旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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1月16日 木曜日    天気は晴れ 

 さて、ビザの申請をする日である。申請先のタイ領事館の場所は、アブドル・ラーマン通りであると昨晩確認してある。地図で確認するとコムターからマコリスター通りを山手に向かって進めばよいことになっていた。朝8時前に宿を出て歩き始める。宿の主人は遠いからタクシーで行けと言うが無駄遣いは出来ないのでテクテク歩く。両側に事務所などの連なる通りが、歩き進んでいくうちに緑豊かなキャンパスや病院の多い場所になった。下町の中華街とは大きく趣の変わった、植民地統治時代の統治者の空間と言った感じの場所だ。綺麗だけど違和感を感じる。既に歩き始めて一時間近くたった。ちょっと行き過ぎたような気もする。もうペナンヒルの麓まで来てしまった。広々としたキャンパスでフットボールをする学生はいるが路上に人影はない。どうやら道を間違えたらしい。誰かに場所を確認したいのだが、、。大きな並木から落ちた落ち葉をかき集めている清掃作業の二人を発見し、タイ領事館の場所を確認して見ると、果たして行き過ぎていたようだ。来た道をだいぶ戻って、脇にそれたところに領事館はあった。申請書に記入をして、書類を提出。明日の午前中にはビザがほしい旨を告げたところ、「受け渡しは午後2時からだけど、まぁ来て見ろよ」と言われた。と言うことは、もうOKをもらったようなもの。午前中にビザがもらえれば、明日の夕方にはハジャイからバンコクに向かう夜行バスに間に合う。やはり、ワイシャツにネクタイを締めて来ただけのことはある。ジーパンにTシャツだったらこうは行かなかったかもしれない。

 再び歩いて市内へ戻る。今度はたったの40分でコムターまで戻ってこれた。宿屋に戻ってシャワーを浴び、スポーツシャツに着替えて市内散策に出る。これで明日の朝までやらなくてはいけない仕事は何もない。ただ、お金を使わなければそれで良いだけだ。かといって、貧乏くさい宿屋でゴロ寝をしているのも脳がない。まずはメールのチェックでもしようと、市内のネット屋を探す。しかし、チェンマイなどと異なり、マレーシアの大観光地ペナンと言えどもネット屋は殆どない。たまにコンピューターが並んだ店があっても、ネットではなくゲーム屋である。ショッピングセンターでようやくメールOKの店を見つけたが、ここではホットメールなどしか使えず、私のメールを読める環境になかった。さらにネット屋を探して、ようやくアウトルックの入った店を発見。日本語の打ち込みが出来ないことはこの際仕方がないとして、なんとかメールのチェックだけをする。利用料は1時間以内で4リンギットであった。

 次に、優泰向けの学習書を探す。優泰の学力低下に頭を痛めている私としては、ここで何か良い学習書でも買って、優泰に勉強癖を付けたいと考えた。日本語の学習書などは望めないが、英語の学習書であれば、たぶんマレーシアの方がタイよりもそろっているであろう。一昨年も家族でペナン島へ遊びに来たときに優泰用として何冊もの英語の子供向け書籍を買い込んでいる。コムターに隣接した大型ショッピングセンターには大型の書店も入っており、さすがにここは書籍が充実していた。英語のものも、イギリスからの輸入物やシンガポールからのものなど選り取り緑である。私はその中からシンガポールの小学二年生用の学習書を英語と算数の二種類を選んだ。かなりしっかりした編集のもので、印刷製本も日本並みである。しかし、驚いたのは、二年生用としては内容がかなり高度である。英語は英語での記述や表現力を求める問題が多いし、たぶん、日本なら中学三年生くらいの英作文能力に匹敵するのではないだろうか。算数も、既に掛け算や割り算が出てきている。さすがは教育熱の高いシンガポールだけのことはある。チェンマイインターなんかとはレベルがまるで違う。他にも、漢字の練習をさせたいと思ったが、こちらは本場の中国語圏というだけあって、感じのレベルが高すぎて、手に負えそうにないのであきらめ、イギリスで出版された低学年向けの英英辞書を一冊買う。

 夕方からフェリーボートに乗って対岸のバターワースへ渡ってみる。丁度、出港してまもなく日没となり、夕焼け空からペナンの灯が闇に浮かぶまでを海上から眺めることが出来た。バターワース側には、鉄道駅とバスターミナルがあるばかりで、波止場の雰囲気はあっても、港町らしい活気は何もない。これもコンテナ輸送が主流になったからだろうか、、。乗り換え客相手の屋台などを見回して見たが、これと言ってものめずらしい物がない。どこに行ってもあるのは麺類とバットに入ったオカズ類で、ちっとも面白くない。マレーシアでは黄色い麺や海老入り麺の福建風が主流ながら、タイと同様にクオッティオうどんもよく食べられている。が、結局、バターワースでは何を食べるでもなく、ただうろついただけで、戻りのフェリーに乗り込んでしまった。

朝食

マレー料理の簡易食堂にてご飯にカレー汁をかけてもらう。。

昼食

中国料理の簡易食堂にてミーゴレン(マレー風の焼きそば)。

夕食
インド料理の簡易食堂にてチャパティとカレー汁。その後、福建麺の焼きそば
 


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(2015年5月からのブログ)

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