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海水浴列車
3月12日 日曜日

先月から仕事は忙しいままで、たまの休みの日くらいは何にもしないで昼寝でもしておきたいところだけど、せっかくの休みなのに寝てばかりと言うのも味気ない。
それに今月に入ってからというもの、運動もろくにしていないし、プールで泳いでもいない。
疲れた、疲れたでは、ただ体力が落ちていくだけだろう。

そんなわけで、強制的に出かけるように仕掛けた。
どんな仕掛けかと言うと、フアヒンのさきにある海岸まで日帰り往復する行楽列車の切符を先日買っておいた。

すでに何度も利用したことのある海水浴専用行楽列車だけれど、この1年くらいは乗っていない気がする。
特にこのところ海に行くとしたらプラチュアップキリカンへ泊りがけで行くことが恒例行事ととなっていた。

海水浴列車に乗っていれば、運転をする必要もなく、ただ座って居眠りをしていても良いわけで、誠に横着者のためにあるようなものだ。
しかも、往復切符で240バーツと格安。
一応エアコンもついている。
しかし、出発時刻が朝6時半と早いことが難点。
アパートから駅までバスを乗り継いで行くとしたら1時間以上は覚悟しなくてはならないだろう。
バスは気まぐれだから、何時やってくるかわからない。

結局、バンコク中央駅まではバイクに乗っていくことにした。
駅にはバイクの駐輪場くらいはあるだろうと楽観しながら夜明け前のバンコクをバイクで走る。
そして、ちゃんと駐輪場はあった。
有料である。
致し方ないだろう。
でも、バイクの駐輪場としてはずいぶんと高い。
2時間まで15バーツ。
1日だったら60バーツ。
たかがバイクの駐車料で60バーツは、高すぎる気がする。

朝のバンコク中央駅
[バンコク中央駅の夜明け]

夜汽車の旅を終えた人たち
[タイの長距離列車は夜行列車中心なので、早朝のコンコースは夜汽車から降り立つ人たちでいっぱい]

以前は、カンチャナブリ・ナムトク行きの行楽列車と、海岸行き行楽列車は途中のノンブラドックまで併結して走っていた。
しかし、どちらも発車時刻は6時半なのだけど、今日は別々の編成になっているようだ。
最初はそれとは知らずカンチャナブリ・ナムトク行きのホームで乗るべき車両を探してしまった。

海水浴専用特別行楽列車
[フアヒンの先の海岸まで行く海水浴列車は普通車3両とエアコン車2両の5両編成]

行楽列車は満席。
全席指定なので、立つ人はいない。
出発時刻間際に乗り込んだらば、切符に記された座席番号のシートだけちゃんと空いていた。

検札風景
[タイ国鉄には改札はなく車内での検札だけ]

タイはやたらと冷房をガンガン効かせる国なので、列車の中は寒いだろうなぁと覚悟をしてきたが、案に相違して、寒くない。
送風の風も冷たくない。
最近はタイでも弱冷房車が出てきたのだろうか。
いやいや、どうやらエアコンの故障と言うことらしい。
車両の端でエンジニアがなにやら作業をしている。
別に直してくれなくても良いのだが、直るまでは出発しないらしい。
それでなくても、遅れがちなタイの鉄道。
海岸で過ごせる時間が短くなってしまうのは歓迎できない。

結局、エアコンの修理が終わったのは7時半。
1時間もの遅れである。
タイでは運行ダイヤよりエアコンの修理の方が大事らしい。

やっぱり疲れているか、動き出した列車の車窓から、朝のバンコクの景色でも眺めてやろうと思っていたが、ついついウトウトしてしまう。
チャオプラヤ川の橋を渡るころになって検札係が回ってくる。
帰りの出発時間は15:31、3時半と覚えておくようにと拡声器を使って案内している。
車内に放送設備がないから、いちいちこうして各車両ごとに案内して回っているようだ。

ラチャパット公園とかというところまで車を用意している。
運賃は一人40バーツだそうで、歩いたら1キロか2キロはある。
健康のために、車で行く方が良いとも言っている。
1、2キロくらいなら、健康のために歩いた方が良さそうにも思えるけど、熱射病になったりする恐れがあるから、やはりタイなら健康のために車に乗った方が良いということになるのかもしれない。

ナコンパトムに9時到着。
ここで40分間の巨大仏塔お参りタイム。
仏塔まで駅前から数百メートルほどなので、ちょっと参拝して戻ってこれるスケジュールになっている。
私も仏塔の前まで行って、手を合わせて拝む。
「おかちゃん(配偶者のこと)の足が良くなりますように」
もう、何年も足の膝が痛いと言って、あまり歩けなくなっている。
あちこち病院へ行っても、ちっとも良くならないようだ。
不信心の身ながら、神頼み、仏頼みをしてしまう。

ナコンパトムの大仏塔
[ナコンパトムはタイ人以前、モン族の都として栄えていたといわれている古い町だそうだ]

ナコンパトムを出てしばらくすると、車内販売の注文取りを係員が始めた。
これから海に行っても、そこは軍施設の中だから土産物などは売っていない。
なので車内で沿線の名物を紹介し、ほしい人には帰りに用意するという。
どんなものを売っているかと言うと、食べ物類。
ペッチャブリー名物のモーゲンと言うカスタード風のお菓子、砂糖ヤシのジュース、焼き菓子、汁なしクオッティオ。
汁なしクオッティオは夕食用と言うことらしい。

砂糖ヤシのジュースが土産になるくらいだからか、沿線の風景にも砂糖ヤシが多く見られるようになった。
バンコク周辺でヤシと言ったらココヤシだが、この辺りでは田んぼの中に砂糖ヤシがすっくと立っている。
その姿は、線香花火が逆さまになったように見える。
または、巨大な綿毛のタンポポか。

車窓から見える砂糖ヤシ
[車窓からも砂糖ヤシが目立つことが感じられます]

私が危惧しているのは、列車の遅れ。
バンコクを出発するのが遅れ、ダイヤも乱れて、さらに遅れが大きくなっているらしい。
列車が遅れると、海岸での滞在時間が短くなってしまう。

また係員が拡声器でアナウンスを始める。
列車の遅れは一時間半ほどらしい。
このため、海岸での滞在時間は3時間程となってしまう。
もし、これでは短すぎるようだったら、5時ころに通過する特急を臨時停車させるが、どうするか?
このまま、折り返しの3時半で帰りますね、、、

一方的に、説明したつもりかもしれないが、ちゃんと乗客の意思など確認をしていない。
それに、帰りの切符でそのまま後続の列車に乗れるのだろうか?
日曜日の上り特急に空席があるのだろうか?
特急が臨時停車してくれたところで、満席で乗れなかったら最悪ではないか。

結局、海岸の駅には12時半に到着した。
たった5両編成の短い列車ではあるが、それでも満員の行楽客が一斉に小さなホームへ降り立ったわけだから、のどかな無人駅が突然にぎやかになった、
ふだんならほとんど人が乗り降りしないような駅だけれど、南国風になかなかきれいに整備されている。
そして、海が見える。

トロピカルな無人駅
[無人駅なのにこんなに手入れが行き届いているのはなぜだろう]

青い海、うれしくなる。
吸い寄せられるようにビーチへ向かって歩く。
軍の保養所のような施設なので、ケバケバしさはなく、簡素なところが私向きである。

ぞろぞろの先に海が見える
[ぞろぞろの先に海が見える]

見事なモクマオウが海岸線に沿って並んでおり、明るいクリーム色をした砂浜には、ゴミも石ころもなく、99.99%砂だけ。
海は青いが、少し波もあり、白波も立っている。
波打ち際で遊んでいる家族連れはいるが、泳いでいる人はあまりいない。
軍の施設だけれど、サタヒープの海軍施設内のビーチとちがって、水着だけで泳いでも問題なさそうだ。
砂浜をビキニで歩く西洋人女性もいる。
デッキチェアで昼寝をしている肥満体の高齢白人カップルもいる。
以前はこのビーチで西洋人を見かけることはほとんどなかったのに、今日はやたらとたくさんの西洋人が来ているようだ。
私の知らないうちに、彼らの間でこのビーチが知れ渡ったのかもしれない。
なんといっても、汚されていない、希少なビーチだと思う。

ビキニの西洋人女性
[日光浴をするビキニの西洋人女性]

タイ人の家族連れは、モクマオウの木陰にゴザを敷いて、宴会風ピクニックを楽しんでいる。
他のビーチと違い、ソムタム売りのおばさんなどは回ってこないので、食べ物は持参してきているようだ。
クーラーボックスに氷を詰めて、ウイスキーのソーダ割りを楽しんでいるグループもある。

99.99%の見事砂浜
[99.99%の見事な砂浜]

早速、海に入ってみる。
1時半までには海から上がって、レストランに入らなくてはならないから、泳げる時間は1時間少々しかない。
タイの不便なところは、昼は午後2時までしかビールを売ってくれないことだ。
時間制限などなければ、もっとゆっくり泳いで、それからのんびりとビールが楽しめるのに、、、

海の水の透明度は、1メートルくらいなのだろうか、浅いところなら泳いでいても海の底がかろうじて見えるくらいだ。
しかし、岩場やサンゴがあるわけではない99.99%砂ばかりの海中には魚の姿は見えなかった。
魚を追いかけて泳いだりしたいところだったが、肝心の魚はこのビーチには寄り付かないようだ。
風があり、少し波も高いのだが、泳ぐにはそれほど支障はない。
ただ、海流があるのか、海岸線に沿って南へ泳いだつもりが、ちっとも進めていない。
泳ぐのをやめて、海面で仰向けになってプカプカしばらく浮かんでいると、知らないうちに海岸線の北側に流されている。

ビーチの北はタキアップ
[ビーチの北はタキアップ]

ビーチの北側はフアヒンのタキアップ山が見える。
南側は俗化したビーチなのか、パラセイルの落下傘が空を滑っているのが見える。
でも、このビーチでモーターマリンスポーツは認められていないのか、うるさいエンジンの音は聞こえない。
波打ち際ではしゃぎまわっているグループの歓声もちょっと沖まで出てしまえば、波の音に消されてしまう。
顔を水につけず、頭を海面に出したまま、平泳ぎでのんびり泳ぐ、ときどき大きな波が来て、波をかぶったり、波に持ち上げられたり、弄ばれたり。
体力がおているのか、クロールでは少し泳いだだけで息が切れてしまう。
そういえば、泰日ユースセンターの会員資格も先月切れたままで更新していない。
つまり、もう何週間もプールで泳いでいない。
泳いでいないだけではなくて、ジョギングさえも休みがちになっている。
筋力もきっとかなり落ちているのだろう。

もうそろそろかなと思うくらいに海から出てみると、ちょうど時刻は1時半になるところであった。
有料のシャワールームへ行って、塩水を洗い流す。
有料と言ってもシャワーは10バーツ。
もちろん施設もその対価並みで、壁から塩ビパイプが飛び出しており、そこから勝手な方向に水が噴き出すだけである。
水と言っても、それほど冷たいわけではない。


[モクマオウが荷物番しててくれました]

さて、お楽しみのビール・タイム。
時刻は2時前、ちょうどランチタイムもそろそろ終わりで、施設内唯一のレストランも昼食を食べ終えた客が出て行き、海の眺められるテーブルに空きが出ていた。
ラッキー。
海を眺めながら、潮風と一緒に飲むビールは、プレミアムものだ。
テーブルを確保して、ウエイターが回ってくるのも待ち切れず、ビールをセルフサービスでもらってくる。
グラスにビールを注ぐ。
上面の3分の1が泡で、下が金色。
グラスは冷えていない味気ない安物だけど、ビールのグリーンのボトルと青い海、天国の眺めだ。
クビグビグビリと飲み乾す。
プっは~、、、、うんまいのぉ。
早起きしても来てよかった。

うまいんだな、これがぁ
[これなんだよね]

注文した料理は、ピリ辛のタイ風春雨サラダのヤムウンセンと鶏肉のバジル炒めライス。
バジル炒めライスを注文する際に、ウエイターから「辛さはどうする?」と聞かれた。
「普通でいいよ、タイ人の味覚でね」と答えた。

海に来たら、ヤムウンセンが美味しい。
辛さと、酸っぱさ、暑い気候で、ビール飲みながらが特に旨い。
海辺だけあって、ヤムウンセンには小さいながらエビもちゃんと新鮮なのが入っている。
が、ちょっと辛すぎる感じ。

やたらと辛いヤムウンセン
[ちょっと辛すぎるヤムウンセン]

半端でないくらいプリッキーヌーと言う小粒唐辛子が刻み込まれて入っている。
春雨やハーブ類に紛れ込むように緑や赤の輪切りが混ざっていて、なるべく摘み取って小皿に除けたが、とても取り切れる量ではない。
ウエイターが心配したバジル炒めなど、タイ人味覚にしたが、私には辛さが足らず唐辛子を追加したくらいであったが、こんな辛いヤムウンセンをタイ人は平気で食べられるのだろうか?
小皿には山盛りになるくらいのプリッキーヌーが溜まってしまった。
おかげで消火栓代わりのビールは大瓶2本が瞬く間に消えてしまった。
これはきっと厨房の連中が「タイ人味覚」なんて生意気なこと言う日本人をからかってやろうと、プリッキーヌーの大量投与をしたものと察せられる。

小皿にたっぷり残った唐辛子
[小皿には大量のプリッキーヌーが、、、]

ランチ時間を過ぎたレストランにも西洋人は何組も入って来た。
小さな子供を連れた家族もいるし、老夫婦もいる。
そう言えば、このレストランのメニューにも英語が付されていた。

刺青の西洋人家族
[こんな入れ墨では日本の温泉に入れないんだろうなぁ]

3時半には帰りの列車に乗った。
来るとき隣に座っていた若いタイ人男性は往路、海岸の手前のフアヒンで下車したが、復路では戻ってこなかった。
乗り遅れたのだろうか、それとももともと片道だけの利用目的だったのだろうか?
おかげでも復路は隣が空席のままであった。

夕焼け

帰りもほとんど居眠りばかりして、気が付いたら夕暮れ時になっていた。
老人会のようなグループが乗り合わせていて、ハーモニカを吹き始めた。
なかなか上手だし、古い日本の歌謡曲のようなものも吹いていた。
やっぱり、行楽列車だけのことはある。
7時半過ぎ、バンコク中央駅到着。
ー]日帰りの海水浴、移動時間の割に泳ぐ時間が少なかったけど、それなりに楽しめた。
お手頃価格であることが、何よりもうれしかった。

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