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近況報告 2019年12月下旬~2020年1月中旬
この一か月間、いろいろありました。
大きな出来事としては、12月31日の晩、ツアーの仕事が終わってオフィスへ戻ったら、建物の入り口、階段のところに仔猫がうずくまっていた。

しかも、ケガをしている。
車にでもひかれたのか、前足が一本ダラリとしている。
頭から背中にかけても血だらけ。
鳴き声にもあまり力がない。

放ってはおけないのでオフィスに連れて行き、スタッフに動物病院をさがさせる。
大晦日の晩でも診察してくれる動物病院を見つけて、やはりスタッフに仔猫を連れて行かせる。

やつれた仔猫
[拾った当初はこんなに衰弱してました]

前足の骨折は昨日今日のものではないそうで、すでにある程度時間が経過しており、左前脚の神経は完全に壊死して感覚がなくなっているとのこと。
また、身体のあちこちに擦過傷があり、やはり左足の擦過傷は傷が深く、化膿しかかっているとのこと。
入院はできないそうで、毎日の通院が始まる。

スタッフにでもこのネコを飼ってもらいたいが、誰も手を上げてくれない。
とりあえず、年越しの晩は我がアパートの部屋へ連れ帰ったのだけれど、うちの黒猫との相性が良くないらしく、二匹でもってフーフーと威嚇し合っている。

1月2日にはアパートに黒猫と一緒にいたら、そのうち喧嘩でも始めそうなので、仔猫は当座の避難先としてオフィスに置いておくこととする。

数日もすると、仔猫はだいぶ元気になってきた。
最初は、体重が1キロしかなかったのに、エサをモリモリ食べて、400グラムも増えてしまった。
このままオフィスへ置いておくこともできないので、誰か飼ってくれる人を探さなくてはならないのだけれど、ケガをしたままでは、里親探しもできないので、治療に専念。

オフィスの椅子を占拠
[包帯の部分の傷が深く、治療のための通院を続けてます]

ちょうど同じ時期に、バンコクの知人も大腿骨から後ろ足を複雑骨折をした猫を保護して、動物病院で手術を受けさせていた。
この仔猫も手術をしてやれば、前足が動くようになるのだろうかと、動くようになるのなら、なんとかしてあげたいと強く思うようになる。
ピサヌロークの獣医に相談したけれど、神経が壊死しているので、回復の見込みはなく、いずれ動かない足は切断手術をすることになるという。

切断手術、考えただけで悲しくなってくる。
バンコクの大きな動物病院なら、ちゃんと神経も蘇生させて、骨折も治してくれるのではないかと悩む。
しかし、バンコクでこの仔猫を預かってくれて、手術の段取りや世話をしてくれる人を探すのはとても困難。

通院治療の甲斐があって、仔猫は日増しに元気になっていく。
三本の足で、普通の仔猫と同じくらい活発にオフィスの中を走り回っている。
椅子や机にも飛び上がっていたずらをする。

当地の獣医は足の神経は完全に死んでしまっているので、99%復活はあり得ないと言う。。
もし人間なら1%でも可能性があれば、それに賭けてみるべきと考えるかもしれない。
しかし、ネコの立場で考えたら、カタワになって不自由そうではあるけれど、今はとても幸せそうにしている。

ネコには過去を思い出したり、未来を想像すると言うことがないそうだから、今を一番大切にしてあげるべきと、考えてみたりする。
仮に手術で何万バーツかかっても、そのくらいのお金なら銀行にある。
でも、そのお金を手術のために使うのがネコの幸せかわからなくなってきた。
足が復活するのが1%の可能性しかないんだったら、そのお金で死ぬまで毎日一本ずつチュールを買ってあげた方が、ネコはもっと幸せなんではないだろうか。
そんな風に考え方が変化してきた。

チュール
[バンコクの知人からチュールが小包で届きました]

1月8日から今年最初の一時帰国をする。
今回の一時帰国の目的は、ラビットスクーターの錆び落とし。
エンジンは前回までの整備でなんとか動くようになったけれど、車体のサビが目立ち、腐食して穴が開いている部分もある。
このサビを落としたいと思うのだけれど、錆び落としと言うのは、まったく地道な作業で、紙やすりでひたすらこすり落とすだけ。
それもなかなか落ちない。
深いところまで腐食している部分など、錆がパイ生地のように層になっており、剥がしていくとそのうち穴が開いてしまう始末。
特にシートの下の部分のサビがひどくて、ある程度サビを落としたら、ボコボコで、穴だらけになってしまった。
そのボコボコを埋めるべく、ホームセンターで板金用のパテを買ってきて、処理をする。
パテを塗って固まったら、また紙やすりでパテを削って表面を均していく。

シート下のサビ
[花咲かG原液を使ってもまだサビが取れない]

退屈な作業なので、気晴らしにもう一台のラビットスクーターのエンジン整備をしてみる。
前回、数年ぶりにエンジンを回したけれど、キャブレターの不調から、走らせるところまでは行きついていなかった。
今回は、乗れるようにしておきたいと思っていた。
しかし、エンジンの調子は今ひとつ。
たぶん、キャブレターの目詰まりが原因だと思うけど、エンジンがスタートすると、いきなり高回転になってしまう。
キャブレターのスクリューを回して調整していたら、ラビットが動き出してしまった。
そのまま私はラビットと一緒に転倒してしまった。
コンクリートの地面に顔面から倒れこんだために、左目の上を強打してしまった。
メガネは割れ、眉の上の皮膚は裂けて出血、内出血もあって、大きなたんこぶが膨らんでくる。
ラビットスクーターの方も、車体に傷と凹みが発生してしまった。

日本滞在中に銭湯へ行きたいと思っていたけれど、こんな顔では銭湯へ行きにくいので、家の風呂沸かして入浴し、寿司屋へ行って夕食にする。

寿司屋
[近所の商店街にある寿司屋で生ビール、ピサヌロークの寿司とは全く違っておいしい]

まったく、ラビットスクーターの整備をするはずが、酷い顔になってしまった。
翌日には内出血が重力によって降りてきたのか、瞼が大きく膨れ上がり、左目を開けることができなくなってしまった。
それでも、懲りずにラビットスクーターの錆び落としをコツコツとやる。
1月は日照時間が短くて、作業できる時間も限られている。
しかも、日が陰ってくると寒くて手もかじかんでしまう。

酷い顔
[お岩さんかこぶとり爺さんか]

1月12日に成田を飛び立つ頃には、瞼の腫れもだいぶ引いて、左目も見えるようになったけれど、まだ紫色をしており、パンチでも喰らったような顔になっている。
帰りの飛行機は満席で、しかも以前のように好きな席を選ぶのが有料となってしまったので、ちょっと窮屈なエコノミーの席で我慢してバンコクへ向かう。

お隣り
[ひとつ空いてるとはいえ、こんな方と一緒だと、圧迫感がありました]

ピサヌロークに戻ってからは、ツアーで外に出ることが多く、ウドンタニやチェンカーンなどを回ってきた。
ウドンタニの赤い睡蓮は見事であったけれど、プーロムロー国立公園のヒマラヤザクラは、すでに散ってしまっておりがっかりであった。

紅い睡蓮の沼
[二度目だけど、この景色は感動します]

オフィスで仔猫はますます元気になっていた。
動かない足以外のケガも、傷口はほぼふさがって、そろそろ動物病院通いも卒業して、飼い主探しを本格化させようと思っていた矢先、見た目ではわからないもので、血液検査の結果が出て、検査結果が良くないとのこと。
さっそく抗生剤などの注射を受ける。
そして、今後も一週間に一度ずつ検査と投薬を受ける必要があるとのこと。
里親探しは、まだ先になりそうだけど、仔猫はどんどんと大きくなっています。
大人のネコになってしまったら、貰い手をさがしにくくなるだろうと、また心配しています。

診察台
[ネコも注射は好きではありません]

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| 日常 | 12:12 PM | comments (0) | trackback (0) |

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