旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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HPご意見メール

5月19日 日曜日    天気は曇り、ときどき雨  

 雨降りの日曜日である。出かける気にもならず、パソコンに向かってメールの返事を書いたりする。パソコン電話を使ってお母さんに韓国やアメリカなどあちこちへ電話をかけさせる。プロバイダーにCSインターネットを使ったが、通話の品質上ではCSがLoxinfoより良いようだ。A-net系のチェンマイインターネットも音質は良いのだが、接続速度に難がある。CSだと33kくらいのスピードも確保できる(日本の人が見たら笑うかな)。

 昼ご飯にはお母さんの希望で野菜たっぷりのタン麺が食べたいと言うので、スーパーへ中華麺を買いに行く。いつもタン麺を作るにはノンフライの即席麺を使っていたが、今日は生麺を発見したのでそれを買う。そしてこの麺はちょっと高い。たぶん6人前(日本の基準だと4色入りくらい)くらいはあると思うが、25バーツである。この麺はただの小麦粉を練っただけの麺ではなく、たぶんホウレン草か何かで緑色にしていると思うし、玉子を練りこんだ玉子麺でエビも混ぜ込んであると書いてある。なるほど風を切るとエビの香りが立ち上る。なかなか上手そう。スープは固形のシイタケ味スープを使い、野菜を胡麻油で炒めて、野菜の旨味が出たところでスープと合わせて、少しだけ煮こむ。良いスープが出来た。麺は茹でるのに失敗した。3人前を一度に茹でようとしたが、電熱レンジでは火力が弱く、冷蔵庫で冷やされていた生麺を沸騰していたはずの鍋に落としたとたん、鍋のお湯の温度が下がってしまった。そのため茹で上げに時間がかかり、ちょっとふやけた茹であがりになってしまった。でも、もともとふやけた麺が好きなお母さんは喜んで食べてくれた。優泰もつられて「おいしいおいしい」と言ってくれた。味のわからない家族がいると誉められても複雑な心境になる。

 今晩乗るバスも夜9時発なので、アパートでゆっくり食事をすることが出来た。と言ってもお母さんはNHKの大河ドラマに夢中で、食事の仕度から全てを私がおこない、食事中もお母さんの目はテレビ画面に釘付けになっていた。普段お母さんに「食事中はテレビを見ないの」と叱られている優泰はここぞとばかりに「お母さんテレビを消そうか」なんて言ったりするが、それすら耳に入らない様子。特にお母さんは主役(?)の「まつ」に夢中である。

 食事が終わり、ドラマも終わったところで、そとから女の人の叫び声が聞こえてきた。時々男の人の怒鳴る声も聞こえる。ベランダに出て下を見ると、どうやら叫び声の主は、小屋がけバーの隣で果物を売っている女性の声らしい。そして男の人の声はどうやらそのご主人のようだ。つまり夫婦喧嘩をしているようだ。大声の大半は女性のもので、どうやら浮気がバレタかしたようで、女の人は半狂乱で、物を投げつけたり蹴りつけたり、終いには道路に仰向けに転がったりと大変である。近所の人も止めようとするが、とても押さえきれないようだ。そのうちに警察までがやって来たが、興奮はそんなものでは止まらず、結局は警官も傍観者と化し、叫び暴れつかれておとなしくなるまで何も出来ないでいた。

 9時発のバスはいつものバスより多少新型のようであったが、乗り心地は変らなかった。乗車前にバスの中でも良く眠れるようにと、薬局で「薬くれ、オイラは寝るんだ」と言った感じで訴えて睡眠薬を買ったつもりでいた。一粒6ハバーツの紫色の薬である。しかし、これを飲んだが一向に眠くならない。むしろ眠気が無くなっていく感じもする。果たしてあの薬は睡眠剤だったのか、それとも眠気止めだったのだろうか、、、。

朝食
朝ご飯はモチを焼いて海苔を巻いて食べる。お母さんのお気に入りは、そこにスライスチーズまで入れてあるものだ。モチそのものが貴重品でもあるのに、チェンマイでは高価なスライスチーズまで付ける大盤振る舞い。
昼食
緑色の中華麺を使ったタン麺。
夕食
シーチキンサラダに先月B氏からもらった崎陽軒のシュウマイ(真空パック)を食べる。シーチキンサラダは好評であった。

 

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(2015年5月からのブログ)

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