旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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12月5日 金曜日    天気は晴れ

 昨夜買った土産物を叔母夫妻に今朝託すつもりでいた。叔母たちはツアーのため、たった一泊チェンマイに滞在しただけで、今朝は7時半にスコータイへ向けて出発である。ところが、私は疲れと慢性的な寝不足によってか、寝坊をしてしまった。目が覚めたのは7時20分。顔も洗わずにアパートを飛び出して滞在先のホテルへ向かう。ホテル前にはもうツアー客が乗車完了して、スタンバイOKになっているバスが出発しかけているところであった。

 今日はKKトラベルには顔を出さないつもりでいた。しかし、昨夜のラジオ番組中に一緒にパーソナリティーを務めるKKトラベルの経営者に押されて、朝だけでも来るように依頼されてしまった。まったく、人に頼まれると嫌と言えない自分の性格が疎ましい。そのため、結局今日も午前中はKKトラベルのデスクに就く事になってしまった。

 昼前にアパートに戻り、お母さんと優泰をビートルに乗せて山へ向かって出発。山の中に入ってしまえば、携帯電話の電波も届かない。もう依頼などを受けてしまうこともないだろう。行き先はジェーソン国立公園にある温泉である。ここは以前大阪のOさんと行ったことがあり、静かな山の中にある湯量豊富な良い温泉であった。チェンマイからの直線距離なら大したことがないが、途中の山脈には車の通れる道がなく、直線距離の3倍近い距離を回り道しなくてはならない。急ぐ必要もないし、帰り道は途中にある簡易リゾートにでも宿泊してしまえばイイだろうと考えて、山道をのんびりと楽しむようにドライブする。しかし、ゆっくり走ると眠くなるものである。優泰もリアシートでいびきをかきながら寝ている。お母さんも助手席でお休みである。

 静かな温泉にのんびりと浸かれば日頃の疲れもすっ飛ぶだろうと考えていたが、チェーソン国立公園が近づくに連れて、我ビートルを抜かしていく車が増え始めた。そして国立公園のゲートでは車が数珠繋ぎになっている。広い駐車場もほぼ満車状態である。そうだ、今日は国王誕生日で祝日である。そのため学校や大企業、役場などは三連休である。そのため、こんな山奥へ行楽に来る客が沢山あったようだ。さらに入浴施設も順番待ちで、私が受け取った番号札は51番で、あと20組も待たなくてはならない。この順番が回ってくるまでに一時間以上待つこととなった。
 やっと呼ばれた51番だが、案内された入浴小屋は私の期待を大きく裏切るものであった。前回来た時は浴槽に熱湯に近いくらい熱い湯が満々と入っていたが、今日は湯温が低い。35℃くらいであろうか、、。ここの温泉小屋は一組が入浴を終えるたびに湯を交換するシステムになっておらず、湯は出っ放しになっているものの、チョロチョロ程度、しかも、熱い湯が苦手なタイ人たちが入浴した後だったために、もう十分に水でうめられている。温度から言うと温水プールなみである。入浴後も汗すら出ない。あぁ、熱い湯に浸りたかった。

 本来はどこかに1泊しようと思っていたが、「もう、お家に帰ろうよ」とお母さんが言い出し、私も中途半端な山の簡易リゾートで寒さに凍えながら夜を明かすよりも、早く家に帰ってビールでも飲もうかと思い、帰り道はランパーンへ出てスーパーハイウェイで一気にチェンマイへ戻ってきた。全行程が300キロを超えることになり、温泉も満足できなかったが、久しぶりに家族でドライブできたことだけでもヨシとしようと言う気にもなった。夜8時前にアパートに帰着。レモンツリーで夕食を食べる。 

朝食
お茶漬け。
昼食
サンサイ交差点近くの簡易食堂にてクオッティオうどん。
夕食
レモンツリーにてイカの豚肉詰カレー煮込み、ソムタム、五目野菜炒め。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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