旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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4月23日 水曜日    天気は薄曇   

 午前中に大阪から来たOnさんの手伝いで荷物運びをおこなう。まだ暑くなる前に運び終えてしまおうと思ったが、搬出時にちょっと手間どり、日が高くなって搬入時には大汗を掻いてしまった。しかし、実際にかかった時間などは1時間に満たなかったのだろう。その後川沿いの中華そば屋へ出かけて昼食にする。Onさんもけっこう食べるほうで、餡かけ麺とチャーシューワンタン麺を食べ、かにチャーハンも半分平らげてしまった。

 午後にアパートの部屋に戻って昼寝を夕方近くまでしてしまう。このところ本当によく眠れるのである。昼寝をしても夜だってよく眠れる。これは寝ることか癖になってしまったのだろうか、ダラダラ生活が更にいっそう磨きがかかってダーラダラになってきたようだ。しかし、昼寝の最中に扇風機をつけっ放しにしていたところ、昼寝から目覚めると体がだるい。日中暑いからと言って扇風機のつけっぱなしは問題なようだ。

 夕食には久しぶりに近所の台湾小館へ行って餃子を食べる。リンピンスーパーの中国風餃子がなくなった今、ここの餃子は貴重だ。餃子は以前と比べると粒が小さくなって、餡も減ったような気もする。先日お母さんと優泰の2人でここへ食べに来て「餃子の味がまた落ちた」と言っていたが、今回食べてみて、味そのものはそれほど落ちていないようだ。ここの餃子はニンニクが入っていない代わりにショウガがよく効いている。そのため味付けそのものはさっぱりしている。
 台湾小館には私たち以外に二組の客が来た。一組は女性2人に男性一人の若いグループで店主と中国語で話している。女性のうちの一人は大変な美人で、まるで女優さんのようだ。お母さんに「あの一美人だね」と言ったら、お母さんが彼女に声をかけた。そして覚えたてのタイ語で会話を始めた。私は女性と話をするのが不得手なので会話には入らなかったが、お母さんもタイ語を始めて二ヶ月ほどなのにずいぶんと上達したものだ。タイ語会話も堂々としている。で、その彼女だが中国、雲南省出身で、現在はサンカンペンの旅行会社で働いているそうだ。たぶん中国人相手の旅行会社なのだろうが、最近の急性肺炎の影響で中国人団体観光客の姿をぱったりと見かけなくなったから、中国人相手の商売も大変だろう。もう一組は日本人で、初老の夫婦とその案内をしているやはり初老の男性であった。こちらはどうやらチェンマイ長期滞在の下見にでも来ている雰囲気。

 夜テレビを見ながら本物のスコッチウイスキーをチビチビなめていたら、Onさんから電話が入る。涙声である。どうやらちょっと感情的に辛いことがあったようだ。夜遅かったが近所の小屋がけのバーに連れ出してビールを飲む。聞けば自分が話すタイ語について、人から何か言われたのが悔しかったらしい。本来なら、私よりも若干年下だし、私は慰め励まし役回りに徹するべきなのだが、私も性格が悪く、Onさんに追い討ちをかけるように、いろいろとつまらないことを講釈してしまう。Onさんは泣き上戸のくせに、けっこう打たれ強く、私にあれこれ言われても、素直に聞いてくれている。Onさんはまったく心のやさしい人だ。私はチェンマイでしか会ったことがないが、日本でもこうなのだろうか、それともチェンマイと言う土地の持つ何かが作用してOnさんの感情を波立たせてしまうのだろうか、、。お開きになったのは午前様になっていた。

朝食
ご飯に豆腐の焼き物、大根の味噌汁。
昼食
川沿いの中華そば屋にてチャーシューワンタンメン。
夕食
台湾小館にて餃子とジャージャー麺。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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