旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月2日 土曜日    天気は晴れ

 午前中から午後にかけてペンキ塗りをする。他にも引出しがバカになっているので、修繕するための金具類を買う。ペンキ塗りは薄塗りを何度も繰り返しているが、ベランダでの作業で、ペンキが乾く前に埃が付着してしまうのが気になる。締め切ったところでやればシンナー中毒になってしまいそうだし、、。本日は浴室を担当してくれる作業員は来なかった。この職人たちは毎日午後になってからやって来て、5時には引き上げる。昨日は私がいなかったこともあり、3時過ぎには引き上げていたらしい。やはり、職人たちに作業を依頼する時と言うのは、原則として近くで「現場監督」をしていないといけないようだ。その職人が昨日昼過ぎにこんなことを言っていた。「このアパートは朝早くからの作業ができないから、必ず遅く来なくてはいけない。そう、遅くないとね、、、。」しかし、アパートの規則で朝早くからの作業が禁止されているからと言って、午後から作業に取り掛かれとは規定されていない。職人の賃金などは時給ではなく日給なので、午後になってやってきて、数時間作業して帰れるなどと言うのは嬉しくてしょうがないようだ。なお、本日は土曜日で、午後からの作業は規則でできないことになっているらしく、午前中のみの作業になっているはずだが、やはり午前中にはやって来ないで、午後もそのまま来なかった。

 午後4時くらいになってから、優泰と自転車の練習に行こうかと思っていたが、来客あり。相談事だそうで、あるホームページで自分を中傷していると言うのである。チェンマイ在住者のホームページらしいのだが、話を聞いてみると本人はそのホームページを見たことが無く、他の人から話を聞いて気分を害しているそうだ。別に本名を挙げて中傷しているわけではないようだが、それでも「何とかできないか」と言う。が、これでは、どうにもならない。私だってそんなホームページなんか知らないし、第一にここの日本人たちとはなるべくお付き合いを持ちたくないと言う引きこもりがちな私にとって、まったくの関心外である。ネット上に限らず、ここチェンマイの狭い日本人社会では、噂と人の中傷ばかりではないか。そんな社会の中に身を置いていれば、自分も噂や中傷の対象になるのは想像できるし、まぁどうせ私もホームページで発信している以上、どこかで誰かに中傷されているかもしれないが、そんなこと気にせず相手にしていなければ問題ないことである。そこで私は、「そんなのは無視するに限りますよ」と私の考えを伝えた。こうして人を中傷したり、噂を流す人などは、良かれ悪しかれ、そのホームページを見る人の数が増えれば増えるほど頭に乗りやすいものである。変なページなど見ないに越したことは無い。

 結局優泰を自転車に乗せたのは5時半になってからである。前回自転車の利用料金を請求されたので、今回は事前に料金を確認してみる。「1時間20バーツ」とのことであった。安くは無いが、妥当な金額と思えた。できれば本日中に優泰の自転車特訓を完了させて「合格」にしてやりたい。合格の条件はサイクリングコース(約5キロのサーキット)を途中止まらずに完走することとした。始めの一周目は途中の緩やかな坂道で3回も立ち往生してしまった。まだまだ体力が付いていないようだ。お母さんがチェンマイに戻ってからと言うもの、日課の運動もサボりがちになっている。やはり、ぬるま湯式が良くないのだろうと、以前の罵倒式に切り替え、自転車をこぐ優泰の背中目がけて「ホラ、しっかり足に力入れろ!」「何やってんだ、下を向くな、前見ろ、首起こして前だよ!」と怒鳴り散らす。その甲斐あってか、2周目は立ち往生が2回に減り、「おぉ、気合入れれば良くなんじゃねぇか!」と、荒い口調で誉めてやると、多少は嬉しいのか「次はガンバル」と、3周目のサーキットに戻っていった。なるほど、頑張った成果もあり、上り坂で危なっかしい局面が何度もあったが、なんとか完走をし終えた。優泰も嬉しいらしいが、私も嬉しかった。これで何とか夏休み中の計画の1つが完了したことになる。勉強の点では、二学期の漢字の予習や掛け算の九九などまだまだ目処の立たないものもあるが、まぁイイだろうか。

 夕食にはラーメン屋台へ行って「ウナギ」に挑戦する。掲示板で「ウナギお勧め」の文字が躍ってから、常に頭にこびり付いてはいたのだが、89バーツと言う値段が注文をためらわせていたのである。が、今晩は一大決心をして発注。さて、どんなものが出てくるやら、期待と不安が入り混じる。出てきたのは小ぶりの丼に入った鰻丼と、味噌汁(肝吸ではない)、ツナサラダとキムチ風の実に小さい小鉢。丼のふたを開けると、ひし形に切られたウナギが散らばっている。ガリと沢庵、キュウリスライスも乗っている。たぶんウナギは1/3匹分くらいであろうか。ウナギの味は悪くない。臭みは無いし、身も柔らかい。山椒もちょっと振ってあるようで、ピリリと痺れる感じもあるぞ。ホカ弁の鰻丼よりは確実に美味しい。しかし、ご飯の量は茶碗一杯分くらいだろうか、ちょっと物足りないのと、タレがタイ風に甘すぎるのが問題かもしれないが、それなりに満足できそうである。私の場合は、美味しかったことには充分満足したのだが、やはり89バーツは他の物価と比べると高いかなぁと食後もしばらく気になった。

朝食
ロールパン。
昼食
スパゲティー・トマトソース(缶詰)。
夕食
ラーメン屋台にて「ウナギ丼」。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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