旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月28日 木曜日    天気は晴れときどき曇り

 私たちの住むナコンピンコンドの隣にあるヒルサイドコンドにも優泰と同じインタースクールへ通う台湾人の家庭の子供がいる。この子もピータノンのバンが来なくなって不自由をしている。先日からここのお父さんとスクールバスをどうするかということで相談をしていた。お互いに朝と午後の時間の学校送迎で大事な時間が潰されて苦労していたのである。それが、このお父さんから赤い乗合ピックアップトラックに送迎の依頼ができたと報告があった。毎月2人で2千バーツだから、一人あたりが千バーツですむと言う。値段も嬉しいが、これで送迎の手間が省けると思うともっと嬉しい。早速来週から来てもらうことにする。当面はここの子と優泰の2人きりである。学校まで直行してもらえれば、遅刻の心配もなくなるであろう。

 12階の部屋のエアコン室外機対策で頭を悩ます。一番良い方法は室外機をぶら下がげている枠ごと覆ってしまえば、外から雨が進入することもないし、作業も簡単なのだが、そうすると風通しが悪くなり室外機のラジエーター効率が低下して、エアコンの冷却効果も下がってしまいそうである。はてさて、どうしたら良いものやら、、。以前の住人たちはそんなことをちっとも気にしていなかったのだろう。
 この部屋についての問題はまだ出てきた。風呂場の排水なのだが、バスタブの栓を抜いて排水しようとすると、浴室の床の排水口が逆流してくると言う問題が見つかった。考えてみれば当然の結果で、もともと1つしか開いていなかった排水溝を浴槽用と床面用のふたつに分岐したので、浴室の浴室の水面は高く、床側が低いから、狭い排水溝を流れる水の抵抗で床面側にあふれ出て来たのであろう。まったく、タイの職人たちの仕事らしい結果である。見た目だけできていればそれで良しとしてしまうからこんなことになるのであろう。まぁ作業中にそのことを指摘したところでマイペンライで済まされ、「時間がたてば床の水も引くから、心配すんなよ」と言われそうである。取敢えず、床側の排水口に逆流を止める手立てを考えようと、排水口のキャップをはずそうとしたら、当然ネジ式で外れると思っていたのに、なんとセメントで固めてある。メンテナンスのことも考えていないのは、やはり「いかにも」と言った感じである。

 夕方からのラジオ放送は、番組を一緒にやっている、例のホームページ作成中の旅行代理店経営者がバンコク出張中で、スタジオは私一人きりであった。私のように下手クソでデタラメな英語を話すものが恐れ多くも国営放送の電波を占有してよいものかと気になるが、私の責任ではない。何をどう話そうかなどと言ったことを考えるのはやめて、リラックスしていつものようにダラダラ放送をした。本日は事前受けのリクエスト曲をほとんど入れなかった関係で、7割ほどのリクエストに答えられた。
 番組終了後、放送局前の駐車場に出ると東よりの空に火星が輝いていた。話題の何万年ぶりかの火星大接近である。タイ人スタッフに「火星が見えるね」と指差して言うと、「ちがうよ、あれはただの星だよ、火星には雪が見えるってテレビで見たんだから、、。」と言う。まさか、大接近と言えども、火星表面の状態まで肉眼で見えるとは思えないが、きっとテレビで見た天体望遠鏡からの映像などの印象が強すぎたのであろう。特に、タイ人が狂喜する「雪」が火星にもあるなんてことになったら、空想は超特急のように駆け巡ってしまうであろう。まぁ、火星について議論しても、彼の夢を潰すだけだろうから、私は一人天空に輝く金色の星を眺めるだけにした。
 アパートへの帰宅途中、ミニバイクがガス欠を起こしてしまった。放送局へ来る途中から、ガソリンが足りなくなりリザーバーで走ってきたのだが、完全にアウトしてしまった。カッコ悪くもミニバイクを押してガソリンスタンドに向かう。夜道を歩くと、沿道にはチラホラと人が出ていて、火星を眺めている。が、どうやら先ほどの私たちと同様に、「あれが火星だ」「いや、ちがう」とやっている感じだ。まぁ、火星大接近なんてことでもなければ、火星がどれかなんて知らない人が大半であろう。

朝食
ご飯と豆腐と玉子の炒りもの。
昼食
ご飯にフリカケ。
夕食
カレーライスとサラダ。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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