旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

５月２１日　金曜日　　　　天気は曇りときどき雨

　今朝も曇よりとした天気であるが、雨は降っていない。優泰をミニバイクに乗せて学校へ送り込む。そして７時半にはK.K.トラベルを開店させる。別に早朝から店を開けても来店客などほとんど来ないのだが、この早朝の時間に一人で作業をしていると仕事がはかどる。電話のベルもほとんど鳴らないし、スタッフを気にしなくても良い。この公開日記もほとんどこの時間に書いている。

　雨が降ることでもトラブルが発生する。頭の痛いトラブルとしては停電である。停電と言うより漏電だろうか、、。１日に何度も電気が止まる。それもほんの数秒くらいのものが、立て続けに数回くらい電気が止まったり流れ出したりする、私の住むナコンピンコンドでもしばしば停電が発生するが、ナコンピンコンドの場合は一度停電するとしばらくは電気がつかない。
　K.K.トラベルでの停電は瞬間モノなのだが(長いときも当然ある)、この停電によって通信システムに大きな問題が発生する。特に航空便の予約端末でトラブルが発生する。もともとデスクトップ・パソコンであるから停電するとパソコンが強制終了してしまう。UPSと言う無停止電源装置をつけていても、勝手に終了し始めてしまって、作業が中断する。しかも、発券手続き途中などに停電が発生すると、通信までおかしくなって、いわゆるダウンと言った症状になる。そして、今朝もそのダウンに見舞われた。しかも、ユナイテッド航空の電子チケットを発券作業中だったので、ことはちょっと重態であった。修復されるのに20分くらい時間がかかってしまった。
　日本では停電など、夕立で電柱に雷が落ちたときくらいしか発生しないだろうが、ここでは雨や風だけでもすぐに停電してしまう。ロウソクをともしても、通信系のダメージはなかなか補えないのである。

　午後、優泰を学校に迎えに行こうとしたら困ったことになった。ミニバイクの後輪がパンクしているのである。いや、パンクなんてなまやさしいものではなく、後ろのタイヤが無残に裂けているのである。別にイタズラされたのではなく、以前からタイヤが磨り減りツルツルになっていたのを承知で、乗りまわしていたものだから、とうとう擦切れてしまったのである。
　とりあえずスタッフにデリバリ用のバイクを借りて優泰を迎えに行ったのだが、このミニバイクのタイヤは交換せざるを得ない。困ったもんだとボヤいていたら、スタッフが「タイヤなら交換すればイイじゃないか」と提案をしてくる。私も交換すれば良いことくらいはわかっているが、勤務時間中だし、帰宅する頃には修理屋はもう閉まっているので、どうしたものかと悩んでいたのだが、スタッフには勤務時間の感覚がないようで、こうした発言になったのだろう。仮に私にもその感覚がなかったとしても、店を留守にすれば問題が発生する可能性が高い。「うーん」と考えていると、スタッフが「自分が行って交換してくるよ」と言ってくれる。なるほどヒマを持て余しているスタッフが行くのなら、店の中の風紀も保たれ一石二鳥である。スタッフに駄賃を含めて500バーツを渡して修理屋に行かせた。どうしてそうなるのかわからないが、2人のスタッフが修理屋に向った。そして、これまたどうしたことかわからないが、タイヤ交換に３時間を要して、夕方６時の退勤時間ぎりぎりにスタッフは帰ってきた。まったく使えないと思っていたスタッフだが、こうしたことには役に立つようだ。

　夜、公開日記を書いていたら、間違ってアップ前の５月１９日分を消去してしまった。２日も前のことを書いたものなので、いまさら思い出すのが大変である。特に朝ご飯と昼ご飯に何を食べたかといったものが思い出しにくい。老化現象であろうか、、。

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(2015年5月からのブログ)

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