旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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12月26日 金曜日    天気は晴れ

 昨夜はお刺身を食べる。もらい物の刺身てあるが、我が家ではチェンマイでお刺身なんて「あたったら嫌だ」と言って、刺身は私一人が食べることになった。しかし、刺身をサクでもらっており、一度で食べきれる量ではなかった。結局食べ残してしまったのだが、この残り物の刺身を使った刺身入りお茶漬けと言う豪華版を朝からいただく。

 朝、優泰をムエタイジムへ送る際に、市内中心部を抜けるルートを取ってしまったが、これが失敗であった。渋滞するし、川沿いの道は一方通行に規制されたり、進入禁止になっていたりで、時間的にだいぶロスしてしまった。優泰はジムに到着するとすぐにランニングをする事になっているのだが、このところは1回に走る量が、周辺を2周する事になっている。大した距離ではないが、最初は一周するのにもヘタバッテいたのに、今では軽々と走る。私も2周目だけを付き合って走る。先週当たりませで朝晩が結構寒かったのだが、もうちっとも寒くなくなってしまった。もうチェンマイの極めて短い冬が終わってしまったのだろうか?寒さが懐かしい。

 9時半過ぎに日本領事館へ電話を入れてみると、書類上はやはり不備なのだそうだ。しかし、日本での行動でツアーのスケジュールにのっとって行動させると言った誓約書をK.K.トラベルで作成してくることを条件にビザを出してくれるという。もちろん、誓約書くらい書かせていただく。そして、これで問題のひとつは解決したことになる。良かった良かった。本日午後に領事館へビザの受け取りに行くことになった。内心、もしビザが下りなかったらどうしよう。いまさらツアー参加のキャンセルなんかしたら主催元から、ツアーのキャンセル料はまるま請求されるだろうし、申込者側に負担してもらうのも困難であろう。そうなると、これもまた誰が損失補てんをするのだと言う話に発展しかねない。本当に内心ドキドキものであった。ビザを出しましょうといわれたときは、本当に胸をなでおろすと言う感覚であった。

 午後2時過ぎに日本領事館へ。ビザの発給を受ける。辛抱と努力の甲斐あり、ビザを手にした感慨もひとしおである。自分がタイのノンイミ・ビザを取ったとき以上に嬉しい。ビザ代は一人1050バーツ。日本であれば、このような煩雑なビザ手続きの場合、どのくらいの手数料を取っていたのかもう忘れてしまったが、チェンマイK.K.トラベルでは、タイ人のビザの面倒を見るのに手数料をいただくと言った発想はないようである。

 残る問題は、名古屋行きのチャーター便の振替問題。関西空港行きの便に変更してもらったり、色々と手を尽くし、赤字幅など考えずにとにかく誠意だけで対応できる全ての努力を払う。そのため、なんとかこちらも夕方5時頃になって、28日の昼のタイ航空機で関西へ飛んでもらうことに了解を得られた。まだ、赤字分の処理についてバンコク側の旅行会社と詰めなくてはならないが、お客様の納得を得られただけでも大きな前進である。

 トラブルの話ばかりで、日記が面白くなくなっているので、食べ物の話を無理やり挿入させていただく。このところ毎日昼食をK.K.トラベルで用意してもらっているが、はじめの頃こそは、気を使ってもらいピザやレモンツリーからの出前を取ってもらっていたが、最近はまったく他のスタッフたちと同じ釜の飯を食べている。内容のほうは日記を見ていただければお分かりと思うが、このところソムタムとモチ米と言った取り合わせが多い。どちらも嫌いではないのだが、スタッフたちと一緒では困ることがひとつだけある。ソムタムに田んぼにいる淡水のカニが入っていることである。それも加熱処理したカニではなく、生きているものをすり鉢で叩き潰したものが、手足バラバラになって緑のパパイヤの千切りに混ざって入っているのである。これが苦手なのである。カニが好きとか嫌いと言う問題ではなく、田んぼに住んでいるカニを生で食べると言うのは、寄生虫がいるのではないかと思えて不安だから嫌なのである。ソムタムのなるべくカニが付着していない部分をつまんで食べる。こうして食べていても味など感じられやしない。

 夕方、優泰を迎えに渋滞するチェンマイ−ランプーン街道を走っていると、携帯電話のベルが鳴る。出てみると、先日からチェンマイ入りしているOさんからであった。声が沈んでいる。昨日はバイクに乗ってサンカンペーン温泉へ行っていたはずだけど、何かトラブルでもあったのであろうか?すぐにあって話を聞いて欲しいと言う。何のことだろうと思い「どうしたの?」と聞くと、ヘルニアで入院していると言う親族が精密検査をしたら重大な問題があることが発覚したそうなのである。優泰をアパートに連れ帰ってから急いでOさんを尋ねる。ちょっと動転している様子だが、至急に正月前に大阪へ帰らなくてはいけなさそうである。しかし、30日にはチェンマイにいなくてはならない用事もあるらしく、30日の飛行機に予約を変更したいと言うのである。切符は日本で買ってきたものだそうだったが、航空券を確認すると、予約の変更も不可能ではないらしい。今からK.K.トラベルへ案内しても、この手の航空券はタイ航空の承諾が無くては勝手に変更できない。時刻はもう夜8時、市内のタイ航空の事務所は既に閉まっている。そこで空港のカウンターへ直談判に乗り込んでみる。先日来のオリエント航空の問題で、このあたりの日付でのフライトの混雑状況は、どの便にどのくらいの空席があるかまで暗記している。変更希望の便は多少の空席があったはずだ。一方現在確保してある年明けの関西行きの便はオーバーブッキング気味である。航空会社としては溢れいてる予約から一席でも売れ残りのある便へ誘導したいところであろう。この辺のところの利害関係が一致して、予約の変更はすんなりと認められた。

朝食
お刺身茶漬け。
昼食
ソムタム。
夕食
テイクオフにて空芯菜フライのヤム、北タイ風オードブル盛り合わせ、ゲーンハンレー(北タイ風豚肉のカレー煮込み)。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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