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ウタイタニ・サモートーン温泉
2月13日と14日の2日間で、サモートーン温泉までネコを連れてドライブしてきた。
サモートーン温泉はウタイタニ県にあり、バンコクから大体300キロ程北西に位置する。
過去にも訪れたことがあり、今回で4回目くらいになるだろうか。
タイの温泉の中では、なかなか気に入っている温泉である。

ウタイタニへドライブ
[ウタイタニへのドライブ]

このところ夜になると蚊が多くて、よく眠れないので睡眠不足気味。
アパートの部屋では蚊取り線香を一度に4つも焚き、電気香取も付け、プーンと蚊の羽音が聞こえたら盛大に殺虫剤を撒き、全身に虫よけローションを塗りたくっているのに、ちょっとウトウトするとすぐに2、3か所くらい蚊に食われている。
当然かゆい、痒み止めの軟膏を塗る。
こんなことを一晩中繰り返しているから睡眠不足になる。
アパートは湿地に囲まれていてもともと蚊が多い。
そこへもってきて、最近はアパートの隣に建設現場で働く出稼ぎ労働者たちの大規模なバラック風宿舎ができて、それまで人より野良犬の方が多かった環境が、一気に人口過密エリアになってしまった、
つまり、蚊たちにとっては湿地と言う理想的な居住環境とバラックで無防備な労働者たちと言うまるで食べ放題のような環境により大発生しているのだろうと推測している。
さらに私自身も、無防備である。
窓を閉めて、エアコンをつけるとか、せめて蚊が入ってこないよう窓や戸をしっかり閉めれば良いのだけれど、夜中にネコが屋上へ遊びに行けるよう、部屋の扉は開けっ放し、ベランダへも出れるよう窓も開けっ放し、暑いので私もパンツ一丁でいるなど、完全無防備。
蚊取り線香や殺虫剤くらいで、少しくらいの蚊を追い払っても、後続部隊は次々にやってくる。
まさに203高地の様相である。
しかも、蚊は世代交代も早く、蚊取り線香や殺虫剤の利かない、耐性を持った蚊たちが増殖している可能性がある。
虫よけローションも寝汗で流れ落ちてしまう。
打つ手なし。

そんなわけで、寝不足気味の状態で運転するのはどうかと思い、朝起きてから二度寝をする。
そして目が覚めたらばもう10時過ぎ。
面倒だから、もう行くのやめようかとも思ったくらいだけど、10時40分にネコを車に乗せて出発することができた。

バンコクからまずはスパンブリーを目指す。
距離にして100キロ少々。
チャオプラヤー川を越えると、道路に沿って高架橋が続いている。
どうやら近々開業予定のパープルラインと思われる。
日本製の電車が走るそうだが、当面は既存の地下鉄とかに接続する駅などがないので、交通システムとしては不完全な存在に思われるが、駅などの施設は随分とお金をかけて不必要なほど大きなものを作っている。
新しく電車が通るので沿線の開発も活発なようでコンドミニアムや分譲住宅、商業施設がたくさん作られている。
高架鉄道橋はアウターリンクのバーンブアトーンあたりまで続いていた。
バーンブアトーンは終戦直後、当時在留日本人の強制収容所があった場所。
当時ここに収容されて苦労された方々が、もうじきこのあたりに日本の電車が開通すると聞いたらさぞかし感慨深いものがあることだろう。

バーンブアトーンを過ぎると、風景は一気に農村になる。
田んぼが広がり、クロンと呼ばれる運河が走っている。
道沿いでは活エビを売る露店が続いている。
このあたりで養殖でもしているのだろうか。
また、海老だけではなく、野ネズミや野鳥のあぶり焼きを売る屋台風の露店もある。
変わったところでは焼き蛇なんてのまであった。
タイの人たちも中国人に劣らずいろんなものを食べるようだ。

沿道の露店
[沿道の露店では活エビだけではなく、野ネズミや野鳥のあぶり焼も売っている]

スパンブリー県との県境近くに、サパン・クロン・イープンと言う橋を渡った。
時速80キロくらいで走っているので、読み違いもあったかもしれないが、和訳すれば「日本運河の橋」と言うことになる。
つまり、この橋の下を流れている運河は日本運河と呼ばれていることになる。
いったい日本とどんな関係があるのだろう。
スパンブリはアユタヤ王朝時代に、いく度も隣国ビルマとの激しい戦場となった土地である。
当時のアユタヤには日本人の傭兵部隊もあったそうだから、そうした日本人たちが活躍でもしたのだろうかと想像してみる。
が、あとで調べてみたら、日本とは何ら関係のないことが判明。
この運河を掘った人の名前が訛って、それがイープンになったというだけのことらしい。

スパンブリ市内にはバンハーン・タワーと言う展望タワーが聳えている。
バンハーンはスパンブリ出身の有力政治家で、その地元に展望タワーを作ったわけだが、
このあたりは市の中心部が市街地である以外、周囲は田んぼが広がっているだけである。
遠くまで見渡しても田んぼばかり、何か特別な景色が広がっているわけではない。
以前に一度登ったことがあるが、入場料を払ってまで登るほどの感じではなかった。
タワー内部では、田舎臭い土産物を売っていた。
土産物と言っても、特産品と言うより、衣類とか雑貨などが中心だった。

スパンブリのタワー
[スパンブリのランドマーク、バンハーン・タワー]

そのスパンブリのタワー近くで昼食にする。
中華麺を食べされる店で、特にアヒルのローストを使った中華麺が自慢らしい。
私も緑色の中華麺にローストダックの入ったバミーヨックペットヤーンの大盛を注文。
なるほど看板料理だけあって、肉も柔らかくおいしい。
しかし、血を固めたゼリーが入っていた。
これは得意ではないので、避けて食べる。
飲み水は無料だが、氷代として1バーツかかり、会計は41バーツ。

支払う際に、壁際のメニューを見たらアヒルのバジル炒め載せライスがあった。
これはちょっと珍しいので、もう空腹ではないけど一皿注文してみた。
アヒル肉はやはりローストしたものを小さく刻んであり、ローストに甘みが浸みている。
不得意なニンニクを避けながらいただくが、これもなかなか美味しい。
こちらも40バーツではあったが、この内容でこの値段、もしバンコクだったら大繁盛することだろう。

アヒルのバジル炒めライス
[ローストダックとバジルの相性がグッドでアロイ]

昼食を終えて、ちょっと食べすぎて苦しくなりながらも、午後1時過ぎスパンブリを出発。
ガソリンスタンドに立ち寄って給油。
1リットルが21.85バーツと随分と安くなっている。
30リットル少々入れても670バーツ。

田舎道を走っていると、ラウダ航空遭難慰霊碑の案内があったので立ち寄ってみる。
ラウダ航空の墜落事故から20年以上が過ぎており、この事故のことを覚えている人も少なくなっているかもしれないが、慰霊碑の周りは小さな公園のようになっていた。
また墓守のように、住み込みでこの慰霊碑を守っている人もいるようだ。
しかし、ここに慰霊に来る人もそう多くはないのだろう。

ラウダ航空遭難慰霊碑
[慰霊碑の周りは公園のようになっていた]

慰霊碑には犠牲者の名前が彫り込まれていた。
中国系の人の名前が半分くらいを占めていた。
ラウダ航空はウイーンに向けてバンコクを飛び立ったのち、このスパンブリの郊外で空中分解を起こしたと当時の新聞に出ていた。
日本人の犠牲者がなかったからか、新聞の国際面左下の小さな扱いだったように記憶している。

1991年5月26日
[慰霊碑には遭難した日付として1991年5月26日と刻まれていた]

北へ向かって進むと、田んぼよりもサトウキビ畑が目立つようになってきた。
ちょうど収穫期にあたるようで、収穫したサトウキビを満載したたくさんのトラックに行き交う。
こぼれるくらい満載してどころではなく、実際に路面へサトウキビを撒き散らしている。
やがて広大な規模の製糖工場が見えてきた。

サトウキビ運搬トラック
[サトウキビ運搬トラックの車列が続く]

ウタイタニ県に入り、山が近づき田舎道沿いではパイナップル畑が目立つようになって、午後4時過ぎにサモートーン温泉に到着。
温泉に入る前に今晩の寝床を確保する。
温泉公園内にも宿泊施設があるが、どうせ満室だろうから、手前にあるプ・ナムローン・サモートーン・リゾートと言うところに宿をとる。

温泉リゾート
[温泉公園手前500メートルにある簡易宿泊施設]

名前こそリゾートだけど、果樹園の中にある山小屋のような施設である。
テレビはあるが、エアコンも冷蔵庫もない。
ベッドもない代わりにネットレスがあって、床に寝る形。
窓にはガラスもないが、網戸はある。
今回は温泉に入るつもりだから、部屋に風呂入らないが、大きなバスタブ付き。
ただし、お湯は出ない。
これで1泊600バーツと言うところを500バーツにしてもらう。

山小屋風
[モーテルのような、山小屋のような、、]

ベランダ
[部屋の前にはテラスがある]

山小屋の部屋の中
[部屋の中はいたって質素]

寝床を確保したので、さっそく温泉へ。
今回入浴した温泉小屋は、一回40バーツの一番小さな個室である。

個室浴場が並ぶ
[公衆トイレ風の建物に個室浴室が並ぶ]

小さくて丸い浴槽は幅が80センチくらいだろうか、深さもそのくらいあり、一人なら何とか入れるが、足を延ばしてゆったりと言うわけにはいかない。
お湯は少し薄黄緑色をしていいる。
源泉かけ流しではあるけれど、温泉の湯はかなり熱いので水でうめないと熱すぎて入れない。
シャンプーも石鹸も持参したが、風呂椅子もなければ手桶もない。
カランはないが水のシャワーはある。
洗面器ぐらいは持ってくるべきだった。

丸い浴槽
[丸い浴槽、窓から外が眺められたら良いのだけれど・・]

水を足してちょうどいい湯加減にしてドボーン。
うん、なかなかいい感じ。
この温泉、湖の中の小島のようなところに湧いていて、なかなか風光明媚なのだが、温泉に浸かりながら景色を楽しむということはできない。
窓はあるにはあるが、擦りガラスでまるで外が見えないのが残念だ。
それでも、時間制限もないようだし、貸切なので、のぼせて来たら湯から上がって、休憩したり、水のシャワーを浴びたりと好き勝手に過ごせるのもいい。
それになんと言っても天然温泉。

いい湯だ
[狭い浴槽だけど、すっぽりハマれば、極楽、極楽]

1時間少々温泉に浸かったり出たりして、十分に満足したところで、ネコと一緒に温泉公園を散歩する。
ネコの首輪にリードを付けて散歩しようとするのだが、ネコは犬のようには散歩をしてくれない。
勝手な方向へ行こうとしたり、うずくまって動かなくなったり、物陰に隠れようとしたり、結局は一緒に散歩ではなく、私がネコを抱きかかえての散歩となった。

足湯施設
[足湯施設もあり、王女も足を浸けたらしい]

金色の大仏[お寺ではないけど、黄金仏もいらっしゃる(翌朝撮影)]

夕暮れの景色がなかなかイイのです。
うっすらと湖面に靄がかかったようで、魚でも獲っているのか網を手繰っている笹船のような小さな船も浮いている。
公園内ではテントを張ってキャンプをする人もいる。
景色は良いのだが、静かではない。
カーステレオのボリュームをいっぱいに上げて、ガンガンとタイ・ミュージックを流しているグループが何組もいる。
キャンプなら、たき火を囲んでフォークギターで歌でも歌うくらいにしてほしいが、それはタイの流儀ではなさそうだ。

ネコと湖

続・ネコと湖

黄昏、湖畔の温泉
[湖畔の温泉、黄昏がきれい・・写真なら騒音は伝わらない]

今晩の夕食は公園内の簡易食堂。
海辺でもそうであったが、タイの行楽地にある食事施設の常として、メニューはタイ東北部イサーン料理が中心。
私もイサーン料理を注文。
ソムタムとコームーヤーンと言う豚のあぶり肉。
豚の首の回り、二重アゴになっている部分のお肉なので、脂分が多いのだが、炭火であぶり、辛いタレを付けて食べると酒の肴にピッタリである。
その酒はビールではなく、ホントーンと言うタイ・スピリッツ。
消毒用アルコールのような香りがして、カラメルで着色しているので、甘ったるい。
しかし、これをソーダで割って、辛いイサーン料理と一緒にいただくとベスト・マッチして大変おいしい。

イサーン料理
[イサーン料理で一人宴]

食事をしていると、公園内をウロついているイヌたちが集まってきた。
この豚のあぶり焼きの香りに惹きつけられてきたのだろう。
クンクン言いながらこっちをじっと見ている。
テーブルの上ではネコがのんびり侍っている。
なりふり構わずモノほしそうなイヌに比べると、ネコには気品があるように感じられる。
それにイヌになど少しも関心がないようだ。

イヌを無視
[ネコはイヌになど関心がないみたい]

カオニャウと呼ばれるモチ米もいただき満腹。
少しほろ酔い気味。
ホントーンの大瓶はまだ半分以上残っているので、そのまま持ち帰ることにしてお会計。
410バーツなり。

イヌ
[おすそ分けであぶり肉を何切れか上げたら、もっと欲しがって離れない]

満天の星空の下、山小屋へ戻る。
まだ、夜8時を回ったばかり。
でも、なーんにもすることがない。
もう一度温泉にでも入りたいところだが、既に温泉小屋も営業終了済み。
仕方なく、持ってきた文庫本を読んで寝ることにする。

小説ヤマト運輸
[小説ヤマト運輸、、読んでたら深夜になってしまった]

夜中、部屋にトッケーでもいるらしく、トッケー、トッケーと大きな声が部屋の中に響いた。
ネコはトッケーを捕獲しようと、真っ暗な部屋の中をときどき走り回っていた。
トッケーは捕まえられなかったようだが、ヤモリのチンチョックには犠牲者が出たようで、朝目を覚ましたら、枕もとにチンチョックの尻尾だけが落ちていた。




ジョギング
[翌朝、湖畔の堤の上をジョギング。この湖は灌漑ダムであることが判明]

朝もや
[朝靄がたなびく、静かな景色]

水牛たち
[堰の斜面に水牛たち]

テラスでのんびり
[翌朝も温泉に入りに行き、昼までテラスで文庫本を読む]

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