旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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HPご意見メール

1月21日 火曜日    天気は晴れ 

 朝、優泰の学校への送迎をしてくれるバンが来なかった。私は夕べとても息苦しくて寝付けず、今朝は朝寝坊をさせてもらうつもりでいたのだが、7時にたたき起こされて、私が優泰を学校まで送ることになった。車の中で二の段かけ算九九をやらせるが、どうも暗記物は弱いようで、ニサンガロクまでは言えるのだが、あとがなかなか続かない。

 アパートに戻って、メールをチェックすると関西のラビットスクーター愛好者からメールが入っている。週末に古いモーターバイクを訪ねてチェンマイに夫婦で来るそうなのだが、できればバンコクからチェンマイへは汽車に乗りたいらしく、ついては、その汽車の切符を買っておいて欲しいと言ったものであった。ラビットスクーター愛好者であれば、一肌脱がねばなるまい。丁度、午前中にチュンポンさんと鉄道駅近くで会う約束をしているので、ついでに切符を買っておこう。買った切符は、彼らのバンコクでの滞在先ホテルにでも速達書留で送ってあげよう。うーん、来週には久々にラビット談義が出来そうだ。

 チュンポンさんとの約束は、私が取りかかり始めている仕事をするのにチュンポンさんの会社の隅っこのデスクの一つを貸して欲しいと言ったら、「それなら、今使ってない事務所があるから、そこ使ってよ」と言ってくれたので、その事務所を見せてもらうことである。場所は鉄道駅のすぐ近くであったが、それは事務所なんてものではなかった。もともとは以前精米工場をやってた場所で、広さがサッカーグランドが何面も取れるくらい広い。その広い敷地にある事務所というのも、鉄筋4階建てのアパートのような建物であった。全部使っていいよと言ってくれるのだが、私一人ではとても使いきれるものではない。遠慮と言うより、サイズ的に、私は一番小さな管理人室のような部屋だけを使わせてもらうようにお願いした。しかし、こんな広い敷地をもう十年も遊ばせているとは、もったいない話である。駅から3分の好立地だし、大型のホテルだって出来る。チュンポンさんにそのことを話すと、「いいよ、何かいいビジネスがあったら、アイデアだしてよ」と言う。建築に関する規制は、軍の基地が1キロほど先にあるので、5階建て以上の建物が建てられないということであった。

 お母さんのお菓子教室がある日なので、いったんアパートへ戻って、お母さんをビートルに乗せてやはり鉄道駅近くのお菓子教室に向かう。これから2時間後にまた迎えなくてはならず、その間にパソコンで日記でもつけようかと思っていたが、この2時間が結構忙しくて、パソコンの電源を入れることもなかった。何をしたかというと、まずはさっき買った汽車の切符をバンコクのホテル宛てに書き留め速達のEMS便で送る作業。買った切符なのだが、一等車を希望されていたが、一等はすべて売れ切れ、二等車も新型のナコンピン号は上段寝台しか残っていなかった。そこでちょっと古いタイプの車両だけど、19:40バンコク発の寝台特急を用意した。彼らは古いモーターバイクが好きなのだが、寝台車まで古いのが好きかどうかは分からない。郵便局の窓口氏はEMSなので明日には届くよと言う。
 郵便局の次はチェンマイ市内プラシン寺近くの日本人専門のR旅行会社へ行く。今日の夕方、私の考えているビジネスに関して、投資を含めた相談で日本人が二人入ってくる。その手配をしているのがR旅行社で、まずは担当してくれるガイドさんと打ち合わせをしたいと考えた。特に、連れて行ってもらうのは通常の観光コースではなく、まだ未開発な地域であり、ガイドさんによく説明をしておかなくては、、、。日中は非番だったガイドさんを呼び出して、簡単に打ち合わせをする。日本語の上手な、とても真面目そうなガイドさんであった。そんなこんなで、結局バタバタしているうちにお菓子教室へ迎えに行く時間となった。

 飛行機は30分ほど遅れて到着した。チェンマイに来てくれた二人とも、もともと同じ旅行会社にいた人物であるし(私よりもずっと先輩で会社の上層部)、投資を考えてくれる人の代理として来てくれているので、私としては気楽に何でも話が出来る。既にバンコクで買収に関する仕事をされてきた後で、その買収話も比較的順調に進んだようで、二人とも機嫌が良い。それに、私の方の話は参考程度で、明日は午前中にゴルフを予定していて、現場の視察は午後から、そして夕方の飛行機でまたバンコクへ戻るそうだ。つまり、リラックスムードの中で話が進められるので、こちらとしても話を進めやすい。旅行会社差し回しの車で宿泊先のウエスティンホテルへ向かい、夕食には私のビートルに乗ってもらって、先日サワチャオのオフ会で利用させてもらったグラン・ランナへ案内する。以前ならカムインハウスへ案内していたところだが、このグラン・ランナを知ってしまうと、もう他のレストランでは不安になる。ちょうど昨晩は王妃さまが見えていたそうで、さらに明後日は王女さまも見えることになっていると言うから、もうレストラン内は完璧の状態である。席も中庭に近いテラス席を予約しておいた。折りしも、何かのイベントを組んでたのか中庭では北タイの民族舞踊が上演されていた。料理も美味しく、満足していただけた。この今進めようと思っているビジネスは明日案内するから別としても、「私個人に対して何らかの出資もしてやれるよ」と言ってもらえたのは収穫であった。なお、私を取り巻く金銭状況を二人は知っていたので、本来私が接待すべきところを、ちゃっかり私がご馳走になる身になってしまった。 

朝食
ご飯に韓国海苔、味噌汁。
昼食
タイ風のスイトンとも言えるクァイチャップ。
夕食
グラン・ランナにて北タイ料理。北タイのオードブル盛り合わせ、牛肉の煮込み(ゲーンハンレー)、サーモンのナンプラー浸け、ナマズのヤム、鶏肉とハーブのスープ。

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(2015年5月からのブログ)

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