旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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12月14日 日曜日    天気は晴れ

 午前中から、午後1時過ぎまでかけてワタノー学校で日本語の補講を行う。本日のメニューは「AAはBBからCCまでDDで行きます」と「EEはFFにGGへ行きます」と言う時間や場所につく助詞と、「○○で」と言う助詞の使い方についてレッスンする。補講の終わりに受講生に対して何か質問及び、要望がないかと確認したら、「もう少し詳しく説明してもらってから、練習させて欲しい」と言う意見がついた。そう言えば、前回の6課ではあまりに時間がかかりすぎたので、7課はスピードアップをしようとしていた傾向がある。やはり、身につくまでしっかり説明して、反復練習をさせる必要があるのだろう。

 昼ご飯に小屋がけ食堂へ行く。食堂のおばさんは、「今月の支払いを少し待ってもらえないか」と言ってきた。支払いと言うのは、私が貸し付けた食堂改装費のことである。大した額ではなく、2年返済くらいのつもりで月々数百バーツを返金してもらうことにしている。支払日は毎月15日前後となっているが、今月は15日までにお金が用意できないらしい。別に、私はそのお金がないと立ち行かないくらい苦しいわけではないが、私が聞くより先におばさんは涙ながらに事情を説明し始めた。それによると、毎度同じなのだが、ご主人は毎晩仕事に行くのだが、バンドマンで、仕事が引けた後、仲間で夜明けまで飲みに言ってしまうそうだ。それが自分の稼ぎ以上に遊んでしまうこともしばしばで、おばさんに小遣いをねだるらしい。まぁ、大きなドラ息子を抱えているのに等しい。長女はチェンマイ大を出たものの、いまだに就職先も見つからない状態で、先日紹介を受けた口は、健康食品の訪問販売だそうで、営業経費は自分もち、ノルマを達成しなかったら給料なし、それで給料が一ヶ月5000バーツだと言う。下の男の子は、まだ小遣いをもらっている学生であるが、電話を友達同士でよく掛け合うので、その電話代が大変だと言う。いずれもが、すべておばさんの家庭内のことで、私とは関係のないことではあるが、まったく、タイの家庭と言うのは、働き手にばかり皺寄せの来るものなのだなぁと思う。まぁ家庭だけではなく、KKトラベルだって、遊んでいるスタッフは稼ぎもないのに、若干の給料をもらっている。

 昨日の昼にもち米を食べていたら、歯にかぶせていた冠が取れてしまった。これは7年前に市谷の歯医者で治療してもらったもので、永年の虫歯と決別するために、口内の歯を全て集中治療し、一年以上の歳月と年収の半分以上の金額を投入して治したもので、この冠ひとつだって、チェンマイでの一ヶ月の生活費に等しいくらいの金額がかかっているので、私にとっては一大事である。さっそく、外れた冠を持って今日の午後に歯医者へ走る。チェンマイ門近くのこの歯医者は始めアパートのマネージャーに紹介してもらったもので、お母さんを何度か連れて行ったことがある。とても丁寧な治療をしてくれるので、感心をしていたのだが、私の冠についてもとても丁寧な取扱をしてくれて、約1時間半もかけて固定してくれた。料金は350バーツと日本よりは安いが、一般物価から考えたらちょっと高目かもしれない。

 午後、KKトラベルで油を売っていたら、見覚えのある東洋系のオーストラリア人女性が入ってきた。先日トレッキングツアーに申し込んでくれた女性で、弟と一緒に東南アジアを回っていて、チェンマイに立ち寄ったものなのだが、その彼女が言うには、今日弟のパスポートが盗まれたと言うのである。そして、そのパスポート番号を調べなくてはならないのだが、KKトラベルでパスポート番号を控えていないかと言うのである。残念ながら控えていなかった。状況は近所のバックパッカーに人気のゲストハウスにリュックサックをクロークに預けていたところ、リュックに入っていた現金とパスポートがスリ取られていたと言うのである。チェンマイは治安の良い安全なところと思っているが、やはりこうしたトラブルも発生しているのである。彼女は警察にも連絡をしたといっているが、警察も被害届を受けただけで、捜査をしてくれる気配もなさそうである。

朝食
パンとコーンスープ。
昼食
小屋がけ食堂にて野菜炒めのせライス。
夕食
エアポートプラザのクーポン食堂にあるイスラム食堂にてチキンカレーライス。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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