旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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4月7日 水曜日    天気は晴れ

 やっとゆっくり眠れた。8時近くまで優泰も寝ていた。この手のリゾート滞在者は朝寝坊組が多いのか、8時近くになってもまだコテージの多くは眠ったままのところが多い。朝食を食べに食堂へ降り、海が眺められるテラスに座って朝食を注文する。朝食用のメニューとしてはアメリカンブレックファストがトップにあって最も高く80バーツである。そして、各種トーストと玉子料理などが並び、最後にお粥などのタイ風朝食が続く。私は朝食用以外からタイ風焼きうどんを注文する。パンは食べたくなかったのと、お粥では昼まで腹持ちが心もとなかったからである。
 朝食を食べ始めてすぐに「シュノーケリングツアーの係りが迎えに来たよ」と連絡が入る。なんだい、ずいぶんと早いなぁと思ったが、時刻はもう既に8時半。迎えには他のホテルを先に回ってもらうことにして、我々は急いで朝食をかきこむ。

 タオ島へ来るたびに参加しているシュノーケリングツアーなのだが、飽きることがない。前回はシケの海で魚をほとんど見られなかったが、それでもシケの海で波に揉まれる初体験がで来て、自分としてはそれなりに満足していた。今回は天気も良く、魚がいっぱい見られそうである。お客もいっぱいで、小さな漁船を改装したツアーボートには20人ほどの観光客が乗り組んだ。

 期待通り、今回は魚の姿が多い。今度は優泰もだいぶシュノーケリングになれたようで、海に入って泣き出すようなこともなく、熱心に魚を見て喜んでいる。私も今回は足にフィンを履き、前々回のようにウニを踏んで酷い目に会わないようにする。はじめに立ち寄ったシャークアイランド近くで、海底を眺めて見ると、とんでもなく沢山のウニがいた。ウニは群れる習性があるのか、何十匹と固まって、海底が真っ黒になっている。ここのウニは食用にならないのだろうか、タイ人はウニを食べる習慣がないのだろうか ?イタリアンの料理人でもあるタク君にイタメシでもウニって使うのか聞いてみると、「スパゲティーなんかに使いますよ」との事であった。しかし、なんとなくウニのスパゲティーなど日本人が考え出したような気もする。

 そのタク君の顔色が冴えない。船酔いしたのだと言う。今日は天気も良く、波も穏やかではあるが、何分にも小さな船なので、よく揺れる。特に停泊中に揺れるのである。他にも西洋人の女性がひとり船酔いしたらしく船の舳先で吐しゃしていた。その吐しゃ物に魚が群れていた。これも食物連鎖なのだろうかとバカなことを考える。タク君は結局昼ご飯の弁当も食べられなかった。

 午後になって、乗客たちがニャンヤン島に上陸している間、私と優泰の2人は船に残った。この島は入場料がかかることと、もうさんざ魚も見たし、ビーチで甲羅干する気にもならない。船頭さんと沖合いで停泊して1時間ほど待つ。その間、船頭さんは釣り糸と針、魚の切り身を用意してくれて、これで釣りをして見ろと言う。竿はなく手釣りである。糸は透明ながらかなり太い。針も巨大で、見たことはないがマグロでも吊り上げるような針で、こんな大きな針にかかるほど大きな口をした魚がいるのだろうかと訝しく思えた。餌は魚の切り身で、刺身ほどの大きさである。海の中に糸を垂れてしばらく待つが、餌がつつかれる感覚はあるが、針を飲み込み糸をグイグイと引いていく感覚はなく、引き上げて見ると針だけが残っていた。食い逃げと言われる現象だろうか、、。船頭さんは、「このあたりじゃダメだ、あっちの岩礁ならいるぞ」と言って、釣り針を手に持ち、海に飛び込み、そのまま糸を引きながら岩礁まで泳いでいった。しばらくして、戻ってきてから糸を巻き上げて見たが、やはり食い逃げであった。

 5時近くにホテルへ戻り、ホテル近くのインターネット屋でメールのチェックをおこなう。2日ぶりにメールボックスを開くとウイルスメールだけで100通ほども届いており、ダウンロードするのにやたらと時間がかかる。ここのネット屋は1分間に2バーツの料金なので、結局90バーツも利用料金がかかってしまった。

朝食
ホテルにてタイ風焼きうどんとも言うべきパッシーイウ。
昼食
船上にてバジル炒め弁当。
夕食
ホテルにて揚げ魚のチリソースかけ、黄色いシーフードカレー、豚肉のヤム、春巻き。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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