旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月3日 日曜日    天気は雨 

 昨夜は一番中雨が降った。窓を開けたまま寝ていたら、窓から雨が吹き込み、寝室の床が水浸しになった。床に布団を敷いて寝ている優泰はオネショで馴れているのか、布団が濡れているのも気にせず朝まで眠りこけ、朝になって気がついたら、酷い事になっていた。
 酷い事になっているのは優泰の布団だけではなかった。窓から外を眺めたらマッ茶色である。どこもかしこも水浸しの洪水だ。大通りのファイケオ通りも車の走行が減り、走っている車は波を蹴立てている。近所の家の中には床上浸水してしまっているものさえある始末。もうお母さんも優泰も興奮気味である。メーピン川がどんなになっているか見に行こうとお母さんが言い出す。ビートルで行ったのでは間違いなく車内に浸水してしまうので、乗合ピックアップに乗っていくことを条件に、朝食後出かけて見ることにした。

 アパートまえはひざまで来るほどの冠水で、しかもものすごく流れが強い。優泰などを一人出歩かせるわけに行かないので、優泰をオブって表通りまで出る。洪水はカドスアンケウショッピングセンター前が最もひどかった。走行不能に陥った乗用車やオート3輪がそこかしこに止まっている。バイクを押している人も多い。堀の周辺も何箇所かで水が溢れていた。しかし、メーピン川そのものはかなりの水量があり、水かさが上昇していたが、却って水はけが良い分、冠水している道などはなかった。
 せっかくメーピン川の袂まで来たので、チェンマイより下流にあるランプーンまでローカルバスに乗って出かけてみることにした。昨年はランプーンがひどい洪水に見舞われており、私のビートルもランプーンで水没し、車内のカーペット類を張り替える羽目に至ったことがある。雨の中をローカルバスに乗るなんて久しぶりであった。 長閑なランプーン街道をオンボロなローカルバスに揺られること約1時間。

 ランプーンでは傘を差しながらハリプンチャイ寺院を見学した。今日は何かお祭りがあるのか、それとも誰か偉い人でも来るのか、寺院内では食事のしたくなどがされていた。ここの寺院は立派な寺院であった。大きくまた華やかであり、観光名所としても一級品だろう。しかし、ハリプンチャイの名前を関しているが、ハリプンチャイ時代(13世紀頃)を忍ばせるものはほとんど見につかなかった。唯一鎮め石のようなものがあったが、折からの雨でどのような文字が書かれているのかわからなかった。

 チェンマイまでまた同じローカルバスに揺られ、遅くなった昼食を食べて買い物をし、アパートに戻るともう4時であった。アパート前はまだ水が引いておらず、ドイステープ山の方角からまだまだ急流の様に水が流れ込んできている。小屋がけ食堂も水没してしまっている。小屋がけ食堂は屋外に冷蔵庫を置いているから大変な被害だろう。それに水が引くまで営業の再開も難しいだろう。ピーノートのクオッティオうどん屋も水没し、庭先を駈回っていた鶏たちは屋根の上に避難していたが、ひよこたちの姿が見えなかった。洪水に流されてしまったのだろうか?

 

朝食
パンと焼き餃子。なんとなく北京風の朝食のような感じ。
昼食

チャーンプアクホテルの食堂にて、クオッティオうどんのトマトソースがけ、パッタイ、挽肉のバジル炒め。

夕食

焼きサバとワカメの味噌汁、豆腐入りの炒り玉子、生野菜。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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