旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月16日 火曜日    天気は薄曇 (スモッグ)

 朝はほとんど声が出なくなってしまった。喉の痛みも激しくなっている。ほんとなら休みたいところなのだが、K.K.トラベルの仕事も不在がちにしているので、たまりに溜まって、何から手をつけて良いのやら、しばし考えを整理しなくてはならなかった。もっとも、順番はタイムリミットが迫っているものからおこなうべきで、本日の晩に出発する航空券のお届けからはじめる。が、お届けに行った先で、長居をしてしまい、おまけに昼ご飯までご馳走になってしまった。
 お邪魔してお話をしている中で、チェンマイの住み心地に関する話題が上った。もちろん、チェンマイは良いところだと思ってこうして住んでいるわけだが、すべてが完璧なわけではない。どうしても不満は出てくる。特に1戸建てに住んでいると、家の修繕の問題なども出て来たりして、なかなか大変らしい。まぁ1戸建ての問題はタイでも日本でも発生するわけだが、問題が発生したからどうするかで日本とタイとで対応に大きな違いが出るようである。また、時節柄大気汚染の問題も深刻である。私も熱は下がったのだが、喉をひどく痛めてしまった。ここに住んでいる日本人でも、喉を痛めている人はとても多い。中には帰国せざるおえない状況にまでいたった方がいるそうである。そんな中で、「ならば、チェンマイ以外でどこが良いだろうか」と言う話になった。タイの中で、チェンマイより良いところなどあるだろうか?私もチェンマイにしか住んだことは無いし、その他の場所にも沢山行ってはいるが、遊びや仕事での短期滞在である。チェンマイの良さは、バンコクよりも自然が多く、静かである。食事や買い物が便利である。文化都市である。これを満たして余りある場所など他にあるだろうか?
 パタヤ、最近は海水の汚れですっかり日本人観光客の人気が落ちたビーチリゾートであるが、ビーチリゾートなのでチェンマイよりも空気は良いだろう。それに長期滞在向きのコンドミニアムやビラも丘の上などにあるのを見かけている。最近は隣接する工業団地都市のシラチャには日本人駐在員家族が数千人単位で暮らしているそうだから、日本の食材なども入手しやすいだろう。それに海が近いから海産物も美味しいはずだ。今でこそ、ロングステイ先としてチェンマイが脚光を浴びているが、このまま大気汚染が進めばチェンマイの人気は凋落しかねない。一度じっくりと長期滞在先としてのパタヤを研究しても良いのではないだろうか。

 午後、ワタノー学校で来学期の打ち合わせをする。先日まで聞かされていた内容とは大きく異なり、4年生(高校1年)を対象に大学受験のための日本語授業を行うと言う。6年生までの3年間に日本語をマスターさせるために週6時間の授業時間を割り当てると言う。受験用の日本語は日本語検定で3級レベルと言う。この3級と言うのは日本語を勉強する大学生の卒業時の目標に近いもので、とんでもない難題をいただいてしまった。国立進学校であるワタノーの日本語選択の学生が軒並み受験に失敗するような結果になったら大変である。お断りさせていただきたいが、帰結事項だそうだ。唯一救われるのは、私の担当は従来通り週に1日だけで良く、あとは全体のアドバイザーに徹すれば良いと言うものであった。で、実際に誰が教えるかだが、ラチャパット大学で日本語を専攻されたパッチャーさんが担当してくれると言う。彼女が週6時間の授業を担当するので、その指導と助言を与えるようにとのことである。が、、、彼女自身の日本語能力が、検定3級である。また、今までに日本語を教えた経験も無い。私とのコミュニケーションの問題も発生するだろう。3級では、残念ながら日本語での簡単な日常会話ができるレベルで、授業での教え方について日本語で話し合うには無理がある。私のタイ語レベルももっと障害になる。学校側からは、3年計画のカリキュラムテーブルを提出するように求められたが、さてはて、どうしたものか、、。まずはどこか他所で日本語を教えられている先生に教えを請うしかなさそうである。

 本日も帰宅は11時過ぎ、いただき物のヌカ味噌漬けでご飯を食べる。

朝食
ご飯とモヤシのナムル、トン汁。
昼食
Yさんのお宅でそうめんをご馳走になる。
夕食
ご飯とTさんにいただいたヌカ味噌漬け。

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(2015年5月からのブログ)

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