旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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7月1日 月曜日    天気は晴れ 午後一時スコール

 2日間もサボってしまった運動が出きる。朝の運動をした日としない日で1日の体の具合がまるで違う。朝起きるのがちょっと辛くても、運動はやっておかなくては、、。

 朝食後、3人でムアンマイ市場へ野菜の買出しに出かける。お母さんと優泰が朝食を食べ終わるのを待っての出発であったから、時刻は9時になっており、朝市とも言えるムアンマイ市場への買出しとしては遅すぎるくらいだ。地元で食堂をしている人たちは夜明け前から買出しに来ている。
 市場で買ったもの、キャベツ、白菜、長ネギ、キュウリ、トマト、タマネギ、グリーンピース、枝豆、カリフラワー、ホウレン草、大根、、。つまり、家庭で使われると思われる野菜をほとんど買い出した。実は冷蔵庫の中の野菜はニンジン半本を除いて全て食べ尽くしてしまっていたのである。今回買ったもので目立つのはホウレン草である、何だカンダで都合1キロも買ってしまった。

 ムアンマイ市場の次ぎは、タニン市場でサンハンボソ探しである。タイ語でヘッディアンチー。しかし、漢方薬材の店で相談してみたが、そんなキノコは知らないという。」漢方薬でキノコと言ったら、霊芝茸」だと言う。これならスーパーでだって売っている。「それならあれか?」と指差された先を見ると冬虫夏草であった。どんな形のキノコなんだと聞かれても、私は「知らない」としか答えられない。そのうち漢方薬材屋の店員さんは他のお客さんで忙しくなり相手にしてくれなくなった。

 しからば、韓国人が良く行くという団体観光客相手の土産物屋に行ったならば、サンハンボソの正体がわかるかもしれないと思い、チェンマイランドにある韓国人団体観光客御用達特産品販売店へ行ってみた。このあたり、日本人相手の飲食店等も多いが、私たちには無縁の場所であった。土産物屋も韓国人以外に台湾人相手の店なんかもあった。しかし、午前中は団体さんたちはチェンマイ市内や郊外の観光に出かけていて店に立ち寄らないからだろうか、10時半だと言うのに店は閉まったままであった。

 更に粘って、サンハンボソのタイ語名がヘッディアンチーだと教えてくれた在留韓国人の家へ押しかけて見ることにした。タイ語名はここの奥さんから聞いたものだが、このキノコについてはご主人の方が詳しかった。なんでも、霊芝茸に似たキノコで、タイで採れるのではなく、ラオスやカンボジアから入ってくるものらしい。韓国人の間では大変珍重されていて、人気が高く飛ぶように売れるので、さっきの土産物屋でも在庫を切らしているらしい。「次ぎの仕入れの時に、追加発注するように言っておくよ」と言うことで1キロほど仕入れてもらうことになった。

 朝、NHKの番組を見ていたら、小樽の手作りアイスクリーム屋さんの話が出てきて、それがとても美味しそうに感じられた。チェンマイで手作りアイスと言えばココナツミルクのアイスだが、搾りたての牛乳で作ったアイスクリーム、よく日本の観光牧場なんかで食べさせてくれるような、あんなアイスクリームが食べたくなった。チェンマイでも酪農はおこなわれていて、たしか動物園前でドイツと提携した牛乳工場があった気がする。朝などよく、工場のほうから大きな牛乳缶をバイクにぶら下げて走って来るのを見かけたことがある。ひょっとしてここへ行けば、搾りたての牛乳による手作りアイスが食べられるかもしれないと考え、韓国人のお宅からアパートへ戻る途中で寄り道をしてみた。
 牛乳工場は広い敷地にあった。丘全体が敷地ではないかと思われ、さして大きくもない建物が点在している。敷地内に入ったら看板があり「牛乳とアイスクリーム販売してます。200メートル先」と書かれていた。しかし、先と示された方角は、小さな崖になっており、道などついていない。通りかかって女性に確認すると、表通りに出て別の門から入れと言う。

 アイスクリームは田舎の工場の社員食堂風の建物で売っていた。小さなパックに入っており1つ15バーツ。味はバニラ、ストロベリー、コーヒーと3種類あったので、3種類とも買い込んで、溶けないうちに急いでアパートに帰って、試食してみる。味は日本の牧場にある濃厚な味とは異なり、あっさりしたアイスクリームであった。タイの牛は乳牛でもホルスタインでは無いようだ。だいたい灰色をした痩せた牛である。タイのような気候では、このような牛しか飼育できないのかもしれない。痩せているから味も薄いのかもしれない。日本の牧場でも、本来夏場は牛乳が薄くなると聞いたことがある。

 午後、お母さんと優泰が韓国へ行くための航空券を買いに行く。旅行会社で雑談をしていて、明後日から親類が来る事を話したら、カントークディナーショーを見学するように勧められる。カントークディナーとは北タイの民族舞踊を観賞しながら、丸いお膳(このお膳をカントークと言う)を囲んで食事をするものである。「280バーツのところを230バーツにするから、うちで予約してよ」と言われる。

朝食

もち米にマンゴー、南京豆を食べる。

昼食
小屋がけ食堂からタイ式ヤキソバのパッタイを2人前買って来て3人で分けて食べる。
夕食

ほうれん草の玉子とじ、カリフラワー、豆ご飯、大根とニンジンの味噌汁。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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