旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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2月26日から3月1日まで日本へ一時帰国していました。

2月26日
水曜日

 午前3時発のエジプト航空はほぼ満席であった。この飛行機はエジプトのカイロが始発で、バンコク、マニラと経由して日本まで飛んでいくのだが、そのルートのためか、客層が他のタイ航空や日本航空とは大きく違っている。まず、カイロから乗り込んでいる乗客と言うのはほとんどが添乗員さんに引率された団体ツアー客である。そして、バンコクから乗り込んでくるのは、ちょっと薄汚れていて、顔に疲労感をたたえたバックパッカーたち。一昔前ならヒッピーと呼ばれたであろう人たちで、航空運賃の安さからこの飛行機を選んでいる理由は私と同じである。そして、最後にマニラから乗り込んでくるのは、日本に定住しているフィリピン人や国際結婚組みである。こちらは小さな子供づれも多く、ほほえましい。

 ほぼ定刻に成田に到着し、大急ぎで練馬の自宅に向かう。一時帰国中の滞在先は実家のオフクロさんのところなのだが、滞在中の足としてラビットスクーターを引っ張り出す。日本は何でも物価の高い国だが、特に交通費はチェンマイから出てきた身には、とても高く感じる。少しでも経費を節減するには、寒さをものともせずにラビットスクーターにまたがるしかない。しかし、車齢40年近い老体で、この一年ほど整備もしていなければ、ほとんどエンジンをかけてもいなかったので、動くかどうか心配であった。

 二台のラビットのうち、本日は青いラビットの乗ってみる。キーを入れたが、何の反応も示さない。バッテリーがダメになっているようだ。バッテリーを覗き込むと、電解液すら消えうせて、使い物にならなくなっている。仕方なく、もう一台の赤いラビットのバッテリーと交換し、充電をしてから始動すると、一発でエンジンがかかった。さすがは昔の名車だけありタフである。燃料に埃が混ざっているのか、キャブレターからガソリが漏れるというトラブルがあるが、キャブレターや燃料タンクの整備は手間と時間がかかるし、当座の走行には問題なさそうなので、整備は次回以降と言うことにする。

2月27日
木曜日

 滞在二日目、役場関係の事務処理に奔走する。戸籍謄本など最新のものを発行してもらい、郵便定期預金を解約し、銀行で円建ての旅行小切手を発行してもらう。そして、練馬の区役所に回って、いくつもの確認事項を処理していく。その際に重大な事柄が判明した。私はチェンマイの日本領事館に在留届けを提出しているし、以前の勤め先(日本の会社)を退職した際も、チェンマイに赴任したままで、現地除隊をしてしまった。そのため、練馬には住民票を残したままにしていた。ところが、海外に一年以上行ってしまっている場合は、区役所側の職権で住民票を抹消できるのだそうだ。さらに、退職した段階で、社会保険の資格を喪失し、国民健康保険に切り替えなくてはならない義務があったそうなのだ。私は、健康保険など「脱会」したつもりでいたが、タダの義務違反をしていたに過ぎないらしい。さらに、脱会はできないのだから、本来切り替えなくてはならない二年前に遡って未納額を支払う義務があると言う。その二年分の金額たるや、現在の私には天文学的とも思えるほどの金額であった。役場の係員の人も同情してくれて、いろいろ調べてくれたのだか、二年前に遡って転出届を出せば、本当に脱会ができるそうなのだ。
 住民票を抹消すべきことは、実際以前から知っていた。しかし、お母さんの日本永住権に関して不安があったので、その手続きをせずに来ていた。お母さんは韓国籍であり、永住権は持っているが、外国人登録上は日本人である私の配偶者の資格であり、さらに日本での定住先が練馬の自宅となっていて、その世帯主の名前が私になっている。私の住民票が抹消されると言うことは、世帯主不在と言うことになってしまうと言う矛盾が生じると考えられる。その件について区役所の職員に確認するが、要領を得られずに来ていた。が、今回判明したところでは、日本の世界に誇る縦割り行政のおかげで、矛盾はあっても担当省庁が違うので、問題は起こらないはずだと言う。

 夜、八王子のAchaoさんたちと突然チェンマイオフ会を立川の居酒屋で開催する。6時半に始まって、なんと11時近くまで延々と話し、飲み、食べてしまった。

2月28日
金曜日

 役場関係の事務処理は昨日で大方片付けてしまった。まだ本当は国民年金の取扱作業もあるのだが、これは都内平河町の事務所まで出向かなくてはならないらしい。折角かけてきた国民年金も、住民票の抹消により、資格喪失してしまうことになり、年金については任意加入の手続きをしなければならないらしい。その手続きができるのは平河町の事務所だけなのだそうだ。まぁ、将来もらえるかどうかもはっきりしない年金の手続きのために都内まで出る気になれず、次回以降の手続きとすることにした。

 本日の用務は買出しである。お母さんから預かった買い物リストは、種類こそはたいしたことがないが、指定してきた数量が半端ではない。韓国人の奥さんたちへ配るものなど、10個単位である。ディスカウントストアで手押し式カートに詰めていくがカートがたちまち山になってしまう。レジ並んで会計をしようとしたら、なんとお金が足りなくなってしまった。財布には一万円札一枚と、千円札が数枚入っているだけであった。あとちょっとと言うところで、最後の何点かを放棄しなくてはならなくなってしまった。放棄した品物には、小屋がけ食堂のマスコット、猫のトゥントーン用の飲み取り首輪も含まれる。

 ディスカウントストアのバイク置き場で、50ぐらいのおばさんに声をかけられる。「へぇー、これってラビットスクーターでしょう、、話には聞いていたけど始めてみたわ」などと言う。年齢から考えて、このおばさんの青春時代にはまだラビットスクーターも現役で走り回っていたはずなのに、、。しかし、若い人や初老の男性に声をかけられることはしばしばあるが、こんなおばさんに声をかけられたのは初めての経験である。

 夜、またも居酒屋に出陣。今夜はTKくんカップルと飲む。

3月1日
土曜日

 天気予報は、昼前から雨だと言う。目が覚めたのが朝8時過ぎ、のんびりと朝食を食べる。今日の予定は、初めに大学へ行って、依頼しておいた卒業証明書と成績証明書を受け取り、練馬の自宅へラビットスクーター戻しに行くことである。そして成田空港には午後2時頃に入る予定だ。朝食は3日続けて納豆を食べた。やはり日本の納豆はふっくらしていて美味しい。タイの代用納豆とはまるで別物だ。納豆以外におでんとメザシも食べる。

 雨が降り出す前に出発したいと思っていた。スクーターなので雨は大敵である。ところがどうしたことか昨日乗り換えた赤ラビットの具合が悪い。エンジンがかからないのである。バッテリーの問題も考えられ、出発を30分遅らせて、バッテリーに充電を施す。しかし、やはり始動しない。プラグを外したり、燃料が来ているか調べたりして、ようやくエンジンが回り始めた。そうこうしている内に小雨が降り出して来てしまった。遅くなってしまったし、急がねばと走り出したのだが、実家を出発して1キロも走らぬうちにエンジンの出力が低下して、動かなくなってしまった。これはどうやらスパークプラグに問題があるようだ。バイク屋に駆け込んで、スパークプラグを買い、交換してみるとやはりここが問題だったようで、エンジンは快調に回り始めた。もう大丈夫。まったく、ハラハラさせてくれるよ。雨は雨脚が付くよなって来ていた。

 荷物はやたらと重かった。手提げカバンはひとつが約20キロ、もうひとつは約15キロ、さらに肩掛けカバンにはラップトップパソコンが2台入っていて、これも7キロくらいはある。この重たいカバンを抱えて電車を乗り継ぎながら成田空港に向かうのは辛かった。ほぼ2時には空港に着いたのだが、パソコンと電話機をつなぐモジュラーケーブルを持ってくるのを忘れていた。今日の午後に送らなくてはならないメールがあったのに、、、。しかたなく、空港内の電気屋でケーブルを買う。お金がもったいない。

 エジプト航空はフィリピーノ女性と日非混血の子供たちでいっぱいであった。隣に座ったフィリピーノ・ママは風邪を引いているのか盛んに咳をする。またうつされたら嫌だなぁ。特に今晩はバンコクに到着してから慌しいので、十分に注意しなくては、、。

 マニラで乗客の大半が降りて、これで機内はガラガラになるだろうかと思っていたら、マニラから乗ってくる乗客も沢山いてやっぱり満席になってしまった。乗客の客層はさまざまで、西洋人も出稼ぎ風のフィリピーノも、そしてアラブ人も多い。私の隣に座ったのは中年過ぎの日本人男性らしかった。そして、バンコクには予定時刻よりも若干早く夜10時45分に到着。通関手続きなどがなければ、空港内を走って鉄道駅に向かえば、最終のチェンマイ行き快速列車に間に合いそうだが、実際には入国手続きをしているうちに、列車の出発時間が過ぎてしまった。

空港ターミナルを出たのは11時半近く。もう汽車もバスも運行している時刻ではないが、まずは北バスターミナルまで向かう。市内バスを乗り継ぎながらだから荷物は重いし、暑くて汗だくになる。12時ちょうどにバスターミナル到着。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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