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12月6日 土曜日    天気は薄曇

 優泰を補習校へ送る。送った帰りの足で補習校からパソコンを引き取る。先週まで修理を試みたが、どうしても治らなかったために業者へ修理へ出すためである。私の見たところハードディスクの損傷がひどいようである。

 チェンマイKKトラベルでは、タイ人の海外旅行の企画も依頼される。行き先はソンチェンへ行って帰りにホンコンに立ち寄ってショッピングをして来ると言うものだそうだ。しかし、ソンジョンとはどこの事なのかサッパリ解らない。タイ文字で中国の地名を書かれても、それをローマ字表記にして、それから漢字表記の見当をつけるのだが、ローマ字に直すと'seonjeon'となる。これが一体どんな漢字になるかなど、誰が想像がつくだろうか、、、。タイには潮州出身の華人が多い。潮州の中心都市といえば仙頭(スワトウ)であるが、音が若干違いすぎる。海南島出身者も多いと聞くし、海南島近くに湛江と言う都市がある。中国式ローマ字表記で'zhenjian'である。似ている。確信はないが、タイ人スタッフに確認してみる。ホンコンからの距離は直線距離で500キロほどだろうか、そんなことを説明していると、「ちがう、ホンコンからバスで行ける距離だ」と言う。うーん、、。待てよ、ひょっとして、ホンコンに隣接した経済特区の深センのことではないだろうか、、。中国式ローマ字表記をすれば、'shenzhen'である。どうやら、これが正解だったらしい。

 修理に出した補習校のパソコンだが、ハードディスクが物理的にダメージを受けており交換が必要だとのことであった。もともと古いパソコンだし、高価なハードディスクを交換するべきだろうかと悩んだが、補習校のO教頭先生より「まぁ、必要なものだから交換しましょう」と了解を得る。もともと付いていたのはたった6ギガの容量しかないハードディスクであったが、現在はもう新品でそんな低いスペックのハードディスクはないそうで、一気に数倍の容量に相当する40ギガのディスクと交換されることとなる。この故障の原因だが、作動中に電源を切ったためであろうという。それが人為的なものかどうかは解らないが、ただしチェンマイの場合は人為的でなくても停電などしばしばあるし、停電が原因と言うことも十分に考えられる。つまり、一旦修理をしてもいつまた停電により故障するかわからないのである。これを防ぐには、UPSと呼ばれる無停止電源装置を取り付けておく必要があるだろう。安いものではないし、補習校の限られた予算で買ってもらえるものだろうか、、、。チェンマイのパソコン事情は日本とは大分違うのである。

 夕方にもとCNNで働いていたと言う米国人に招待されて、タオ・ガーデン・ヘルス・リゾートなるところへ行ってきた。チェンマイ周辺には中途半端なリゾートと名の付く施設が沢山ある。大体がただ山間部や野原にバンガロー風の小屋をしつらえただけで、どうしてこんなところに泊り客が来るのだろうかと言うような施設ばかりである。今回訪れたタオ・ガーデンも場所がドイサケットということで、いかにも中途半端な場所である。だから、ちっとも期待をしていなかった。
 チェンライ街道を左に折れて、川沿いの道を5キロほど進んだところにタオ・ガーデンはあった。入り口はずばりただの田舎道で、警備員がゲートを開けてくれたが、簡単で安手の児童遊具が置かれているあたり、いかにも・・と言った感じであった。入り口でしばらく待たされた後に、施設内の食堂に通される。この食堂は、天井部分がやや無骨な屋内体操場のような作りであるが、テーブルやイスなどはしっかりしたものを使っている。何人もの西洋人が出てきて、あれこれと説明をしてくれる。こんな施設にどうしてこんなに西洋人の職員がいるのだろうか?私はまだ何も解っていなかった。が、施設内を見学させてもらっているうちに、これが半端なリゾートなんかではないことがやっと判ってきた。西洋人に混じって中国系で朗らかな顔をした男性が、先導して施設を紹介してくれるのだが、彼は名前を謝明徳と言い、中国系タイ人である。そして気功と中国医療の専門家だそうだ。彼の執筆した本は世界中で出版され、読書室には日本語や韓国語、中国語をはじめ実にさまざまな言葉で書かれた執筆本が並べられていた。
 さらに、この施設は医療施設でもあり、施設利用者はまず医師の診断を受け、治療すべき症状と、ここでの治療メニューを渡されるのだそうだ。治療と言うのは、西洋風の治療器具と、中国医療を併用しており、ちょっとしたクリニック以上の規模である。さらに、気功や太極拳などと一緒に、ヨガの施設やジムなども完備している。毎朝この謝さんの指導で気功教室も開かれているそうだ。健康のためのマッサージやスパも充実しており、ここはリゾートというより大規模な診療施設と言った感じである。宿泊施設も当然整っていて、コンドミニアム風の建物と家族やグループ向きの二階家があり、100室ほどの部屋数になるそうだ。敷地もバカに広い。

 この施設で夕食をご馳走になったのだが、医療施設ということで、アルコール系はなく、完全な無農薬オーガニック野菜を使い、魚も施設内のものを使っていると言う料理で、中国と西洋が合わさったような料理であった。健康を考えたメニューと言うことであったが、味は悪くないが、私にはもう少し不健康なメニューが合っているようだった。

朝食
パートンコー。
昼食
味噌煮込みうどん。
夕食
タオガーデンリゾートにてオーガニツク・フード。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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