旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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6月27日 水曜日

午前5時前、ナバナコーン工業団地にバスが差し掛かったところでおしぼりが配られる。そしてすさまじい味のホットコーヒーが配られたところでもうバンコク・ドンムアン空港の北の端に来ていた。慌ててコーヒーを飲み干し、運転席ににじり寄り、ドンムアン空港で降ろして欲しいと依頼する。既にバスは旅客ターミナルの直前であった。センターライン寄りから左へバスを寄せて降ろしてもらう。時刻はちょうど5時であった。昨夜はぎりぎりまでバスの乗客集めに粘り、出発が8時半になっていたし、途中給油を2回こなし、夜食の休憩も30分しっかり取っていたのに、ここまで700キロの道程をたかだか8時間半で走り抜けるとは、凄いスピードだ。ハイウェイが良く整備されている事もあるが、かといって高速道路ではない一般国道である。いったい時速何キロで走っていたのであろうか、、、。

キャセイ航空のカウンターは6時近くにオープンした。予約している11:00のフライトではなく08:35の便に変更してもらうが、香港での乗り継ぎ便は変えられないと言う。何やらもう一本早い香港発の便はオーバーブッキングしていると言う。今回は香港での乗り継ぎ時間に空港のあるランタオ島でも散策してみる事にしよう。しかし、成田に着くのが夜9時半というのは、ちょっとシンドイ時間だなぁ。

出国審査を済ませ、登場口の前に辿り着いてもまだ6時過ぎ、フライトを早くしてもらったとは言え、まで2時間半もある。いつもの様に空港の電源を利用して、PCでこの日記の作成をさせてもらう。それからどうも下痢をしている。多分短パンにシャツ1枚と言う服装で、冷房の効いた夜行バスに乗り、そして冷蔵庫もさもありなんというほど寒いターミナルビルでじっとPCのボードを打ちつづけていたから、身体が冷え切ってしまったのであろう。

 

香港は雨であった。それも土砂降りの雨であった。乗り継ぎ時間は約3時間。空港を発着するバスルート眺めたが、この雨ではランタオ島の散策どころではない。結局九龍半島側の旺角方面へ行くバスが片道14香港ドルと格安だったので、このバスに乗ることにした。切符は窓口で販売するのではなく、乗車時に運転席横の料金箱へ入れるシステムだ。香港のバスなので当然両替機も無ければつり銭を出すことも無い。かっきり14香港ドルを投げ入れないと損をしてしまう。財布をひっくり返して小銭を漁る。行きの14ドルは調達できたが、帰りは20ドル札しかない。

バスは空港バスと言うより、ローカルな路線バスの様相で、空港敷地内をぐるぐると回り、ランタオ島のアパートを巡ったあと、高速道路に入り、九龍半島側に入る。雨は依然として激しく降っている。繁華街らしいところやアパート群の中を信号待ちをしながら走る。ワンタンメンの店がありそうな界隈も走り、下車したくなるが、雨が激しく、傘も無く下車する事ができないうちに終点のバスターミナルについてしまった。港のはずれのビルの下にあるバスターミナルだが、バスのホームが並ぶだけで殺風景だ。それにここに来るだけで1時間もかかってしまった。時間から言っても、もう空港へ戻らなければならない時間だ。ターミナルの上にあるビルに入るとそこはショッピングセンター風になっている。ワンタンメンの店はなさそうだが、ハンバーガーのマクドナルドがあった。チーズバーガーがひとつ5.8香港ドルであった。20ドル札を出して、チーズバーガーとつり銭の14.2香港ドルを受け取る。これで帰りのバス賃ができたわけだ。ハンバーガーをかじりながらバスターミナルへ戻り、来た時と同じバスに乗り込んで空港へ向かう。

香港の空港に着いたらもう搭乗のファイナルコールとなっていたが、出国手続きや手荷物手続きでアメリカ人の高校生らしい一団で混雑していた。そして彼らは傍若無人にふざけまわり、うるさかった。結局ゲートに到着したのは出発の5分前で、航空会社の係員がゲートの前で腕組みして待ち構えているところへ飛び込む形となった。しかし、私が搭乗の最終ではなく、あとひとり待っているとの機内アナウンスがあり、いつしか出発時刻が過ぎ、次ぎに管制塔からの離陸許可待ちとのことで、更に待たされ、結局出発は1時間遅れとなった。そのため成田空港の到着も遅れに遅れて、夜10時近くなっていた。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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