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12月20日 土曜日    天気は晴れ

 朝一番に優泰をムエタイ(キックボクシング)ジムに入れる。弱ッチイ体と、精神力を鍛えてもらうことが主目的である。「健全な身体に健全な精神が宿る」と言うではないか、五体満足な身体を鍛えずにおくことは、良くないことである。本来ならば、土曜日の今日は補習校に行くべき日である、補習校では本日が2学期最後の日のはずであった。ところが、先日電話連絡網が入ってきて、「補習校が停電になるので休校」だと連絡が入ってきた。急な停電連絡で休校になってしまうなどと言うのは如何にもタイらしい。

 早朝のジムでは、まだトレーニングを受けている人たちは少なかったが、まずはランニングから優泰はさせられることになった。それから続いて、リングに上げてもらい、ワン・ツー・パンチの練習である。まったく様になっていないが、まぁ初日だし、もとチャンピオンによる文字通り手取り足取りのトレーニングなので、数日のうちには形も見られるようになるのではないかと期待をしている。このジムは先月Kトールが来たときに紹介したジムで、彼は結構気に入っていて「優泰にもムエタイをやらせてみれば」と彼は盛んに薦めてくれていたが、実際に優泰がここに通うようになるとは、その時はちっとも考えても見なかった。

 日中の大半をK.K.トラベルで過ごすが、ジムにいる優泰のことが気にかかる。トレーニング時間中はそれなりに何とかジムの人たちも見ていてくれるだろうが、トレーニングは朝と夕方だけである。日中はみんな他の仕事に出たりして、優泰を見ていてくれる人がいるだろうか?それとも、優泰がいるせいで、ジムの人たちに迷惑がかかっているのではないだろうか?気になる。夕方になって優泰を迎えに行くと、朝と比べて多少様になったポーズでパンチの練習をしていた。どうやら無事だったようだ。ジムの人によると昼食を食べた後は夕方まで昼寝をしていたそうだ。アパートへの帰り道、ひどい渋滞に巻き込まれる。このところの夕方の渋滞はずいぶんとひどくなっている。運転の秩序がなっていないから、渋滞になるとまったく動かない。それでもイライラしながらハンドルを握っている人はほとんどいない。タイ人というのは、本当にイイ性格をしている。

 夜はキリスト教系団体から招待されて空軍基地内で開催されるクリスマスパーティーに招待されているので、軍の基地に向かう。基地への道もひどく渋滞をしていた。パーティーと言っても主催はキリスト教団体だから、始めは説教風のものを聞かされるのだろうから、それほど慌てることもないだろう。基地は民間の空港と共用になっており、空港の北側が軍の施設になっている。検問所でパーティーの招待券を見せることでフリーパス同然で中にビートルで乗り入れられた。しかし、軍の基地というのはやたらと広いもので、会場を探すのに苦労をした。何度か憲兵さんに道案内してもらいながらようやくたどり着いたのは、空港敷地内の滑走路の裏側、ドイステープの山麓にあった。暗くてよく見えないのだが、たぶん兵舎と思われる平屋建ての建物の並ぶ中に会場があり、大幅に遅刻をした我々が到着したときはもう説教も半分終わっており、会場は入りきれないほどの人である。大半が制服を着た兵隊さんたちである。
 説教のあとは屋外の特設会場に移して夕食会である。円卓に赤いテーブルクロスがかかった中国風の宴席である。テーブルの上には水と清涼飲料水がボトルで置かれており、やがて料理が徐々に運ばれ始めた。ソーセージと竹輪の揚げ物、ヤムウンセン、焼き鳥、竹の子とキノコの入ったトロミのある鶏肉スープ、白菜とシイタケの煮込み、魚の蒸し物、チャーハン。なんとなく宴会料理と言うよりも、なんとなく兵隊サンたちの普段の食事にちょっと色がついただけのように感じられる。ステージではキリスト教関連の出し物が延々と続いているが、時刻が9時になったところで、我々は先に失礼させてもらう。

朝食
モチ入りのオニオンスープ。
昼食
五目野菜炒め。
夕食
空軍基地内のクリスマスパーイティーでタイ式野外円卓料理。

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(2015年5月からのブログ)

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