旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月24日 土曜日

優泰はオフクロさんと寝ている。7時にいつも楽しみにしているテレビでウルトラマンがあるので、オフクロさんたちが寝ている部屋へ7時少し前に行って、ウルトラマンのチャンネルに合わせてやる。その際、優泰に「ウルトラマンの必殺技の本も持って来てって昨日お母さんに言ったのに、、」と文句をつけられる。しかし、お母さんはまだベッドの中だし、部屋には何冊ものウルトラマンの本があるので、いったいどの本を指しているのか私にはさっぱりわからない。部屋に戻って適当に一冊を手にして届けると、「この本で良いんだよ」とだけ行って、テレビ画面から目を離さない。最近、優泰は礼儀を忘れはじめたようだ。以前は幼稚園でしっかり礼儀や挨拶の指導を受けていたが、学校ではそういったことを教えないのだろうか、、。

8時になり、ピーノートのクオッティオうどん屋へ朝食を買いに行く。3種類のクオッティオうどんやラーメンを買って、部屋に戻って丼にあける。これらはオフクロさんと家族用。私は昨夜の残りのパッタイ(タイ式ヤキソバ)を温めなおして食べる。

朝食後、9時半になったらチェンダーオの洞窟へ行こうと言っておいたが、朝食後も「ケーキを食べる」とか、昨日買ったラジコンカーで遊ぶとかで、ダラダラとして11時を過ぎてもまだ出発できない。結局昼になっても出れそうにないので、昼食を食べてから出かけることにした。昼食には小屋がけ食堂でチャーハンを作ってもらう。おばさんが「子供も食べるのか」と聞くので「そうだ」と答えると、頼みもしないのに前回作り方を教えたケチャップ味のチキンライス風を作ってしまった。しかし、レシピには若干間違いもあり、鶏肉の代わりに豚挽き肉を入れていた。先日ケガをして病院に入っていた猫は抜糸も終えて戻ってきていた。手術をした腰の回りは毛を剃られていた。

1時になりようやくチェンダーオ洞窟へ向けて出発。お母さんは洗濯もあり留守番である。走り始めてすぐに優泰はまた車の中で昼寝である。洞窟まで約1時間半ほどで到着。寝ぼけている優泰を揺すり起こし、洞窟入り口まで歩く。入り口にある池で、魚の餌を5バーツ買い、池に餌をまくが、どうやらここの魚たちは飽食気味なのか、あまり熱心に食べてくれない。どんな魚がいるかと言うと鯉、なまず、うろこの青いマスに似た魚などで、どれもとても大きい。

洞窟内でアセチレン照明を持った案内人を雇い、奥へ案内してもらう。前回来た時はコウモリの糞が沢山落ちていたが、今回は見かけない。コウモリたちはどこかへ行ってしまったのか、それとも便秘にでもなったのであろうか、、。狭い洞窟内の奥行きは相当深く、登り下りもあって、もうすぐ70歳になるオフクロさんの足元が気になったが、息は苦しそうだったが結構しっかりと歩いていた。奥のほうに300年前に安置されたと言う寝釈迦が横たわっいていたが、ガイドの説明によると、これはビルマ式なのだそうだ。ビルマ式は仰向けに寝ているし、タイ式は肘枕で横向きなのだそうだ。300年前といえば、チェンマイもビルマの影響が強いランナータイの時代だから、こんどチェンマイ市内の寝釈迦がどんな寝かたをしているか確認してみようと思う。

4時に洞窟を後にしてアパートへむかう。比較的快調なドライブであったが、西日がまぶしかった。そしてチェンマイ市内にさしかかるスーパーハイウェイとの交差点で結構渋滞して、アパートに戻ったのは5時半を回っていた。

夕食には先日お母さんが駐在員の奥さんたちと食事をして美味しかったと言うカムインハウスと言うところへ行くことにした。アパートからは1キロほどのところにあるが、町外れのモーテルが多くあるあたりで、歩いていくにはあまり便利ではない。かといってビートルで行くとビールが飲めない。店に電話をすると送迎サービスがあるというので、迎えに来てもらう事にした。

カムインハウスはチーク材をふんだんに使った北タイ様式の立派な民家風の建物で、サービスも徹底していた。カントーク風の丸いテーブル、磨きこまれたチークの床にウエイトレスがはべり、ビールを注いでくれたり、スープを取り分けてくれたりする。料理も良い素材のものを、手間をかけて調理したようで、メニューこそ普段食べているタイ料理と同じだが、味はずっと上品にしあがっていた。春巻き、雷魚のフライ、鶏の香り揚げ、ブタの北タイ風煮込み、春雨と豚挽き肉のスープを食べた。まあ、これだけのサービスであるから、お値段も一品最低150バーツからで、結局私たちは1100バーツを支払って、再びアパートまで送ってもらった。

 

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(2015年5月からのブログ)

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