旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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HPご意見メール

5月23日 金曜日    天気は晴れ   

 日中の大半の時間を使ってメールの返信を書く。メールが来て読むのは好きなのだが、返信を書くのは面倒である。メールなどよりも、この公開日記を書くのはもっと面倒で、しかもこの日記は一度として読み返さずそのままアップしているので、誤字脱字から内容的にも支離滅裂になってしまう傾向がある。もっとも、どれほど酷いものかは、本人が読んでいないので確認のしようもないが、、。

 午後、優泰を学校へ迎えに行かなくてはならなくなった。優泰を毎週金曜日にクラスメートとアイススケートに行かせることにしたとお母さんから先週報告を受けていた。そして、そのクラスメートのお母さんがクラスメートと一緒に優泰を学校からアイススケート場まで連れて行ってくれることになっているのだそうだ。アイススケート場は我が家からも近いので、うちのお母さんはアイススケート場で合流することになっている。そこで、今朝学校へ向かうバンに「今日の学校からの迎えは要らないよ」とバンの運転手さんに告げたのである。ところが、どうしたことか、そのクラスメートのお母さんは学校で今日の放課後催される「父兄会のバーベキューパーティー」の手伝いに行かなければならなくなったから、今日のスケートは中止と電話をかけてきた。それで、急遽私は優泰を迎えに学校まで行かなくてはならなくなった。
 しかし、気になるのはこの父兄会に関するお知らせが我が家には何も届いていないことだ。なぜだろう。毎回バーベキューなどの催し物の案内は届いているのに、、。一つ考えられることはある。数日前に優泰が私に「バーベキューをするチケットは、よくわかんないけど、どこにある?なんか細長い紙になっていて、お金とか書いてあるやつ」なんてトンチンカンな質問をしてきたことがある。不規則な言語環境に育ったせいか、優泰の文章作成能力や、理解力、そしてきちんと話すと言った能力は、同世代の子供と比べて劣るようだ。私も何度も優泰に何を言っているのか聞き返しても、さっぱり何のことだか解らないことがある。今回もチンプンカンプンであったのだが、今日のバーベキューのことでなんとなく解った気がする。たぶん、学校からお知らせの手紙があったのだろう。それを優泰は私たちに渡す前にどこかになくしてしまったのだろう。しかし、バーベキューパーティーが近づいて、クラスの中でもそんな話題がのぼり始め、自分も行きたいものだから、参加費などが書かれたお知らせのことを思い出して、私に聞いてきたのだろう。

 夕方前に、一緒にラジオ番組を担当しているジュンさんを訪ねる。彼女は先日ソンベット市場近くにそれまで経営していたウイスキーハウスを改装して旅行会社を始めたそうだ。どんな店なのかと思って見物に行ってみた。店構えはチェンマイ市内に五万とある零細旅行会社と比べると、ずいぶんとお金をかけて立派である。広々としたカウンターに従業員が3人つき、商談用のソファーもある。内装もベージュと淡いピンクでまとめていて、大手の旅行会社のチェンマイ支店といった雰囲気である。しかし、ジュンさん自身は旅行業については丸っきりの素人である。タイ人の性格の1つに、「思いついたら、あまり考えずにすぐ始めてしまう」と言うのが共通項目としてあるようだ。そして彼女も、市内に過剰とも思えるほどある旅行会社を見て、「旅行会社が儲かる」と確信したらしい。私が旅行会社で働いた経験から、旅行会社ほど経験がものを言う業界も少ないのではないかと思っていたが、チェンマイではそうでもないらしい。彼女は航空券も売るし、ホテルの予約もする、トレッキングツアーやレンタカーも扱うのだそうだ。でも、すべて自前で手配したり提供するのではなく、友人の旅行会社から卸してもらうことになっているらしい。つまり、日本で言うところの旅行代理店である。「それでは、プロフィットが小さくて、これだけの規模の店舗を成り立たせるのは大変じゃないか」と問いかけると、「プーケットへの団体ツアーを組めば儲かる。ホテルも飛行機も観光もみんな付いているから、、。」と言う。これは別の友人から「そうしたら儲かるんだよ」と入れ知恵されたことらしい。ツアーの参加者を集めるための方策よりも先に、儲かることを考えてしまうのは、これもタイ人に共通する性格の1つであろうか、、。とりあえず、私も同じ番組をやっている誼で、手伝えること手伝おうと言う気になった。特に旅行会社のイロハについてのアドバイスから始めることにした。イロハの「イ」は、タリフの作成である。ホテルをいくらで仕入れいくらで売るかをシートにすることが大事だと説明する。

 夜、Oさんと言う日本女性とレモンツリーで夕食を共にする。お互いチェンマイに住んでいながら、私は初対面だが、何度かメールをやり取りしているうちに「一献しましょう」と言うことになり、今晩それが実現した。先日まで日本に一時帰国されていて、チェンマイへ戻ったばかりだそうだ。日本からの手土産と称して「カタログでふりかえる日本のスクーター1946〜2002」と言う装丁も立派な本をいただいてしまった。本の内容はもう感激の写真ばかりで、ラビットスクーターが生産されていた当時のパンフレットやポスターなどの写真がちりばめられている。私にとって一発でお宝本になってしまった。Oさんはチェンマイで日本語を教える仕事をされており、私が来週から始める日本語講師のボランティアについても色々と具体的な助言をしてくださった。他にお互い家族を持っている身なので、家庭内と言うか家族の話などをヤムパックプントートなどをビールと一緒に食べながら話した。ヤムパックブントートと言うのは、空芯菜を天ぷら風に揚げて、目玉焼きのフライをのせ、酸味と唐辛子の効いたタレをかけて食べるものだが、なかなか爽やかな味である。この料理名のものは空港前の管制官食堂で何度か食べたことがあるが、レモンツリーで今回食べたものとはだいぶ趣が違っていた。Oさんも以前タイ人の友人とレモンツリーに来てこの料理を勧められて食べて以来、この料理が好物になったそうだ。しかし、現在のメニューにはなぜか載っていないのだが、、。

朝食
ご飯と中国の硬い豆腐とネギの煮物。
昼食
昨夜の残りのパッタイとオムライス。
夕食
レモンツリーにて空芯菜天ぷらの和え物、イカの挽肉詰赤カレー煮。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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