旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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5月30日 金曜日    天気は晴れ    

 トラブルのゴタゴタ3日目。たぶん例の日本人は夜も眠れなかったのだろう。早朝から電話をかけてきた。タイ人のほうも、その日本人の方へ何度も電話で接触しようとしているらしい。しかし、すべては弁護士さんを通じてしか話さないように日本人側に釘を打っておく。

 昼に優泰の通うインターナショナルスクールでアートショーがあるから見に来て欲しいと優泰に言われていたので、見に行ってみる。バスケットコートで小学生の部の生徒たちがアトラクションを披露するもので、低学年はお遊戯のようなもの、高学年はファッションショー的なものであった。優泰はスペイン語の音楽に合わせて輪になって踊るお遊戯を披露していた。しかし、実際に私が感動したのは生徒たちのお遊戯ではなく、スパポーン校長先生にである。ショーの開始前に、お定まりの全員起立して「国王賛歌」の合唱することになっていたのだが、どうも音響の準備が悪かったのか、全員起立したままいつまでたっても前奏曲が流れてこない。会場がざわつき始め、こりゃよくない雰囲気だなぁと思いかけたところで、スパポーン校長はマイクを手にしてコートの中央に立ち、国王賛歌を歌い始めたのである。こうした事態に自ら進み出て問題を解決しようとする姿を見て、私は軽い感動を覚えた。しかし、その一方で、クラス担任の西洋人の先生たちの中には国王賛歌を校長先生が歌っているにもかかわらず同僚の先生とお喋りに熱中している先生もいた。

 午後に銀行へ行ってプロバイダー料金を払い込む。閉店の3時半前ギリギリに言ったのだが、カウンターに並んでいる人の姿は多くなかった。日本ならば月末の閉店間際の時間帯など、振込みや入金確認の人でとても混雑するものだが、ここは私が見たところ平常時よりも並んでいる人が少ないように感じられた。振込みが終わって、両替窓口を見てみると日本円がまた下落している。ドルも落ち込んでおり、ユーロは強くなっている。日本円に対してタイ・バーツはここに来てだいぶ強くなっているので、月末月初を控え、来月の生活費を両替するのに神経を遣いそうだ。取り立てて円が世界的に売られる要素はないと思うのだが、唯一、ドルに対して円は若干強ぶくんでいて、対ドルで円高になると日銀が介入して円売りをしてしまうから、各国通貨に対して円は一段と安い存在になってしまう。自由経済圏にあるはずの日本の通貨当局が市場介入するというのはまったく変な話だと思う。それに円高だの円安だのと言ってもドルに対してだけではないか、世界通貨全体と比較するべきだと思う。ユーロはついに140円の大台を突破してしまった。

 夕方、優泰に補習校の宿題をさせる。5時半頃からダラダラと始めて、たった漢字4文字の練習をするだけなのに2時間かかってもまだ練習が終わらない。覚えるために何度も書いて時間がかかっているならばまだ救われるが、練習帖を開いているだけで鉛筆が動いていない。注意をすると「どう書くか頭の中で考えているの」と屁理屈を言う。結局8時までかかって宿題を終えたが、その4文字の漢字の書き取りをさせたが半分しか書けていなかった。優泰の宿題に付き合ったために、夕食の時間が遅れ夕食はアパート1階の軽食堂から出前を取ることになった。さして高い店ではないが、小屋がけ食堂の2倍から3倍の値段だし、高い金額を払ってもできるものはと言うとチャーハンくらいなのが寂しい。

 夜に再び弁護士さんたちと警察へ行き、資料を集めたり、今後の方針確認を含めた打ち合わせをする。打ち合わせが終わってアパートに帰ったのは11時過ぎになっていた。昨日、今日と二晩にわたってNHKの「おしん」を見逃してしまった。帰宅後、ベランダに一人出てチャーンビールを飲む。

朝食
ご飯と竹輪やカニ蒲鉾の玉子寄せ
昼食
日本製明星中華三昧北京風塩ラーメン。
夕食
アパート下の軽食堂にてナムプリックのチャーハン。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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