旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月7日 水曜日    天気は曇り 

 昨晩飲んだサトーピマイと言う酒は、随分とクセのある酒であった。とてつもなく甘い事は先にも書いたが、やはりドブロクのようで、飲んでしばらく経ち、腹の中で体温に温められて再発酵が始まったのか、夜中に急に酔いが回り始めた。それも半端じゃない。さっきまで、平気でパソコンで日記をつけていたのが、突如足が立たないほどの酔いに襲われた。気分も悪くなる。ベッドに入ったが、腹の中がグルグルと掻き回されるような感じがするし、目も回る。そして、朝になったら二日酔いだ。

 二日酔いを押してピマイ遺跡を見学する。すでにパノムルンの遺跡を見てきたし、修復がかなり以前におこなわれたためか、修復にセメントを使っているといった粗っぽさもある。しかし、町の中心に、そして人々が生活している真ん中にそびえるクメール遺跡は、静と動が面白いコントラストをかもし出している。前回同様、遺跡のあちこちでムカデを発見する。

 ピマイでは他にバニヤンの大木のあるサイガーム公園を見学。ここの土産物屋でも「サトーピマイ」が売られていた。どうやらここの名物として売りだし中のようだ。TPNさんと、どうしてタイ人はこんなにも甘ったるいものが好きなんだろうと言う話になった。しかし、良く考えてみると、「ほのかに甘い」とか「すっきりした甘さ」を日本人が好むようになったのは、そんなに昔のことでは無かったという結論に達した。我々が子供時分にはコーヒーに角砂糖を三つも入れている人はざらだったし、お菓子はみんな甘かった。そんなことを思い出しての結論である。

 国道2号線もナコンラチャシマを過ぎると交通量がぐんと増える。そして道路の路面状況が悪くなる。舗装はツギだらけ、大きな穴ぼこやデコボコもいっぱいある。昨日タイヤを取り替えておいて正解だった。
 まっすぐバンコクに入るのには時間が早いので、ちょっと寄り道をしてアユタヤに寄ってみる。アユタヤ遺跡も実に見ごたえのある遺跡だし、その遺跡の崩れ方が実に良い感じなのだが、東北タイで見てきたクメールの石組の遺跡が日本の平安時代の頃のものであるのに対し、アユタヤはずっと新しい江戸時代に相当する。しかし、とても良く崩れているので、遺跡としての迫力は充分にある。そして、こちらは石組ではなく、レンガを積み上げた構造だ。

 アユタヤ遺跡を象の背に乗って見学するのが人気らしく、観光客を乗せた何頭もの象を見かけた。乗っている観光客はほとんど日本人であった。東北タイを旅行してきてほとんど日本人に会わなかったが、アユタヤには沢山の日本人が来ていた。やはりバンコクから日帰りで来れるのが人気の秘訣なのだろう。

 TPNさんとはバンコク市内のマーブンクロンショッピングセンターで別れて、私はH部長の会社へ顔を出す。お母さんたちが韓国からバンコクの空港に辿り着くまで、またこちらで世話になる腹積もりだ。とりかく、もうチェンマイまでのガソリン代しか財布に入っていないのである。

朝食

二日酔いでなにも食べられず。

昼食
アユタヤの住宅地でクオッティオうどんを食べる。はんぺんや豚挽き肉、桜海老に似た干した小海老が入っていて10バーツと格安。
夕食

路地裏の屋台でキノコ入りのバジル炒めライス。

 

 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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