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鉄道旅でクローンワン (前編)
12月19日 土曜日

朝5時半に目覚ましを仕掛けておいたのだが、ネコがそれよりずっと早い時間に、「遊ぼう、遊ぼう」と枕元へやって来ては鳴くのでおちおち寝ていられない。
それと昨晩ビールを一本とウイスキーを少し飲んだのだが、夜半過ぎから胃がムカムカする。
以前はこの程度の飲酒でこんなことになったりしなかったのに、どうしたんだろう。
そんなわけで、5時前には起きだして、出かける準備に取り掛かる。

今回は一泊の予定でプラチュアップキリカン県のクロンワーンと言う海辺の町へ行く予定。
宿だけはネットで予約したが、ほとんど下調べもしていない。
とりあえずプラチャアップキリカンまで汽車で行き、そこで自転車でも借りて行ってみようと思っている。

その汽車はチャオプラヤ川の対岸、トンブリから7時30分に出る鈍行で、アパートからトンブリ駅までアクセスが悪い。
6時前にはアパートを出て、バス停へとまだ暗い道を歩く。
出がけにネコが、「自分も出かけるんだ」と騒いで、隙あらばドアから外へ抜け出そうとする。
残念だけど、今回は汽車旅なのでネコは留守番。

夜の牛たち
[大通りに面した空き地は牛の放牧地になっている]

大通りにあるコンビニ前でパートンコーと豆乳を20バーツ分購入する。
胃がムカムカするのは、胃が空っぽで、胃酸が出すぎているためだろうから、何か食べておく方が回復が早そうだと判断した。
バス停のベンチに腰かけてパートンコーをつまむ。

朝早いこともあるが、バスはなかなか来ない。
171番のバスが来れば、トンブリ駅の比較的近くまで行くので都合が良いのだが、こちらの都合でバスは来てくれない。
15分待って来た168番のバスに乗って戦勝記念塔まで行く。
戦勝記念塔でバスを乗り換えるのだが、ここからなら複数の路線がチャオプラヤ川を渡ってトンブリ側へ走っている。
ここでもバスを待つこと10分ほど。
やってきたバスはなんと171番。
アパート前のバス停でもう10分待っていれば、乗り換えなしで行けたかもしれない。
タイにも路線バスのナビシステムがあれば便利なのに。
それに逆行するかのように、近年バンコクのバスは以前より不便になってきているようだ。
路線も本数も減っているように感じる。

チャオプラヤ川を渡るとき、シリラート病院が見えた。
レンガ造りの時計塔は昔のトンブリ駅。
今は病院の拡張のため、駅は川岸から1キロほど奥に引っ込んでしまっている。
もともとはマレー半島を縦断する本線の始発駅で、堂々とした駅舎だったのだけど、いまはローカル線のようになっている。

シリラート病院
[チャオプラヤーの橋からシリラート病院が見える もとは南本線の始発駅]

バスを7時15分に降りる。
サハコン市場と言うやたらと細長い市場に沿って駅へと歩く。
距離にして1キロ程だろうか、時間があれば市場の中を冷やかしながら歩いてみたいところだけど、駅へ急ぐので市場と並行した車道を歩く。

トンブリ駅にはたくさんの人がいた。
バックパックを背負った西洋人も多い。
たぶん、私の乗る汽車の20分後、7時50分に出るカンチャナブリへ向かう汽車を待っているのだろう。
窓口でプラチュアップキリカンまでの切符を買う。
3等車で56バーツ。
2等車を所望したが「ない」とのこと。
3等でプラチュアップキリカンまでの6時間は辛そうだけど、仕方がない。
それに以前にもこの汽車に乗ってチュンポンまで行ったことがあるが、その時も3等の切符であったけれど、2等の座席を設けた車両が1両だけあり、まんまとそこに座ることができた。
今回もその手で2等の席に座りたいと欲を出している。
しかし、欲を出したためか、今日乗る汽車は全車3等車だけであった。

カンチャナブリ行きを待つ人たち
[カンチャナブリ行きを待つ人たち 外国人旅行者や行楽客が多い]

座席は7割方塞がっている。
ビニールレザーの堅いシートに座って出発を待つ。
すでに出発時刻を過ぎているが、止まったままだ。
そのうち隣のホームへカンチャナブリへ行く列車が入ってきた。
私の乗っている車両もオンボロだが、隣も同程度にオンボロだ。
タイの国鉄車両のほとんどがオンボロ、整備不良。
そんなタイで高速鉄道だとか騒いているけど、そんなものより、まずやるべきことは他にあるように思う。
私自身は、オンボロにノスタルジーを感じて喜ぶタイプなので、いくらオンボロでもウエルカムだ。

鈍行
[3等車ばかりのオンボロ鈍行列車]

そのうちカンチャナブリへの汽車が先に出発していった。
あちらは同じオンボロでも観光客がたくさん乗っているので優先度が高いのかもしれない。
こちらは観光などはあまり縁のない、ローカルな鈍行である。

8時になった。
まだ動く気配がないが、スピーカーからタイの国歌が流れてきた。
外を歩いていた人は立ち止まり起立して国歌演奏が終わるのを待っている。
ホームの人も起立しているが、出発の遅れている汽車の中の人たちは席に座ったままだ。

日本なら遅れについて車内放送がなされてしかるべきだろうけど、そのようなアナウンスは一切ない。
車内放送がないのも当然で、客車に放送設備そのものがないのだから、、、。
できれば、定刻に走ってもらい、午後早めにクロンワンに着かないと、海で泳げなくなってしまう。
でも、車内で時間を気にしていそうな人は一人もいないようだ。

8時半になった。
遅れも1時間となった。
さっきからときどきSLの汽笛のような音が聞こえるうな気がしていたが、空耳だろうと思っていた。
確かに、この駅の隣には機関車の整備工場があり、SLも動態保存され、年に4回ほど火が入って特別列車が運行されている。
しかし、年内はもう運行予定はないはず。
が、隣の側線に係留されていたやはりオンボロの客車が動いた。
そして、シュー、シューと言う蒸気の音も聞こえる。
窓から伸びあがって見てみると、ずっと後ろの方にSLが2両取りついて、隣の客車をゆっくりと押している。
おやおや、これは珍しいとズームで写真に収める。
しかし、SLは私の真横まで来てくれることはなく、100メートルほど先で給水をして、また奥の方へ戻って行ってしまった。

給水作業
[突然のSL登場に驚く]

SL
[しかし、SLはまた遠くへ去って行ってしまった]

8時50分になって、ようやく私の乗っている客車にもディーゼル機関車が連結され、動き始めた。
随分と遅れたものだ。
これではプラチャアップキリカンの到着が何時になるか分かったものじゃない。
8時50分

ゆっくりと貧民窟のバラック軒先をかすめる。
鈍行なのでいくつかの小さな駅にも停車する。
軒先かすめて
そのうち本線に合流する。
本線では高架線の工事が進行している。
そのうちこの橋の上を列車が走るようになるのだろうか?
高架線工事進行中

本線に入ってからは、スピードが上がる。
車内に食べ物や飲み物を売り歩く物売りが多くなった。
ほぼ満席となり、進行方向左側の席は日差しを避けるためアルミ製の鎧戸を閉めている窓が多くなった。

ナコンパトムまでは水郷地帯のように田んぼが多く、水路が目立ったが、ナコンパトムの先はサトウキビ畑が目立ってきた。
快調に走ってはいるが、鈍行なのでしばしば駅に停車する。
ほとんど乗降のないような駅もあるが、そんな駅でも無人駅ではない。

ラチャブリー駅で遅れが1時間半以上になった。
車内は満員で席に座れない人も出始めてきた。
物売りの数も増えて、通路に立つ人をかき分けながら商売に励んでいる。
小腹がすいたので、行き交う物売りから新聞紙に包んだクオッティオを買う。
10バーツでほんの一口サイズである。

クオッティオ弁当
[半透明のビニールシート越しに新聞紙面が透けていて、なんだか心霊写真風になった]

クオッティオは米でできた麺で、一般的にはスープに入った汁そばだけど、ここで売っているのは汁なし、タレで和えてあるだけである。
薄切りのチャーシューも3枚入っている。
汁なしのため、麺がくっついてしまっており、解すのに苦労した。

ペッブリー駅でボーイスカウトのような恰好をした中学生の団体がどっと降りたので、また少し空席ができた。
このあたりから灌木と荒れ地が多くみられるようになる。
再び物売りから豚ひき肉のバジル炒めライスを買う。
20バーツという値段相応に、量も少ない。
それでも目玉焼きが付いている。

ガパオライス弁当
[ガパオライス=ひき肉のバジル炒めライス弁当]

私の向かい側に座っている女性は弁当持参で、いくつものオカズに大きなパックに詰めたご飯。
物売りから果物も買って食べている。
ただ、ゴミをやたらと窓から外に捨てるのが気になる。
果物の種くらいなら良しとしても、ビニールやプラスチック、発泡容器などポイポイと捨てている。
こうして窓からポイ捨てするのは、別にこの女性に限ったことではなく、タイでは一般的に見られる光景。
それにタイではやたらとビニール袋を使う。
何か買うと、必ず何枚ものビニール袋が貯まってしまう。
それはこの車内の物売りでも同じことで、私が買った弁当にも弁当を包むビニールと手提げ用のビニールの2枚。
さらに弁当の容器は発泡スチロール。
弁当内のバジル炒めもビニールの小袋入りだし、唐辛子入りナンプラーもビニールに、、、
線路沿いも道路脇も、こうして投げ捨てられるビニールなどのゴミが散乱している。
タイの人たちは国王をとても敬愛しているが、タイの政府は国王への不敬罪取り締まりばかりではなく、こうしたポイ捨てなど国土を汚す行為への対応を検討すべきだと思う。

ホアヒン駅
[ホアヒン駅]

国王の静養地であるホアヒンを過ぎると左手の車窓に海が見え始める。
海が見える
既に12月の太陽は西から差し込むようになっており、さっきまで鎧戸で覆われていた窓も、鎧戸が開けられている。
そろそろお尻が痛くなってきた。
車内でも寝ている人が大半。
午睡の時間

プラチュアップキリカン駅に到着したのは3時半だった。
2時間遅れ。
予定が狂ってしまった。
明日の帰りの切符を買う。
帰りは急行に乗って帰ることにする。
運賃は鈍行の4倍、421バーツ。

プラチュアップキリカン到着
[2時間遅れでプラチュアップキリカン到着]

駅前からまっすぐ海へ伸びる道沿いに歩いてみる。
宿屋もあるし食堂もある。
しかし、レンタサイクルが見当たらない。
プラチュアップキリカン駅前通り
今夜の宿まではここから8キロも離れたところにあり、歩いて行くには遠すぎる。
海沿いから一本裏に入ったあたりならゲストハウスなどがあるだろうし、そうした宿の利用者向けにレンタサイクルもあるだろうと目星を立ててみた。
レンタサイクルは見当たらないけど、こぎれいな街だ。
しばらく歩いていたら、レンタサイクルに乗った西洋人女性が前方から走ってきた。
うん、レンタサイクルは確かにありそうだ。
そしてとうとうベッド&ブレクファストの店でレンタサイクルをやっているのを発見。
店もなかなかいい感じで、チェンマイの旧市街あたりにありそうな木造民家をセンスよく改装した感じである。
年配の西洋人カップルがのんびりとお茶を飲んでいる。
自転車は1日50バーツとのこと。
別にパスポートを控えるとか、保証金などと言ってこない。
50バーツ払ったらそのまま貸し出してくれた。
自転車は日本27インチの中古車であった。
中古であっても、日本の自転車の方がタイ製より乗りやすい。

快調にプラチュアップの通りを南に下るとすぐに空軍基地のゲートが見えてくる。
ゲートでは衛兵が挙手の礼で迎えてくれて、誰何されたり、停車を求められることもない。
基地内をどんどん進み、滑走路を横断する場所にも警備兵がいて、こちらは挙手はないもののニコニコ笑いかけてくれた。

自転車
[基地内は自転車レーンもある]

滑走路
[空軍の滑走路を自転車で横断]

マナオベイ

そしてマナオベイビーチ。
海岸とモクマオウの木立を挟んで並行した道をひたすら南下。
海は波が高いようで、泳いでいる人はあまりいないようだ。
時刻はすでに4時。
今日はクローンワンの海岸で泳いでみることにしよう。
はやく宿にチェックインして泳ぎに出ないと陽が暮れてしまう。

軍の基地を抜けるとマングローブの茂みが道の両脇を占めている。
これもいい感じ。
クローンワン川を渡ると、信号のある三叉路があり、その横に今晩の宿ピームスックリゾートがあった。
リゾートと言ってもプールがあるわけではなく、タイのモーテルそのものである。

チェックインもいたって簡単で、宿泊料600バーツを払ったら、すぐに鍵が渡された。
朝食のサービスはないけど、インスタントコーヒーなら飲めるのでコンビニでパンでも買うようにと案内される。
チェックアウトは12時までとのこと。

クローンワンの海は泳ぐのに適しているかと質問したら、「泳ぐならマナオビーチね、クローンワンで泳ぐ人はあんまりいないわよ」とのこと。
地図で見ると砂浜もあるようだし、防波堤もあり泳ぎやすそうに見えてた。
それに海沿いには○○ビーチリゾートみたいな名前のホテルも何軒か記載されてたので、きっと穴場なのではないかと期待した。

部屋に入るなり、海で泳ぐ準備をしてすぐまた自転車のペダルを踏む。
クローンワンの海岸へ続く道の左手には水産資源調査センターのような施設があり、クジラの骨格標本が展示されている。
道の右手はクローンワン寺で、なかなか大きくて立派なお寺。
そして間もなくクローンワンの海岸通り。

しかし、こちらも波が高い。
海岸から沖へと突き出したコンクリート製の桟橋があり、自転車のまま乗り入れて先まで行ってみる。
しかし、海の水に透明感はまるでなく、色としては青緑と黄土色を混ぜたような感じの色をしている。
きっと、砂を巻き上げてこんな色になっているのだろ。
これでは魚とか見えそうにない。
クローンワン桟橋
[クローンワンの北側には石灰質の山がそびえている]

今度は海岸へ行ってみるが、防波堤で幾分波は静かになっているものの、海の色が鈍い色なので泳ぐ気になれない。
それにもう太陽がだいぶ西に傾いている。
今日は泳ぐのは諦めよう。
クローンワンの黄昏

クローンワンの街を自転車で走ってみたけれど、小さな町で自転車だとすぐに通り抜けられてしまう。
ちいさなお菓子屋があり、手作りのスポンジケーキを売っている。
明日の朝食用に、小さく切ったスポンジケーキを2つ買う。
2つで20バーツ。

時刻はまだ5時過ぎではあるが、いったん宿に戻って夕食に出かける支度をすることにした。
夕食はマナオビーチのフードセンターへ行く。
ここは軍の施設内なので、食べ物は内容も価格も良心的なはず。
波の音でも聞きながらタイ料理とビールと言うのも悪くない。
それに自転車で10分とかからない距離だ。

空軍基地内にあるが、市民に開放されており、遊戯施設や飲食施設がある。
南のゲートから入ってすぐのところに、射撃練習所。
これは遊戯施設なのか兵士の訓練用かわからない。
次にオフロードバギー乗り場、乗馬、ステーキハウス、ミニ動物園、フードセンターと続く。
その中のミニ動物園に立ち寄ってみる。
既に薄暗くなっているが動物たちが柵の中にいて、エサをねだる。
シカ、まだ小さいバンビもいる。
シカの潤んだ眼は、とても魅力的だ。
ヤギもいる。
こちらも生まれたばかりのような子ヤギがやたらと可愛い。
もう少しお兄さんヤギたちはヤンチャで、コンクリート製のシカのオブジェの背中に争って登り合っている。

子ヤギ
[パンダみたいな子ヤギ、まだ生まれたばかりなんだろうと思われる]

シカに登る山羊
[争ってシカに登ろうとするヤギの子供たち]

シカ
[シカのうるんだ目で見つめられるとジーンとしてしまう]

ダチョウ
[ダチョウ]

夕食はフードセンターの中で食べる。
ショッピングセンターにあるフードコートの屋外版のような施設で幅3メートルほどで仕切られたキッチンカウンターがずらりと並んでいる。
しかし、海だからどうしてもシーフードの店が多くなる。

マナオベイの黄昏
[マナオベイも黄昏時、そろそろビールも解禁時]

このフードセンターに並ぶキッチンもほとんどがシーフードで、どの店のメニューもほとんど同じである。
キッチンではカウンターで料理の注文を受け、奥の厨房で調理、お客はフードセンター中央の共用テーブルで食べるものだから、どの店が人気かと言ったことは見ただけではわからない。

マナオベイ・フードセンター
[どの店も似たり寄ったり]

ひととおり眺めてみて、一番熱心に声をかけてきた初老の店主のいるキッチンでミックスシーフードのヤムウンセン、エビのカシューナッツ炒め、カニチャーハンを注文。
ビールは別の飲み物専用カウンターで購入。
チャーンビール大瓶一本が60バーツ。
ほぼコンビニと同じくらいの価格である。

簡素シーフードディナー
[これがディナーの全容 質素なシーフードディナー]

潮騒を聴きながらビールをと思ったが、何か所かに設置されたテレビが大音量でタイのテレビドラマを放映中で、波の音などかき消されてしまっていた。
料理は可もなく不可もなくと言った感じで、まずくはないが、さすが海だからシーフードが旨いと感激するほどでもなかった。
エビも少し火が通りすぎ、もう少し半生でプリプリさせてほしかった。
カニチャーハンも美味しいのだが、カニはほぐしつくされているのか、チャーハンの表面上でカニの存在を確認できなかった。
ヤムウンセンは薄味だったので、キッチンへもっていき唐辛子入りナンプラーをかけようとしたら、奥から若い女性のコックが出てきて、「外国人だから辛くしなかったけど、辛くても食べられるの?」と聞いてきた。
「辛いのは大好きだよ」と答えたら、大変喜んでくれて。
「じゃ作り直すね」と言って、ヤムウンセンを回収し、作り直してくれた。
しかし、今度はめっぽう辛い。
濃い緑色をした小粒の唐辛子を刻んだものがまんべんなくたっぷり入っている。
こんどは一口食べることに深呼吸をし、額の汗を拭わなくてはなわないほどになっていた。

料理は以上の3品で220バーツであった。
料金は確かに安い。

エビのカシューナッツ炒め
[エビのカシューナッツ炒め ビールによく合う]

夜道を自転車のダイナモ回しながら走るのでペダルが重たい。
夜空に満天の星とはいかないが、星が出ている。
オリオン座も見える。
マングローブの茂みにホタルでも光っていないかと見まわしたが、それらしい光は見かけなかった。

宿の前を素通りして、クローンワンの港の方へ向かう。
さっきと同じ桟橋の先まで行き、夜の海を眺める。
沖に島があり、灯台の光が点滅している。
相変わらず波が高いようで、桟橋の柱に波が砕ける音が響いてくる。
桟橋から糸を垂れて釣りをしている人もいる。

クローンワンのメインストリートには屋台が出ている。
麺類、串焼き肉、果物、、、
まだ口の中が辛いので、甘いものがほしく、ブアローイと言うタイ風の蜜豆のようなものを食べる。
温かいのと氷入りのとあるが、少し肌寒いくらいなので温かいものをいただく。
ふだんこのような甘味などあまり食べないのだが、なんだかほっとする味。
口から胃にかけての火の出るような辛さも中和されたようだ。

ブアローイ
[ブアローイの甘さに救われる]

さらに自転車で走ってみると、路上に椅子が並びたくさんの人が前を向いて腰かけている。
街頭の映画上映でもしているのかと思ったが、近づいてよく見たら葬式のようであった。
スクリーンではなく遺影の写真が祭壇に飾られて、その遺影に向かう形で大勢の人が集まっていた。
遺影の写真は女性である。
このあたりの名士だったのだろうか。

もう少しだけビールが飲みたくなったのでCJと言うコンビニに立ち寄ってピーナッツやかっぱえびせんとともにシンハの缶ビールを買う。
レジで会計をすると54バーツと言う。
そのまま支払ってレシートを見ると、会員特典で2バーツ割引されていることになっていて、私の支払額は52バーツと印字されている。
私は会員ではないから2バーツの割引を受ける権利はないけど、レシート上は値引き販売されたことになっている。
しかし、私は値引き前の金額で支払っている。
値引き額とされる2バーツはどこに消えたのだろう。
なんとなくレジのお兄ちゃんが怪しい。

宿に戻ってシャワーを浴びる。
アメニティーは石鹸しかなくシャンプーはない。
タオルは小さめのバスタオルのみ。

冷蔵庫やテレビはあるが椅子テーブルはない。
そしてネットで予約したサイトには客室でWiFiが無料で利用できることになっていたが、WiFiのアンテナは立っていたけどアクセスできなかった。
缶ビールを飲んで早めに寝てしまう。

つづく

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