旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

１１月２７日　水曜日 　　　天気は終日小雨が降ったり止んだり

　もう３日もグズツイタ天気である。まるで日本の入梅どきのようだ。ちょっと肌寒いし、乾季とやらはどうなってしまったのだろう。それでも、私はこうした天気嫌いではない。

　今日は優泰は動物園へ遠足に行くらしく、弁当を用意することになっているそうだ。もつとも、そうお母さんから伝えられたのは、夕べのことで、弁当の準備など何もしていない。オニギリと卵焼きでもと思ったのだが、ご飯が炊き上がったのが６時半。大慌てでオニギリを２個と厚焼き玉子を作る。まったく、あわただしい朝であった。

　YMCAの授業を受け、午後からは１１チャンネルに入る。国王陛下の誕生日を祝うビデオ収録だそうで、２時にはテレビ局に入る。そしてイキナリ顔にドウランを塗られる。オイオイそんなことより、私は何をすれば良いのか、そっちを先に教えてよ、、と思ったが、説明を受けることはなく、そのままスタジオへ引っ張られていった。
　が、スタジオに入って、もともと説明など要らないものだったということを納得する。やるべきこと、テレビカメラに向って整列し、国王陛下への祝辞を述べる前と述べた後に礼をするといっただけのもので、リハーサルと本番でものの１５分とかからず終了した。もっとも、実際に収録されたのは２分程度である。面白いと言うか、タイらしいと言うか、スタジオに入って本番のランプが点いても、スタッフたちは携帯電話の電源を切らないのである。そのため、収録中でも携帯のベルが鳴ったりする。こう言うのは国王陛下に対する不敬罪に問われないのだろうか？

　夕方、昨日のＳ社長から電話が入る。結論から言うと、やはりＳ社と言えども私の希望賃金を払いきれないという。しかし、その代わりバンコクへ出て働いてみないかと誘われる。バンコクならチェンマイと状況も異なるし、私に興味を持っている会社があるらしい。なかなか有望そうな会社だそうだし、上手くすれば大きなチャンスを掴めるかもしれない。しかし、私はチェンマイが好きでチェンマイに来たのであり、タイならどこでも良いとは考えていない。思っても見なかった「バンコクで働く」と言う提案に、私はかなりたじろいだ。が、Ｓ社長は熱心に私にバンコクへ出ることを進めてくださる。そして、すでに先方(バンコク側)にも伝えてあるそうで、向こうも私に会いたがっているそうだ。と言うことで急遽また週末にバンコクへ入ることとなった。いったい私のランディング先はどこになることやら、、。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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