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一時帰国 ラビットスクーター燃料タンク錆び落とし
7月10日(水)~14日(日)

またまた中華航空での一時帰国です。
帰国目的と言えるものは大してないのですが、今回は帰国中にラビットスクーターの燃料タンクに溜まったサビを落としてしまいたいと考えています。
そのため、前回一時帰国した時に「花咲かG」なる燃料タンクのサビ取り剤も購入してある。

花咲かG
[バイクショップで購入しておいた錆び落とし剤]

で、今回もいつもと同じ便をマンネリで予約してあったのだけれど、5月の終わりに中華航空からメールが届いて、予約していた便の欠航が決まったので、次の便になったと知らせてきた。
結構になったのはバンコクから台北まで。
そして、振り返られたという便と新しい予約のスケジュールが届いたのだけれど、台北から成田への便の変更はされておらず、変更された便で台北に到着した時には、既に乗継便は飛び去った後のスケジュールとなっている。
そのことに気づいて、先月札幌へ行くときに、中華航空のカウンターで「大丈夫か」と確認したら「マイペンライ、ノープロブレム」と言われて、余計に心配になってしまった。
結局、札幌滞在中に日本の予約センターへ電話をして、乗継便も後ろにずらしてもらったが、本来の規定からすると乗り継ぎ時間が足りないのだとか、、。
さて、実際に中華航空がどんな対応をして見せるのか楽しみでもあり、不安でもあった。

出発便が11時発と遅くなったことで、アパートを出るのにも余裕ができた。
バンコクの空港までの行き方を変えて遊んでみる。
タクシーに乗れば、簡単で早いのは当然。
いつものようにエアポートリンクのラムカムヘーン駅までバイタクという手も悪くないのだが、今回は余裕があるので、アパートから30分ほど歩いたところにある国鉄クロンタン駅まで出て、そこからバーンタプチャーン駅まで汽車に乗り、バーンタプチャーンでエアポートリンクに乗り換えることとした。
金額的にはとても安いが、乗り換えの不便と、徒歩30分というオマケまでついてくる。
しかし、これが私には面白い。

通勤時間帯ということもあり、クロンタン駅までの狭い路地には車がぎっしり詰まっている。
歩道なんて確保されてないから、路肩ギリギリまで車が渋滞で止まっている。
そのためキャリーバックを引っ張って歩くのに苦労した。

駅では15分ほど汽車を待つ。
クロンタンからバーンタプチャーンまでたったの2バーツである。
遅れてきた汽車は4両編成のディーゼルカー。
平日の下りということで、座って乗ることができた。
もう、このへんから旅しているムードになれるのがうれしい。

2バーツの切符
[たった2バーツの切符]

ディーゼルカーの車内
[朝の下り線なのでノンビリムード]

バーンタプチャーンは小さな駅で、少し離れたところにエアポートリンクの駅がある。
タイはこうした電車の乗り換えとか、構造的にほとんど考慮されていない。
地下鉄とBTSの乗り換えなども、どうしてこんなに不便なのかと思う。
しかし、旅している気分なので、ちょっとくらいの不便も楽しく感じられる余裕がある。

バンコクから台北までのエコノミークラスは8割くらいの搭乗率。
いつもの指定席である8Dが確保されてて、また私以外一列丸々空席のままとなっているのも、くつろげてうれしい。
機内食はタイ風のカレーと切り干し大根。
タイでも切り干し大根はよく食べられていて、お粥のオカズに添えられていることも多い。

タイ料理風の機内食
[プリック・ナムプラーがほしいところです]

さて、問題の台北での飛行機の乗り継ぎ。
規定時間を満たしていないと言っても、乗り継ぎ時間は40分ほどある。
ターミナル間の移動もあるけど、ギリギリという感じはしない。

飛行機から降りたところに係員が待っていて、乗継便のゲートまで誘導してくれた。
カートではなく徒歩での移動であったが、スムースに動けたので、余裕で乗継便の機内へ入ることができた。
これもまた指定席の8D。
ただし、こんどは搭乗率が3割程度しかなくガラガラ。

乗継シール
[こんなシールを貼られて空港内を移動]

11日は朝からラビットスクーターの燃料タンクを取り外す作業を行う。
すでに何とか取り外してきているので、手順は簡単。
タンクに残っているガソリンを抜き取り、ボテイィーを固定しているボルトを外し、タンクを下ろす。

タンク内のサビもひどいが、車体のサビも半端ではない。
これも早めに対策を講じないと、、、。

ラビットスクーター分解
[製造後50年以上経過してます]

花咲かGの説明に従って、中性洗剤でタンク内を洗浄。
その後、お湯を入れて10%に薄めたサビ取り剤をタンクに注入。
密閉したつもりのタンクかサビ取り剤が漏れ出す可能性があるので、作業は台所の流しで行う。

錆び落とし作業
[シンク台にすっぽり]

しかし、サビ取り剤を注入し終わってしまうと、後はもうひたすら待つだけ。
24時間以上かかるそうだし、酷いサビには、もっと時間をかける必要があるらしい。
最大2週間とあるけれど、一時帰国の時間は限られている。

午後からは雨となって、ラビット関連の他の補修作業もできなくなってしまう。

夜は長男の優泰が来て、商店街の中の寿司屋で夕食を共にする。
いい気分で飲み過ぎてしまった。
カード払いと言うのは、金銭感覚を鈍らせてしまうようだ。

留守番ネコ
[ネコはちゃんと留守番しているようだ]

12日は父親と会う。
小雨が降る中、約束の志木駅までバスに乗って出かける。
昼食を一緒に食べるだけのことであるが、志木あたり昔は川魚が良く取れたそうで、明治時代から続くという川魚料理専門店でごちそうになってしまった。
食べたものは土用丑の日も近いので、あちこちに「うなぎ」の幟やポスターが貼ってあるからか、うな重となる。
他に鯉の洗いもいただく。

残念ながら、うなぎは100年以上続く老舗料理屋とは思えないくらい脂の乗りの悪い、かわいそうなウナギであった。
資源としてのウナギが減っているというから、贅沢も言えないが、こんな「土用丑の日」みたいな習慣などやめてしまえば、ウナギもまた増えてくるのではないだろうか。
それに、まだ梅雨も明けていないので、ウナギのパワーで夏を乗り切ろうという感じにもなれない。
鯉の洗いは、川魚専門店だけあってとても美味しかった。

自分がどこにいるのかもよくわからないが、雨も上がったので、バスに乗らず歩いて帰ることにする。
南に向かって歩けば清瀬に行きつくだろうし、清瀬までくれば、後は道がわかる。

ヒバリがなく畑の中の土の道を歩くのは、何十年ぶりだろう。
川沿いの道や、雑木林、なかなかいい感じである。
川越街道だけはトラックが多くて、今一つだったけれど、それ以外は何十年も昔、子供の頃に見た光景の中に戻ったような感じがした。

16キロも歩いてた
[ずいぶんと歩いたもんだ]

13日
ついにサビ取り48時間が経過した。
サビ取り剤を抜いてみる。

タンク内部を乾燥される
[掃除機を使ってタンク内部を乾燥させる]

この花咲かGでのサビ取り体験をした人のブログを読んだことがあるが、タンクから出てくるサビ取り剤は、ドロドロに汚れてたけど、タンクの内部はピカピカになっていたというものばかりであった。
それを期待していたけれど、タンクから出てくるサビ取り剤は半透明のまま。
キレイでサラサラ。
あれれ、話が違うじゃん。
サビ取り剤を抜き取った後のタンクの中をのぞいたら、まだまだサビが浮いている。
でも、もうやり直している時間はない。

タンクの底にはまだ錆びが
[タンクの底のサビはまだ取り切れていないみたいだ]

お昼に「こばやし」のカツ丼を食べる。
慣れ親しんだ味だから美味しく感じるのか、それとも先日タイの田舎で食べたカツ丼があんまりおいしくなかったからか、ここのかつ丼がやたらと美味しい。
でも、ひとつだけ残念なのは、私が昔食べたのは、いつも出前で、店で食べたことはなかった。
その出前のカツ丼など丼物は、丼に蓋が付いていて、この蓋を開けたときにプワーンと、甘辛いタレの香りがたまらなく食欲をそそったものである。
しかし、お店で食べるときには丼に蓋が付いてこない。
このプワーンがないのがちょっと寂しい。

カツ丼
[天下一品、こばやしのカツ丼]

午後には燃料タンクをラビットスクーターに装着して試験走行に出かける。
少しエンジンのスタートに手間取ったけれど、あとはちゃんとガソリンが流れているようでエンジンの回転も安定している。
しばらく走っても、燃料詰まりなどによる不調は感じない。

ラビットスクーター
[とりあえず、燃料詰まりもなくなった感じ]

そのまま東村山方向へ走り、多摩湖のあたりを走ろうとしたが、昔おとぎ電車と言ってた山口線の線路沿いの道は二輪車通行禁止になっていた。
しかたなく裏山の住宅地を迂回して、新青梅街道で田無、保谷へと走ってみる。
燃料は問題なくなったようだけど、エンジンの点火が良くないようで、信号待ちで停車するとエンジンが止まったりする。
きっと点火プラグがダメになっているのだろう。
それにケーブルからの漏電も考えられる。
次の一時帰国の時にはプラグを交換してみることにしよう。

カナブン
[多摩は自然が残っている クヌギの樹液にあつまるカナブン]

14日
タイへ戻る日。
今日も朝から雨が降り続いている。
ドンキホーテで食料品を買い込んで、キャリーバックが二つになってしまった。
ふたつもあると、かさばるし、やっぱり重たい。

買い込んだ食料品のうち、かさばっているのはピサヌロークのスタッフ向けの土産。
いつもはチョコレートとかでごまかしていたけど、今回は美味しいパスタを食べさせてやろうとレトルトのソースや輸入物のパスタを仕入れている。

日本橋からの東京シャトルの成田空港行バスは満席であった。
事前に予約をしてあったので、乗車には問題なかったけど、バスの車内はぎっしりとなった。
座席も狭いのでちょっと窮屈。
雨のためか京葉道が少し渋滞して、予定より遅れて成田空港到着。

成田空港
[台北までの機材はエアバス350]

成田から台北までの飛行機も満席であった。
プレミアムエコノミーの最前列なので、満席でも狭苦しいということはなかったけれど、やっぱり満席だと若干の圧迫感は感じる。
機内では音楽プログラムの「ニッポン・ゴールド」を聴いていたが、今回もキャンディーズはエントリーしていなかった。
私が知っている曲は本田美奈子の86年のマリリンだけであった。

台北では台湾に入国して南崁へ行く。
雨が降っていたら、そのまま空港で寝ていようと思ったのだけれど、雨は降っていなかった。
日が長い季節なので、ターミナルの外へ出てもまだ明るかった。
いつもと同じルートで南崁の街を歩く。

黄昏時
[黄昏時の南崁]

鍋の店が以前より増えているようだけれど、台湾の鍋は独特だと思う。
看板は日本の鍋や韓国の石鍋がイメージされているのだけれど、どこの店も、鍋は個人鍋である。
テーブルで一つの鍋を囲んで食べるのではなく、各自が勝手に小さな鍋で食べるタイプである。
タイでもタイスキやムーガタはあるけど、個人鍋と言うのはあまり聞いたことがない。
しかし、タイでも個人鍋なんかはやりそうな気がする。

台湾の鍋料理食堂
[以前のツアーでも石頭火鍋は人気だったが、あれは個人鍋ではなかった 今はどうなんだろう]

市場で台湾うどんを買い、スーパーで冷凍餃子を仕入れる。
冷凍食品をたくさん買い込みたいけど、ピサヌロークの冷蔵庫は性能悪くて、冷凍食品が解けたりするし、それに冷凍室自体がすごく狭いのて、ほとんど入らない。
即席麺とかお米なんかは、タイより高いのは当然としても、日本よりも高めな感じがする。

台北からバンコクへのフライトは空いていて空席も目立った。
飛行機に乗り込んだ時は、私の8Dの席の列や、すぐ後ろの席などすべて空いていたのだけれど、飛行機の扉がしまったとたんに、後ろの団体席からタイ人が大挙して私の席周辺に移動してきた。
LCCではないから、席の移動は自由なんだろうけど、あんまり喜ばしくない。

牛肉湯麵
[台北の空港ラウンジで牛肉を抜いた牛肉湯麵をいただく]

未明のバンコクに着陸し、入国審査場に急ぐ。
しかし、入国審査場は長蛇の列で、並ぶことさえ拒否されて、その先にある別の入国審査場へ回れと指示される。
でも、当然ながらそちらも長蛇の列。
むしろ最初の審査場より混雑しているくらいだ。
こんなのに付き合っていたら1時間かかっても通過できそうにないので、前回の北海道旅行の時にもらって使わずにとっておいた優先レーンのカードを使ってみることにした。
こちらはガラガラで、前に一人並んでいるだけであった。

で、どうした具合かわからないが、入国スタンプと一緒に優先入国カードを返却してくれた。
これでまた次の機会に使えそうだ。
なお、空港からアパートまで乗ったタクシーはアパート近くの交差点でエンコしてしまいエンジンがなかなかスタートできなくなってしまった。
そのまま降りて歩こうかとも思ったが、荷物が重いので、ボンネットを開けて修理している間もエアコンの止まった車内で待つこととした。

タクシー故障
[ボンネットを開けて修理するタクシー 待ち時間でもメーターは回る]



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| 日常 | 08:07 PM | comments (0) | trackback (0) |

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