旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月28日 木曜日    天気は晴れ 

薬が効いたのか、バスの中でも比較的よく眠れた。途中でお粥の夜食サービスを受け、バンコクには朝6時半に到着した。

今日はじめにやるべき事は、パソコンをNECへ持ち込んで修理の依頼をすることである。しかし、NECの営業時間は朝9時からだそうで、まだ時間が早すぎる。バスターミナルのトイレで朝の行事をこなしたが、どうやら下痢は止まったようだ。体調も持ち直してきてだるさはさほど感じない。ベンチに座ってバスでもらった菓子パンなどを朝食代わりに噛り、修理に出す前のパソコンで昨日までの日記を書き上げてフロッピーディスクに保存しておく。

8時を回り、バスターミナルにはタイ国歌が流れ、起立して拝聴してからNECへ向かうことにした。NECはアソーク通りにあり、ターミナルの案内員に聞くとそこまでは市内バスの136番が行くそうで、それに乗り込む。朝のバンコク市内はやはり渋滞がひどい。9時前には着けるかと思っていたが、結局1時間半近くかかって9時半過ぎにアソークに到着。パソコンの修理は来週の火曜日までかかるという。火曜日までにできない場合は火曜日に電話するという。私としては来週金曜日に東京へ行く際にバンコクに立ち寄るので、それまでに修理を完了させておいてほしいと依頼する。

次に東京行きの航空券を買いに行く。場所はスリウォン通り。市内バスに乗って向かうが、日が高くなってきて、エアコンも扇風機もない赤い市内バスはかなり蒸し暑い。シーパヤ通りの交差点でバスを降りて旅行会社まで歩くが、これもとても暑い。頭上の真上から太陽に照らされる。

東京行きの切符を発見してもらい、お金を16500バーツ払い込む。今回は中華航空の台北回り。それも行きがけは適当な乗り継ぎ便が予約できずに、台北空港で20時間近く待たされることになっている。私はこの乗り継ぎ時間を利用して、久しぶりに台北の街でも歩いてみようと思っていたのだが、旅行会社のスタッフは、「空港の外へは出られません。もし外へ出るならあとに2000バーツ必要です」と言う。この差額は私には大金過ぎる。2000バーツも差があるなら、空港のロビーに丸まる一昼夜いたってへっちゃらだ。

バンコクでガイドをしている友人とは11:30にシーロムのセントラルデパートで会うことにして、シーロムのセントラルへ歩く。しかし、私は最近のバンコク事情に疎く、シーロムのセントラルとはニューロードに近い昔からのデパートだとばかり思って、シーロムの通りをニューロードに向かって1キロほども歩いてしまった時、友人から携帯電話に電話が入り、「タニヤ近くのセントラル」だと言う。そういえば、あの辺でもセントラルを見かけたなぁと思い出し、今来たシーロム通りを今度はバスに乗って戻った。

彼は今日は仕事が休みで、今日は次女の学校の用事をしなくてはいけないのだと言っていた。そして彼が私と話したいことがあると言っていたのは、やはりビジネスの相談であった。今のガイドの仕事では先の見通しが立たないと言う。どうにも苦しいらしいし、なんとか独立して仕事がしたいと言う。もちろん、ガイドの立場が苦しいだけでなく、タイの日本人相手の旅行会社そのものがひどく苦労しているのは、彼も十分承知している。そこで、従来の旅行会社が取りこぼしている個人旅行者を取り込みたいと言う。私としてできるアドバイスは、個人旅行者は価格にシビアだから、とにかくコストを押さえて、低価格を売り込む以外なく、事務所経費や広告費を押え込んでもビジネスチャンスはあると言うくらいであった。しかし、まずはビジネスモデルでも作ってみてからの話である。また、来週時間ができたら会うことにする。

午後に以前働いた旅行会社の現地代理店へまわる。こちらも完全に閑古鳥が鳴いている。取り扱い客数が月に300人程度まで落ち込んでいると言う。秋からは日本の本社でカンボジアへのツアーを5000人規模でキャンペーンを計画しているようだが、果たしてどれだけの集客に結びつくのだろうか、、。この代理店は本当に誠心誠意やってくれる代理店であるが、日本での連絡事務所の位置づけが中途半端で、日本国内での社内営業ができていない。まったく残念だしもったいない話である。

ひととおりのバンコクでの用事を済ませ、あとはお母さんに頼まれた日本のお菓子類を買って帰るだけだ。向かうはスクンビット通りのフジスーパー。和菓子やどら焼き、カステラなどを買い漁る。ほかにも日本の食材でチェンマイへ持ち帰りたいものはたくさんあるが、ほとんどが要冷蔵か冷凍もので手も足も出ない。丸っきりの日本からの輸入品は値段も高くて、買う気もおきないが、バンコクで作っている日本食材はいろいろなものがあって、値段も手ごろだ。しかし、チェンマイまで持ち帰れるものと言ったらばやはり菓子類に限定されてしまう。スーパーの大きなビニール袋いっぱいに和菓子を詰めて再びバスターミナルへ向かう。

チェンマイ行きのバスは混雑しているようであった。買えた切符は1時間後の6時半のものであった。それも席の希望を伝えられるような余裕はなかった。代えただけマシと言った感じであった。
夕方のバンコクを出たバスはすぐに渋滞にはまり込み、ノロノロ運行となった。ドンムアンの空港までたどり着くのに1時間以上も要したのである。まぁ渋滞もいいさ、別に急いでいるわけじゃない。車内のビデオ上映は夕べと同じサメの映画でタイトルはDeep Blue Seaだそうだ。

 

朝食
バスでもらった菓子パン。
昼食
ガイドの友人とラーメン屋に入り、私はざるラーメン。
夕食
バスターミナルでクオッティオうどんをすする。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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