旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月13日 金曜日    天気は晴れ ときどき曇り 

 朝一番でIさんと共にイミグレーションへ行く。今週はなんだか、毎朝のようにIさんの用事の手伝いばかりをしている気がする。Iさんは、私たちが日本に帰国した後も問題なくチェンマイで暮らしていけるのだろうか?
 イミグレーションへは私も用事があった。在留証明を取得しなくてはならないのである。日本へ帰国するにあたって、すでに日本の運転免許は既に有効期限が失効してしまっている。当座日本へ帰って、私の足であるラビットスクーターに乗るのにも、免許が無くて不便しそうなので、タイを出発する前に国際運転免許を取得しておこうと考えたのである。その免許を申請するのに、在留証明が必要だと言う。
 その在留証明の申請書を書いていたら、係員から「3ヶ月ごとの外国人居留登録を知っていますか」と聞かれた。もちろん知っている。これはタイに長期滞在する外国人が3ヶ月ごとにイミグレーションへ出頭して、登録をおこなうと言うものである。最近その運用が徹底し始めていると聞いていたが、それと私とどのような関係があるのかわからない。
 「ちゃんと、登録に来ていますか?」と質問される。自慢じゃないが、私も登録の対象になっているとは今まで知らなかった。過去に何度もイミグレーションへ来て、自分のことやら他人のことで係官とパスポートを提示しながらさまざまな相談や交渉をしてきたが、ただの一度も「3ヶ月ごとの出頭」などと言う話しは聞いていない。それと私のこれは誤解だったのだが、労働許可書を持っていれば、登録など不要と考えていた。
 「これを怠ると罰金ですよ」と言われた。タイに住んでもうじき3年半。後一月ほどで帰国すると言うのに、今更と言う気もしたが、まぁ罰金など取られたら悔しいので、外国人居留登録をしてもらう。こんな制度がすべての外国人対象に実施されているとは知らなかった。聞けばもう20年も前からある法律で規定されているのだと言う。
 「次回は11月に出頭しなさい」と言われたが、もうその頃にはタイにいなくなっているはずである。そのことも係官に伝えたが「マイペンライ(大丈夫)」と一言言われただけである。

 ドゥアン・タワン・ホテルのキャンセル依頼が入り、ドゥアン・タワン・ホテルに既に払いこんだ宿泊料の返金請求をするが、キャンセルには気安く応じてくれたが、払い戻しには応じないという。払い戻し相当額は預かっておいて、次回の予約時に充当させると言うのがホテル側の言い分であった。なるほど、一旦財布に入ったお金は絶対に返さないという華僑商法を垣間見た気がする。やはり、この手の前払い金と言うのは、K.K.トラベルの経理を見習ってギリギリまで支払いをしないのがコツなのかもしれない。

 先日書いた梅酒のU先生から、「大丈夫ですよ、ちゃんと梅酒ならとってありますから」と電話が入った。それと、ヘルペスのことに関してまたも注意を受けた。「自分の息子だったらぶん殴っても、ベッドで安静にさせておく」と言われる。私は息子ではないし、電話なのでゲンコツの射程距離外にあるので、殴られずに済んだが、私の健康を気遣ってくれる人がいると言うのはありがたいことである。

 夜、ミニバイクのキャブレターをガソリンで洗浄する。ミニバイクと言うのは単純な構造の割に、部品の取り外しや分解が面倒な構造になっており、キャブレターを外すだけのために、ボディーから駆動部分を外さなくてはならなかった。キャブレターの分解洗浄には2時間半を要したが、おかげでエンジンは絶好調となった。タイのバイク修理屋に何度も修理依頼しても治らなかったが、やはり不調の原因はキャブレターの目詰まりだったようだ。修理人たちは、キャブの洗浄など面倒くさがるのだろう。

 寝る前に、新たな帰国問題発生。「おとうさんピョンをどうするの」とお母さんが言う。私はもちろん連れて帰る気でいたが、お母さんはそうではなかった。「私は日本のおうちにピョンを連れていくのは絶対嫌だからね」と言う。日本の家は畳や絨毯の床なので、糞をされたら困ると言うのがお母さんの言い分らしい。しかし、私にとってはピョンはただのペットではなく、家族も同然、寝るときも一緒だし、アパートの廊下で私の足音がするだけで、ピョンは羽を振るわせて、私の帰りを歓迎してくれる存在を、見捨てて日本に帰るなど、私には寂しすぎる。その辺のところがお母さんには理解してもらえないらしい。

朝食
そば粉百パーセントのもりそば。
昼食
五目野菜炒め。
夕食
豚挽き肉のバジル炒め。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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