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ビルマ懐訪の旅 ①バンコクからミャワディまで
いまはもうビルマと呼ぶよりもミャンマーが一般的になっているようですね。
でも、やっぱりメオダムにはミャンマーよりもビルマの方がしっくり来る感じがします。
そして、懐かしさを感じます。

2015年5月14日から5月18日まで旅してきました。
ネコは留守番です。
ねこ
夜9時過ぎアパートの部屋を出てバス停まで歩く。
身軽である。
いつも通勤で使っている肩掛けカバンに着替えを入れ、手提げ袋に座布団と麦藁帽子を入れただけ。
以前はノートパソコンなども持ち歩いていたけれど、先日からパソコンの持ち歩きをやめたところ、重たくもないし、仕事から解放されるということに気がつき、今回もパソコンなし。

アパート前のソイ左側は湿地帯になっていて、以前はホタルを見かけることもあったけれど、何年か前から見かけなくなってしまった。
ホタルだけではなく、オオトカゲやヘビも見かけなくなってしまった。
カエルも夜になると鳴き声こそするけれど、朝になって道で車に轢かれている姿を見かけることが少なくなったので、やはり減っているのだろう。
つまり食物連鎖で、ホタルがいなくなり、カエルが減って、それをエサとしていたオオトカゲやヘビがいなくなってしまったということなのだろう。
しかし、カエルが減ったからか蚊は増えたようで、蚊に刺されることが多くなってしまった。
ということはメオダムは食物連鎖の底辺にいるということなのだろうか。
そんなことを考えながらバス亭まで歩き、バスを待つ。

先週のうちにビルマ国境メーソットまで行くバスの切符を買っておいた。
このバスはバンコク郊外モーチットバスターミナルの出発で、そのモーチットまでは517番のバスが直通するが本数が少ない。
メオダムはとりあえず10分ほど待って137番のバスに乗り込む。
このバスだとラチャダピセク通りを北上するので、途中のスティサンあたりで別のバスに乗り換えるつもりである。

スティサンまでの137番バス代・・10バーツ エアコン車なのに安い

スティサンのバス停でもまたバスを待つ。
ここからだと136番のバスがモーチットまで行くはずで、しかも頻繁に走っているはず。
ところが、なかなか136番のバスが来ない。
5分待っても、10分待っても来ない。
時刻は10時を過ぎている。
ちょっとあせり始める。
以前と比べてバンコク市内のバスの便が悪くなってきたように思える。
10時10分。あと30分しかないぞぉ、、、
ここまで待ってタクシーに乗ってしまうのも、なんだか悔しいので、運を天に任せて次に来たバスの行き先がどこになっていようが乗り込んでしまうことにした。
どうせラチャダを北上するだろうし、どこかで逸れたらそこで降りて、そこからタクシーに乗ればいい!

そうして適当に乗ったバスは期待通りにラチャダを北上した。
交差点も立体交差で通過して、ビュンビュン走る。
「象さんビル」も左手に見えても、まだ停留所に止まる様子はない。
そろそろ降りた方がいいかもと思うのだが、バスがあまりにも快走するので、下車ボタンを押しかねてしまう。
そうこうするうちにウィパワディ通りも立体交差で過ぎてしまった。このままではどんどんモーチットから遠ざかってしまう。
下車ボタンを押したが、立体交差から続く高架道路を走っているのでバス停がない。
スティサンからのバス代・・6.5バーツ エアコン車なしなので当然安い

だいぶ離れたところでバスを降り、歩道橋を渡って道の反対側でタクシーをつかまえる。
メオダムはあまりタクシーが好きではないので、あまり乗ることはない。
なぜ好きではないかというと、乗車拒否やメーター拒否、不正なメーターなど、悔しい思いをすることが多いからだ。
でも、もうそんなことは言っていられない。
このタクシーは乗車拒否もしなかったし、運転手の感じも悪くない。
ただ、メーターは低速走行でもないのに時間メーターが回る。
本当は渋滞などで低速走行したり、停車している時にだけ時間メータが回るはずなのに、スイスイ走っていても1分、2分とデジタル表示が増えている。
バスターミナルまでのタクシー代・・60バーツ メーターは61バーツを示していたが、60バーツでOKと言われた

バスターミナルには10時半に到着できた。
タイ・トランスポート社のメーソット行きバスはVIPクラスで、二階建ての大型バス、座席は通路を挟んで1人がけと2人がけが並んでいてゆったりしている。
ほぼ満席のお客を乗せて予定より少し遅れて出発。
ボックスに入ったお菓子と水が配られる。
大きなテレビが付いているが、うるさい映画などの上映はない。
ただし、タイ音楽が運転席からずっと流れっぱなしだった。
メーソットまでのVIPバス代・・638バーツ

午前1時過ぎ、休憩所に停車。
バスのチケットを見せるとお粥か麺類のクオッティオいずれかの夜食がサービスで食べられる。
メオダムがいつもチェンマイへ行くときに使っているソムバットツアーのバスも同じようなサービスがあるが、ソムバットツアーの方がサービス内容が良いようだ。
夜食のときの飲料水がタイ・トランスポートにはなく、別料金で買わなくてはならない。
それに車内でもソムバットならコーラやコーヒーなどのサービスもある。
タイ・トランスポートもインスタントコーヒーが付くのだが、粉のままのコーヒーで、カップもお湯もないので、これをどうやって飲めというのだろうか疑問に思った。

とうとうしている内に山道に入り、急な坂を上り終えたら明るくなってきた。
時刻は6時。
切符を買う時にメーソットの到着予定は午前5時ころと聞いていたけれど、バスが遅れているのか、切符売り場の人が間違ったのか?
峠を下り、メーソットの街が近づいてきている。
10年以上前にメーソットに来たことがあったが、こんなに広い道はなかったし、街の中心部以外は原野のようなところだったけれど、町外れにも建物が増えており、ずいぶんと印象が異なる。
6時半、空港近くのバスターミナルで降り、国境へ向かう。
国境まで歩こうかとも思ったが、遠いらしい。
3輪オートバイタクシーに値段を聞いたら100バーツという。
高いなぁ、、、だったら歩くかなと思い、「100バーツは高いよ」と言ったところ、3輪タクシーの運転手は、わかった、ちょっと待ってろよと手で合図して、バスから降りてくる人ごみ中に突進していった。
そしてすぐにもう一人お客をつかまえたようで、「100バーツを二人だから、50バーツずつだ」と言った。
これならまぁいいかなと荷台のような座席に着くと、荷物をいっぱい抱えた家族連れがやってきた。
そして運転手と二言三言会話をしたら、乗り込んできた。
小さなバイクを改造した三輪車なのに、結局この家族連れを含めてお客は6人と荷物も山ほど押し込んでしまった。

途中に二度も警察の検問があった。
はじめの検問で身分証を求められたので、財布に入っている運転免許を見せるだけでパスできたが、二度目はパスポートの提示を求められた。
それでも国境には午前7時には到着。
100バーツ二人だから一人50バーツと言った運転手だが、6人乗ってもやはり一人は50バーツとのこと、、、別にいいんだけど狭かった。
国境までの3輪タクシー代・・50バーツ
メソット国境
タイとビルマの国境となっているのがモエ川で、その川には立派な橋が架かっている。
モエと表記されるが、タイ文字を良く見るとムアイと言った感じの発音のようである。
その橋の袂にタイ側のイミグレーションがあり、ここで出国手続き。
チップをねだられるようなこともなく、簡単に出国印をもらって橋を渡り始める。
橋の右手には国境市場があり、またモエ川を歩いて渡っている人がいる。これは密入国かな?
左手側にはホテルがあり、またモエ川には渡し舟が往復している。
これは国際航路かな?
モエ川

橋の真ん中で、車線がクロスしている。
タイは日本と同じ左側通行。
ビルマは右側通行。
国境で車線が入れ替わるわけだが、平面交差のクロスで信号があるわけでもない。
しかし、別に橋の真ん中で正面衝突の事故が起きて、国際紛争に発展しそうな感じもない。
とにかく交通量が極めて少ない。運転手が前見て注意していりゃ問題なさそう。

つづく


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