旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月24日 水曜日    天気は晴れ 

 午前中に、以前から約束をしていたIさんと陸運局に行く。私の用事はビートルの車検が来月切れるので、その更新、そしてIさんは国際免許からタイの免許への書き換えである。出発前に、注文を受けている航空券を届に行ったりして、Iさんと落ち合ったのは10時近くになってからである。昨日、これからはなるべく外出を控えようと決めたのに、もう次の日からこうして飛びまわっていては、私も優泰のことを叱る資格がないなぁ。

 始めに入国管理事務所へ行き、Iさんの在留証明を取り付ける。入国管理局の建物には2棟あり、ひとつは毎度お世話になっているビザの延長や再入国手続きの事務所、もうひとつが今日訪ねた在留証明に関する事務所である。同じ警察関連機関なのだが、来訪者に対するサービスがまるで違う。こちらは不足している書類のコピーまで係員が取りに行ってくれるほど親切である。応対や物腰も大変丁寧でこちらが恐縮してしまうほどだ。
 しかし、在留証明の発行手数料は大幅に値上げされていた。以前は100バーツほどだったと記憶しているが、今日行ってみると、300バーツであった。昨年、出入国関係の手数料が大幅値上げになっていたから、その時一緒に値上げになったのであろう。なお、この在留証明はIさんの免許書用である。

 次に民間車検場へビートルを入れる。民間車検場と言っても、町の自動車修理工場よりもお粗末で、車検のための検査専門で、修理やパーツ交換などしていないらしい。現に、私のビートルをチェックしてもらったら、後部の右ウインカーが点滅せず、まだバック時のライトも点灯しない事が判明。そこで、作業員に、電球交換してよと言ったのだが、「ウチじゃやらないからヨソでやってよ」と言われて、車検合格証を渡された。タイにも車検制度はあるが、これでは無いも同じである。料金は150バーツ、10分ほどで検査完了。

 さて、陸運局へ、まずはIさんの免許手続きから、ここはやたらとサービスが良い。免許がほしいと言ったらば、「じゃ、ここのページをコピーしてきて」とコピーこそ取ってくれなかったが、コピーをとりに行っている間に免許のための申請書は係官の女性が書いておいてくれた。日本なら、試験所前に代書屋が並んでいるところだが、タイでのこのサービスには驚きである。あとは申請者が署名するだけである。そして、驚くべきスピードで免許ができてしまった。色盲検査に1分ほど時間がかかって、タイの免許資格合格、10分ほどで免許書が交付された。あまりの対応の良さにIさんはお釣りの15バーツをチップとして渡そうとしたが、係官は固辞された。
 私の車検ステッカー交付もたったの3分ほどですぐできてしまった。1年分の税金888バーツを納めたらば、その場でたちまち新しいステッカーをプリントアウトしてくれた。確か以前は数時間待たされた記憶があるが、この手の公務員仕事は以前と比べ格段にスピードアップし、利用しやすくなっている。日本も民間移行などともめているが、民間に移行するより先に、このタイの改善のし方を大いに学んでほしいものである。

 午後からはK.K.トラベルのカウンターでまじめに仕事に取り掛かる。日本やバンコク、その他近隣国行きの航空券の手配と発券がピークになってきている。この時期、日本行きの航空券がとてもとりにくくなっているので、日に何度も航空会社のマネージャーを電話で捕まえては、優先予約のお願いをしなくてはならない。今週から、以前Travexと言う中堅旅行会社で働いていたスタッフを引きぬき、航空端末の操作や航空会社との折衝の仕事を手伝ってもらっているので、とても助かる。Travexはバンコクに本社のある会社で、主にヨーロッパからの団体客を得意とする旅行会社だが、そのチェンマイ支店は、航空券の販売や、団体客のチェンマイ滞在時のサポートを引きうけているらしい。私も以前は、航空券の購入には毎度この会社を使っていた。何よりもチェンマイに沢山ある旅行代理店にありがちなインチキ臭さが無いことと、対応がスピーディーだった。きっと、K.K.トラベルの良い戦力になってくれるだろう。
 ここに来て、スタッフを入れたのには、理由がある。最大の理由は、今週末で男性スタッフの一人が事情があってバンコクにいる親戚の仕事を手伝わなくてはならなくなったそうである。そのため、K.K.トラベルを辞めて、バンコクに行ってしまう。さらに、もう一人のスタッフも来週末に徴兵検査があって、遠いノンカイと言う町まで帰省するのだという。社員を根付かせると言うのも、とても大切なことだと思うが、現実にはなかなか難しいらしい。

朝食
ご飯とモヤシのナムル、梅干、大根のナマス。
昼食
モチ米とソムタム。
夕食
カレーライス。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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