旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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1月30日 金曜日    天気は晴れ

 ゴールデントライアングルへ行くガイドさんについては、結局当初お願いしていた人で手配が付かなかった。まぁ、前日の夜になってキャンセルされて、その後また「ツアーに出て」と言われても困るのだろう。観光のピーク・シーズンでどこでもガイド不足に困っているのである。結局、ガイドのレベルと経験はあきらめて、その分を私が添乗員として同行し、下手な韓国語で説明をさせてもらうこととした。

 朝7時にオキッドホテルのロビーにお客様をお迎えし、12人乗りのミニバスで一路北へ向かう。途中ファンの町にある市場に立ち寄り果物などを買いこむ。私は今がシーズンのミカンを屋客様に食べてもらおうと1キロ買おうとした。市場のおばさんは、適当にビニール袋にみかんを放り込み、秤に載せる。その際、指で秤を押して目方を誤魔化そうとしているのが見て取れた。「おばさん、手を秤から離しなよ」と注文を付けると渋々指を秤から離した。メモリが2百グラムほど戻った。追加のみかんを幾つか秤に載せて、再度計量。ちょうど1キロになった。ところが、みかんが入ったビニール袋をお金と交換に私に渡そうとする際に、みかんを二つビニール袋から落として知らん振りしている。「落ちたみかんを拾ってよ」と注文を付けたら、おばさんは逆上した。「なんで、日本人てのはこんなにケチばっかりなんだ」と大きな声で叫びだし、市場にいる他のおばさんたちに同意を求めようとする。めったに体験することでもないが、この手のおばさんと言うのはタイでは時々見かける。自分の非を指摘されることに我慢がならないのだろう。でも、まぁ買ったみかんは甘く美味しかった。

 首長族の部落に立ち寄り、メコン川沿いのレストランで昼食とする。ホテルのバイキングにしようかとも思っていたが、二流のリゾートホテルでは、たいした料理も無いだろうし、メコンの眺めも期待できないので、川沿いのレストランにした。そして、メコン川名物の巨大なまずを使ったトムヤム鍋を注文した。これならきっと話の種になるだろうと思ったからであるが、値段は高かったが、ぶつ切りになった肉がゴロゴロと鍋に入っているだけで、その巨大さを想像してもらうのには無理があったようで、味の方は、ちょっと大味であった。昼食後、ラオスのドンサオへ渡る。ここではコブラ入りの焼酎などに関心が集まったが、土産として購入される方はいなかった。

 最後にメーサイのミャンマー国境へ行った。お客様たちはミャンマー川へ行ってみたいと言われるので、タイ側のイミグレーションへ立ち寄った。ここで問題が発生。お客様は航空会社の乗務員で、協定でタイに入るのに入国検査を受けていない。そのため入国スタンプも無ければ出国カードも無いのである。私もそのことに気付いていなかったが、イミグレーションの係官も航空会社の乗務員の扱い方に対する対処法を知らないらしく、「なぜ入国スタンプが無いのか?」「密入国じゃないのか?」と大変な騒ぎとなる。結局、チェンマイ空港へ電話連絡を取ってもらい、乗務員の扱いについて了解をしてもらったが、別の問題が発生した。そして、やはりここからミャンマーへの出国はまかりなら無いと言う結論に達した。つまり、航空会社の乗務員が業務としてタイへ入国したのだから、業務して出国してもらわなくてはならない。観光目的でミャンマーへ日帰り出国、再入国をされたらば、資格外活動で場合によっては、再入国を認められないかもしれないし、最終的に韓国へのフライトに乗務する目的での出国時にも問題が発生する可能性があると言う。フライトは明日の便だし、ここで乗務員4人が足止めなどを食らったら、チャーター便であることもあり、便の運行に対しても大問題となる。結局ミャンマーは国境から眺めていただくだけに止める。

 夜8時にチェンマイ市内にたどり着き、タイスキで最後にオジヤにして食べたいと言われてので、チェンマイ・コカへご案内する。

朝食
ご飯と海苔の佃煮。
昼食
メコン川沿いの食堂で巨大なまずのトムヤム鍋、空芯菜炒め、挽肉のバジル炒め、五目野菜炒め。
夕食
コカにてタイスキ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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