旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月14日 日曜日 曇り

 久しぶりの早起きをして、8時にはラビットスクーター(青ラビット)に乗って出かける。今日の天気は曇りで、今にも雨が降ってきそうである。仕事もしていない自分がこうして遊び歩くのには気が引けるところだが、ちょっと大目に見てもらい、3年ぶりに多摩クラシック・モーターサイクルの集会に出かける。昨日、この公開日記で、バイクは暗い、日陰だと勝手なことを書いたのだが、その私もこうして古いバイク乗りたちの集会へ出かけていくのだから、どうかしているかもしれない。それに、このクラブ自体が「日本一地味なクラブ」であると会長自身が明言されているのである。しかし、1つだけ大きな違いは、全然アウトローではないことである。参加者の年齢層も高かく、何十年も真っ当な社会生活をされて来た常識人ばかりで、私のように、無職無収入、3年もアウトローしてたような人など一人もいない。古いバイク乗りと言うのは、乗ることもさる事ながら、整備をすることを楽しいと思う人たちでもある。バイクもしばしば不調になるから面白いと言う人たちで、その点では、まったくこの手の趣味を持たない常識人には理解できない世界でもあるだろう。

 で、集合場所は八王子の先、多摩御陵である。集合場所もずいぶんとシブイのである。大泉から1時間くらいかと思って走り出したが、日本の道路と言うのはやたらと信号が多い。日曜日の朝で交通量も少なく、何のために信号待ちをしなくちゃいけないのかと思うような交差点にいくつも引っかかった。それに、寒い。防寒着を持ち合わせておらず、着ているのはシャツの上にトレーナー1枚である。あまりの寒さに、持参のレインコートを雨も降っていないのに着込む始末であった。

 多摩御陵入り口にずらりと並んだ古いバイク。私の青ラビットもその中に加わる。ラビットスクーターのようなケダ代わりの乗り物をクラッシックなどと呼んで良いのか疑問ながら、それでもウサギは繁殖力が高いのか、全参加者の4分の一はラビット・スクーターが占めていた。他に目立つのはドイツやイギリス製の大型で見るからに高級そうなバイクである。そんななかで、愛車を自慢しあったり、品定めをしたりと、まぁそれはそれで和やかである。オイル漏れを起こす愛車あり、愛車のエンジンがかからなくなってしまうものありと、寒い曇り空のなか、皆さん楽しそうである。その後、相模湖から更に山奥へと古いバイクを連ねて走り、ログハウスのレストランでカレーライスの昼食を食べてお開きである。確かに「日本一地味」である。

 家には3時半頃には帰り着いた。なんだか、朝よりも午後のほうが気温が低い感じがした。身体は芯から冷えてしまったようで、やっぱり二輪車なんてモノは、暑い季節こそお似合いで、寒い季節は、辛いだけ、だから趣味の乗り物なんだろうなぁと感じた。もっとも、私の場合、趣味ばかりか、電車賃節約のため、どんなに寒くてもラビットスクーターに乗らなくてはならないので、生活の道具でもあるのだが、、。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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