旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月2日 日曜日    天気は晴れ    

 北方面行きのバスはすべて発着が終わってしまったのだろうか、バス会社の窓口は全て閉まってしまっている。それでも客引きはいるもので、ワゴン車を使って営業している。以前に深夜1時発のナコンサワン行きのワゴン車に乗ったことがある。ナコンサワンはバンコクの北250キロほどのところにある都市で、そこでは上手い接続で午前4時のチェンマイ行きローカルバスが出ていて、昼過ぎにはチェンマイに到着できていた。今回もハードだけどそのルートをたどろうかと思っていたら、ピサヌローク行きのワゴン車があると言う。ピサヌロークはナコンサワンの更に100キロほど先の町で、距離的にはチェンマイに近づくが、メインのハイウェイから外れている。ひょっとして、余計時間がかかるのではないかと気がかりではあるが、客引きが言うには、午前4時半にピサヌロークに到着する。そこからは5時にチェンマイ行きのバスがあると言う。モノは試しと、300バーツを払ってワゴン車に乗り込む。満席の11人の客を乗せて深夜のハイウェイを北上。多少ウトウトしかけたが、天井のエアコンの吹き出しから水が滴り落ちてきて寝ることはできなかった。

 ピサヌロークには4時間後の午前4時半前に到着。バイクタクシーの客引きにチェンマイ行きのバスを尋ねると、ちょうどラヨンと言うタイ東部の海浜都市からチェンマイへ向かう長距離バスが停車中だからそれに乗せてもらえと言う。これは渡りに船である。長距離バスはナコンチャイツアーのVIPバスで、運賃こそ250バーツと割高だが、乗り心地の悪いローカルバスに長時間揺られなくても済む。それにチェンマイへも午前中に到着できそうだ。喜んで切符を買って乗り込むとまもなく出発。最前列の通路側の席に座るよう指示されたが、なんと頭上にはエアコンの吹き出しが四つもあり、風を止める調節摘みもない。ガンガン冷やしてくれるので、やたらと寒かった。スーツを着ていて良かった。

 ナコンチャイツアーはタイでは大手の長距離バス会社であり、チェンマイでは独自に出発ターミナルを持っているほどだ。バスの社内サービスも定評があるようなのだが、私がよく利用するソムバットツアーと比べてみると、いろいろと違いがあって面白い。

ナコンチャイエアーツアー
ソムバットツアー
グレード(運賃区分)
VIPバス
1等冷房バス
座席数
32席
28席〜36席
車体
ベンツ(フルデッカータイプ)
フルデッカー〜2階建てまで
サービス
均一的
不均一

 つまり、ナコンチャイはハイスタンダードで、すべてが画一的である。不満もないが、特別の感動もない。それに対して、ソムバットツアーは当たり外れがある。それでも運賃が安いので、外れても許せてしまえるのだが、、。で、今回乗ったナコンチャイの均一性向はサービス項目を書き出していることに特徴付けられる。たとえば飲食関係では、@お菓子のサービス(スナックと飲み物)、A食事サービス(二種類のメニューと清潔なお水)、B健康のための牛乳(ただし豆乳であった)、と書き出されていて、リクライニングシートの利用説明まで張り出されている。運行に関しては、スピードは控えめで安全運転、各都市ごとにバスターミナルに停車する。そのため時間はかかる。ソムバットのようにフルアクセルのノンストップとは趣がだいぶ違う。

 チェンマイには午前10時過ぎに到着。ピサヌロークからの約350キロに5時間半もかかったことになる。乗合ピックアップトラックに乗り換えてアパートに帰り着いたのは11時近くになっていた。バンコクに到着してから12時間を要したことになる。うーん、さすがに疲れた。費用は、ドンムアン空港→モーチット(市内バス)5バーツ(深夜料金)、モーチット→バスターミナル(市内バス)5バーツ(深夜料金)、バンコク→ピサヌローク(乗合ワゴン)300バーツ、ピサヌローク→チェンマイ(長距離バス)250バーツ、バスターミナル→アパート(乗合トラック)20バーツ。

 午後からは2時間半ほど昼寝をしてしまう。いやー、疲れた疲れた。

朝食

車内サービスの豆乳のみ。

昼食

ご飯とナマス、カボチャの煮物。

夕食
コカにてタイスキ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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