旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月13日 土曜日 晴れ

 今日は晴れた。しかし、風が強く、建付けの悪いサッシをヒューヒューと風が鳴らしている。気温もちょっと肌寒い。あぁ布団から出たくない。布団から出たって、別に良い事があるわけじゃないし、、、。そこへ「お父さん電話よ」と階下からお母さんの声。電話に出てみると、昨日から私がもと住んでいたナコンピンコンドの部屋に入られたKさんからであった。そして、「いゃー、実は、昨夜無事に着いたんですけどぉ、そしたら、部屋の中の3点セットのところに鳥が死んでるんですよ、、いゃ、ひょっとして、それがピョンじゃないかと思って、写真を送りたいんだけど、インターネットにどうしてもつながらなくて、、」と言われるではないか、、。こちらは腰を抜かすほど驚いてしまった。まさか、引越しをして出ていく時に部屋の扉や窓は全部閉めておいた筈だし、どうして鳥が死んでいるのだろう。ひょっとして管理人が、無人の部屋に風通しをするために窓を時々明けに来てくれて、その時ピョンが帰ってきて閉じ込められてしまった事だって考えられる。Kさんに鳥の特徴を聞くと、全体的に茶色で、胸のあたりが灰色がかった白だそうだ。色の特徴はピョン子と同じである。私は気が気ではない。しかし、その写真を送ってもらって確認するまでは、手も足も出ない。

 Kさんからのメール添付で写真が届くのをじっと家の中で待っていてもし方がないので、お母さんと区立図書館に行く。自宅から20分近く歩かなくてはならない場所にあるのだが、風は冷たいものの、日差しは暖かで良い散歩になった。本を借り出すために図書カードを出したらば、無効になっていると言う。なんでも、未使用期間が2年あるとカードの効力がなくなるのだそうだ。もっとも、私の場合、未使用どころか、この3年半の間、住民票上では練馬区から転出してしまっていたのだから、カードが有効であったほうがおかしいのである。しかし、カードは取りたてて手続きをすることもなく、簡単に復活してもらえた。

 午後からは、先日パンクのため行けなかったソニーのサービスセンターへ行く。今回もパンクの応急処置だけを施した赤いラビットスクーターで出かける。わざわざ、修理したCDプレーヤーの引き取りだけに出かけたのではなく、ついでに上野にあるバイク街へ回って、タイヤを探しておきたいと考えていたのである。いつまたパンクするか判らない爆弾を抱えながら、スピードは控えめにして都心部へ向かう。魔の南長崎も無事に通過、山手線の内側に入る。なんだぁ、結構快調じゃないですかぁと一人ニヤつきながら上野へ、、。昭和通り沿いのバイク街、派手なバイクが多い割りに、全体的に日陰的な印象がある。これは昭和通と言う高速道路の高架によって、物理的に日陰になっているだけが原因ではないと思う。バイクと言う乗り物自体が、一種のオタク的な性格があり、まぁ趣味なんかみんなそうだろうが、ショップ自体も「アウトロー」を演出するなど、日陰者を地で行っているところがある。そんな場所に、脳天気なラビットなどと命名されたスクーターで乗り込むのも場違いな感じであるが、とにかく何軒かの店でタイヤを探した。けれども、結果は惨敗。気に入ったタイヤがなかったことと、値段も想定予算よりもずっと高かった。せっかく来たけれど、無駄であった。スクーターのタイヤ1本ごときに4000円を超える出費は、痛すぎる。チェンマイにいた時のビートルのタイヤとほとんど同じくらいの金額ではないか、、。
 ソニーのサービス・センターで修理のかなったプレーヤーを受け取り、薄暗くなってきた家路を急いだ。ところが、我が家まであと少しの距離にある高速道路の大泉ジャンクション近くで、後輪の空気が抜けてしまった。パンクの応急処置のことを忘れていい気になって走っていたのが原因だと思う。しかたがない、ここで再度応急処置をするか、時間もあることだしと、パンク修理に取りかかった。案の定、タイ製のタイヤの大雑把な規格によって、タイヤとホイールが擦れあい、おととい貼ったばかりのパッチがモノノ見事にめくれてしまっていた。ゴム糊を塗りなおし、またも応急処置を完了させるのに費やした時間は30分。やっぱり早く新しいタイヤを買わなくては、、。

 夕方、メールをチェックするとKさんから室内で死んでいた鳥の写真が送られてきていた。鳥はピョンではなく、スズメであった。ピョンでなかったことはひと安心だが、どうして部屋の中などに迷い込んできてしまっていたのだろう。もし、この部屋が1ヶ月もの間空き部屋でなければ、このスズメもこんな形で死なずに済んだものを、、。Kさんには返信で「ピョンではないようですが、懇ろに葬ってやってください」と書き送った。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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