガソリンタンクをぶら下げて、ガソリンスタンドまで歩いてガソリンを買おうとしたけれど、ガソリンは売ってもらえなかった。
車やバイクに給油することはできるけれど、それ以外のタンクとかへの給油は消防法で規制されているのだそうだ。
ここでも日本のルールの厳しさに立ち往生。
ならば、ラビットにタンクを取り付けて、押して来れば、不動車には給油してはならないという規制はないらしく、ガソリンを売ってもらえるようだ。
しかし、もう時刻は3時を回っている。
もう少ししたら暗くなり始めてしまい、作業はできなくなってしまう。
もはやこれまで。
本当は日が暮れたら銭湯へ行きたいと思っていたのだけれど5時からまたネットで会議に召集される。

日本での3日目、朝からラビットの補修を再開。
12月と比較して、車体の錆がより深刻になってきている。
シート下のボディー鉄部は、錆が深くなりすぎて穴がたくさん空いてしまっている。
このまま放置はできないけれど、板金屋にでも持ち込まないと、とても素人には手に負えなさそう。
ネットのオークションなどを見ると分解されてバラバラの部品となったラビット残骸が売られていて、その中には私のラビットよりずっと程度の良いボディーが1万円くらいで出ている。
それを買えば簡単だけれど、でももともとのラビットをなるべくそのままで復活させてやりたい。
タイなら仕上がりに問題はあるにしろ板金など簡単にやってもらえるけど、今の日本ではコツコツと板金修理してくれるところは少なさそうだし、値段も張りそう。
昼から1時間ほどまたネットでの会議参加のために作業を中断する。
燃料タンクを取り付けたラビットを押してガソリンを200円分だけ買ってくる。
100円ショップへも行って小さなスポイトも買ってくる。
スポイトでキャブレターの中の小さな穴へガソリンを吹き付けて洗浄する。
丁寧に何度もガソリンをピュッピュと吹きかけて、ゴミもだいたい出てこなくなったところで組みあげ。
最初はなかなかエンジンがかからなかったけれど、しばらくしたら快調にエンジンが回るようになった。
でも、連続して回るのも1分が限度。
ガソリンタンクに取り付けるフューエルコックがダメになっているので、タンクからのガソリンを引いてくることができず、キャブレターにはスポイトでガソリンを送り込むという苦肉の策。
そのため少量のガソリンしか補給されないのですぐにエンジンが止まってしまう。
しかし、これでエンジンだけは復調できそうなことが判明して嬉しい。
フューエルコックは、中のコルク部分が萎縮しており、コルクの交換が必要。
ネットで調べてみるとラビット愛好家諸氏はワインのコルクを削ったりして、自作しているらしい。
しかし、自作するにはいろいろと工具が必要なようだし、腰を据えた作業となりそうなので、ワインなら何本でも空にしてコルクを用意することができそうだけれど、自作する自信がない。

錆穴
[ここまでくると錆穴どころではない]

と、こんなことをしている間に日没となる。
スーパーでおでんセットを買って夕食とする。
セットの具材だけでは寂しいので大根と厚揚げも買って鍋に入れる。
飲み物はウイスキーのお湯割り。
日本の大根は大きいので食べきれず、半分はタイへ持ち帰ることにする。

最終日、気温はそれほど低くないのだけれど天気は良くなく、今にも雨が降りそうな空模様。
毎日欠かさ自転車でず墓参りに行ってくる。
いつ雨が降りだしてきてもおかしくない天気なので、ラビットの補修は中断してまた次回と言うことにする。

昼に高田馬場で待ち合わせて息子に会う。
雨が降っている。
大学時代によく食べたという鳥そばを食べようという。
駅から歩いて20分ほどのところにある小さいけど小ギレイな店。
店の前には傘をさして順番を待っている人が列を作っている。
もともとラーメン屋でラーメンを食べると言った経験は久しくない。
ラーメンが好きではないというわけではなく、インスタントラーメンを食べれば満足してしまうタイプなので、何百円もするラーメン屋のラーメンなどもったいなくて注文する勇気がないだけ。
しかも、この鳥そば、一番安いものでも千円を超えている。
自分ひとりだったら絶対敬遠してしまうはずだ。
味の方は、スープに鶏の脂を強く感じた。

成田から台北へはプレエコノミーと言うシートへ案内された。
普通のシートより少し広いし、座り心地も悪くない。
しかし、隣の席とを仕切るひじ掛けが上げられないのは、ちょっと残念。
隣も空席なのでゴロリと横になりたいところだった。

機内
[座っている分には快適]

帰りも台北の空港で夜明かし。
ラウンジは朝5時半からの営業で、6時過ぎにはバンコク行き便の搭乗開始だから、ラウンジで朝粥くらいしか食べられないなと思いながら仮眠を取っていた。
深夜でも便の発着があり、アナウンスが流れてくるけれど、気にせず寝ていた。
少しずつ周囲が騒がしくなり、腕時計を見たらば5時半を少し回っている。
そろそろラウンジへ行くかと、起きだして、ラウンジに入りそのままトイレへ入ってしゃがみこんだ。
そはたらアナウンスで私の名前を呼んでいる。
どうも去年から飛行機に乗るたびに呼び出しを喰らっている。
さて今回は何だろうと思って受付カウンターへ行ったら、もうバンコク行き便のファイナルコールだから急いでゲートへ行くようなと言われた。
なんだ、まだ搭乗開始時刻まで30分くらいあるはずなのに変だなぁと思いながらも、ゲートへ向かって歩いていたら大変な失態に気が付いた。
腕時計はタイ時間のまま。
タイと台湾には1時間の時差があるので、当然もう搭乗完了していなければならない時刻。
これは寝ぼけているからなのだろうか?
最近は物忘れがひどくなり、自分でもなにボケてんだろうと思うことが多くなったが、ここまでひどくなっているとはショックである。

バンコクへ到着して、日曜日ではあるけれどオフィスへ行って仕事をする。
翌日からチェンライ支店に東京の本社から監査が入るので、その準備と対策をしなくてはならない。

で、明けて月曜日。
朝5時前にタクシーに乗って空港へ急ぐ。
チェンライ行きの飛行機は6時半発。
空港はこんな早朝と言うのにすごく混雑している。
タイ人と同じくらいたくさんの西洋人観光客がいる。
手荷物検査も長い列ができていて、またもやファイナルコールで急き立てられる。

チェンライには2泊3日の滞在で、監査では大きな問題も指摘されずに済み、次の目的地のピサヌロークへバスで向かう。
いままでチェンライからピサヌロークへはキンダムツアーと言う会社のバスを利用していた。
このバスはチェンライの出発が午前8時。
しかし、今回はそれより一本遅いウィンツアーというバス会社のバスを利用してみた。
キンダムツアーより運賃が100バーツ以上も安い。
更にうれしいことに、キンダムツアーでは立ち寄らないピサヌローク市内のバスターミナルが終点となっている。
いままでキンダムツアーを利用してきて、郊外のバスターミナルで降ろされ、そこで長い時間ソンテオを待つか、タクシーを奮発しなくてはならなかったけれど、ウィンツアーだと市内のバスターミナルへ行ってくれるので、費用的にも、さらにうれしい。
チェンライからピサヌロークまで所要時間は7時間半ほどであった。

そして、ピサヌローク3日目にしてバーンミースコーへ落ち着くことになった。
ここで、良かったと思えるのは、やっぱりネコたちがいるということ。
夜になると部屋に遊びに来てくれる。

1月23日は誕生日。
ピサヌロークのスタッフからメモ帳などのプレゼントをもらうがパーティー費用は私が負担のタイルール。
安上がりに抑えるためにまたまたトップランドホテルのブッフェ・ディナー。
4人で860バーツ也。
食べ物も値段相応だけど、満腹にはなった。
そして59歳になった。

ワットチャンタワントク
[ネコを焼いてくれたこのお寺が近くにあるのも部屋を選ぶポイントだった]

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| 日常 | 01:30 PM | comments (0) | trackback (0) |

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