旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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4月15日 月曜日    天気は晴れ 

Kカップルも義姉も一緒に、ルンアルン温泉へ行く。目的は温泉に入ることもあるけれど、それよりも女性陣は泥パックを受けてみたいのだと言う。チェンマイ近郊ではこのルンアルン温泉で泥パックがスパに併設されていたはずと記憶がある。
総勢6人となり、私のビートルには乗りきれないので、Kカップルには四輪駆動の小型車をレンタルしてもらう。レンタル料は1日800バーツ。こちらでスズキ・カリビアンと呼ばれている1000ccのジープ型の車である。日本ではジムニーと言う名前のはずだ。この車がチェンマイへ来た外国人観光客には最も人気がある。四輪駆動なのでチェンマイ周辺の山にも分け入れるし何より安いからである。

往路はルンアルン温泉までバイパスにあたるハイウェイで突っ走った。温泉には10時半頃に到着。早速、スパへの手続きをする。女性陣はどのようなコースで受けるか希望を聞いたが、なかなかまとまらない。メニューは以下のようになっていた。

ボディ泥パック(顔を含まず)
1000バーツ
所要1時間
顔面泥パック
300バーツ
ボディと同時可
顔面マッサージ
300バーツ
所要45分
全身マッサージ
350バーツ
タイマッサージ
ジャグジー入浴
120バーツ
所要20分

最終的に@ジャグジーA全身マッサージB顔面泥パックと言う事に決まった。代金はひとり770バーツ。所要は2時間半だそうだ。優泰を含めた男性3人はジャグジーのみ。

ジャグジーも気持ちよいのだが、やはり日本人としては、温泉に使ったら、石鹸でゴシゴシと身体を洗いたくなる。デカパンをはいて泡の風呂に使っているだけと言うのでは、完全な満足感を得られない。西洋人たちは身体を洗いたいと言った衝動が起こらないのだろうか?そして、ジャグジーの入浴時間は20分で終了してしまう。ちょっと時間をオーバーして居座りつづけたが、11時過ぎには追いたてられてしまった。

スパから追い出された我々は居場所を失い、野外へ出た。女性たちが出てくるまでにまだ2時間近く待たされそうだ。源泉で温泉玉子を茹でても10分とかからず、園内の食堂へ入る。湯上りだしビールを飲みたいところだが、我々には運転と言う義務があって飲む事ができない。まったく不本意ながら、水を飲み、タイ料理を摘む。タイ料理と言うのはまったくタイの酒が飲みたくなる味がするものだ。注文したのはソムタム(青パパイヤの和え物)、ヤムウンセン(ハルサメの和え物)、炒飯、カオソイ(チェンマイのカレーラーメン)。ところがヤムウンセンが滅多やたらと辛いのである。小粒の青唐辛子ピッキーヌーが大量に刻まれて混ぜ込んである。通常の日本人なら、一皿に1本でも入っていたら「チョー辛い」って事になるのだが、それが10本以上は入っているようだ。ヤムウンセン好きのKもほとんど食べられない状態であった。最終的には甘いアイスコーヒーで舌の火傷を押さえつつ、何とか平らげる。

女性たちがスパから上がってきた、時刻は1時半。これからここで彼女たちも昼食にするという。早くアパートに戻って優泰にソンクランの水掛をやらせて上げたかったが、空腹の猛獣が危険なのと同様に、女性たちも腹をすかしているようなので、ここで余計なことを言ったりすると身の危険を伴いそうなので、黙って食べ終わるのを待つ。

帰り道はサンカンペンの村の中を走る旧道のルートを取る。このあたりの水掛け合いはまだ長閑なものである。ドライブルートとしても大きなこんもりとした並木が木陰を作ってくれているので、気持ちがよい。この並木は樹齢がどのくらいなのだろうか?日光の杉並木の何倍もの大きさの大木が整然と並んでいるのである。こんな並木道がチェンマイから四方へ放射線状に伸びているのだから、昔のチェンマイと言う都はどれほど素晴らしい都だったのだろうかと、当時の街道の往来を想像しながら考えた。

チェンマイに入ると渋滞がひどくなった。メーピン川にかかるナワリット橋から先が通行止めになっている。一応信号が赤を示しているが、この先はどうせ通行止めなのだからと思い、私は右折をしてしまった。とたんにピピピーと笛を吹かれて、警官に捕まってしまった。信号無視の現行犯だそうだ。一緒に交番へ行き、「赤信号では止まらなくてはいけないのだ」と説教をされる。よく噂話で、こうした場合、警官が小遣い銭をネダルものだと聞いていたが、私の場合まったくそんな素振りはなく、交通ルールについての説教を終えて、私に反省の色ありと認めると、「今日はタイの正月だから大目に見る」と言って許してもらった。小遣い銭どころか、罰金を取られることもなかった。タイの警官は立派だと改めて感じる。

アパートに戻ったのは4時半。すぐに水掛け合いに参入する。水掛け合いも最終日と言う事で、だいぶ盛りあがっている。近所のショッピングセンター前あたりでは、巨大な野外ディスコ会場となり、いくつかのステージではビキニスタイルの踊り子たちが派手なアクションで踊り狂い、周りの若者たちも狂乱状態だ。私たちはそこには加わらずもっぱらアパート前での水掛け合いに終始する。6時まで大騒ぎをして、日が陰ってきたので、部屋へ戻った。そして、大失敗をしていた。携帯電話を防水の為にビニール袋に包んでポケットに入れていたのだが、それが返ってアダとなり、ビニール袋には水が溜まり、携帯電話は水没してしまっていた。電源を入れてもウンともスンとも言わない。今回のソンクランでの最大の損害はこの携帯電話である。

朝食

朝は昨日小屋がけ食堂でもらったタイのお菓子を食べる。餅菓子の中に餡や肉が入っているのでボリュームがある。

昼食

ルンアルン温泉でカオソイ、ソムタム、ヤムウンセン、炒飯などを食べる。

夕食

義姉が料理するといってご飯と白菜の蒸し物を食べた。お母さんによると以前に義姉は料理して食べると言ってオデン種などをどっさりスーパーで買い込み、冷蔵庫に保管しているのだが、そのまま保存されつづけ、そろそろ賞味期限が切れるのだが、、。オデンが食卓に上れるかは、まだ不確定だ。

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(2015年5月からのブログ)

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