旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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11月11日 火曜日    天気は晴れ

 東京のKトール君から「友達が先にチェンマイに行くからよろしくな」と言われたのが先日のことで、早いもので、今日その友達がチェンマイに到着する。「ちゃんと空港へ迎えに出てくれよ」と念まで押されているので、まぁ放っておけないし、10時には空港の到着ロビーで待機する。JS君と言うその友達はシンガポール経由で、10時10分到着予定のシルク航空である。便は定刻に到着したようだが、ちょうど同じような時間帯に台北からのマンダリン航空も到着しており、入国審査が混雑しているのか、JS君が到着ロビーに出てきたのは到着後1時間近くたった11時近くになってからである。Kトール君の話では、JS君は東京でイタリア料理店でコックをしているのだそうだが、料理のレパートリーを広げるためにタイ料理の修業をするためにタイへ入りするのだそうだ。
 JS君はなるべくお金のかからないようにしたいということだったので、格安ホテルの大東京ホテル(SriTokyoHotel)ヘ案内する。ここはツインで450バーツであるからホテルとしては格安だし、ショッピングセンターも近くて便利である。ちょっと部屋が狭くて、古めかしいのは料金相応と言うことだろうか。部屋に荷物だけ置いてもらって、すぐに旅行会社へ。旅行会社にてクッキングスクールでの3日連続のクラスを予約する。毎日デザートまで含めて6品を教わるらしい。費用は3日間、朝から午後3時過ぎまでで2000バーツであるから、レストランでの食事より若干高いであろうか、、。それより、六品も作って誰が食べるのだろう。何人かで作業分担しながら作って出来上がったら試食すると言った趣向なのだろうか?
 旅行会社にいる間にKトール君から電話が入る。なんでも、木曜日にチェンマイ入りする予定だったが、再就職先の会社へ提出する健康診断書や卒業証明などを用意するのに手間取り、早くてもチェンマイに入ってくるのは週末になりそうだと言う。彼のために多少豪華なロータスホテルを予約しておいたのだが、このままキャンセルしてしまうと1泊分がキャンセル料として没収されてしまうので、JS君に木曜日からロータス・ホテルへ移ってもらうこととする。

 午後からワタノー学校での授業。1時からの授業は、動詞の否定形と過去形を教える。比較的順調に覚えてもらえ、助詞の「と」の使い方まで進めることが出来た。「と」には英語の and としての用法以外に with としての用法があるが、これも抵抗なく理解してもらえたようだ。ほかにも「と」の用法はあるが、そこまでは欲を出さなかった。問題は2時からの授業で、高校2年生が対象であったが、今日もなかなか生徒たちが集まってこないなぁと思っていると、私が補講をしている生徒が数人入ってくる。彼女たちは高校1年生なのだが、「一緒に授業を受けても良いか」と言うので了解をした。2時を15分ほど過ぎてから生徒たちが続々集まり始めた。半分は私の生徒だが、もう半分は新しい生徒である。これはどうしたことだろう。それも明らかに高校2年生よりも幼い生徒たちである。生徒たちが言うには、「今学期から習うことになった」と言う。そう言えば、9月にチェンマイ県庁へこの学期の授業計画の説明に行った際に、同行してくださった先生から、「生徒を増やしても大丈夫か?」と質問を受けていた。私は軽い気持ちで了解したが、どうやらこういうことだったらしい。新入生たちはみな日本語がはじめてらしく、すでに何ヶ月か私の下で日本語を学んできている生徒とは、当然ながら歴然とした差が出る。どうしたものだろうか、、、。考え込むことしばし、まぁ、今回は授業の体験に新しい生徒たちが来ただけと割り切って、もともとの生徒だけを対象にして動詞の活用についての授業を進める。来週からは、ちょっと授業の進め方を変えなくてはならなくなったようだ。今まで横着をして中学2年生と高校2年生に同じプリントを渡して授業をしてきたが、これからは別々の教材を用意しなくてはならないだろう。

 4時から、このところ旅行会社でかかりっきりになっていた北米旅行の地上手配分をお客様にお渡しする。もう明日の出発である。なんどもバウチャー類に目を通して確認しているが、何度目を通しても、それで万全と安心したためしがない。旅行と言う商品は、どこかで歯車が狂うと、次々に連鎖的にトラブルが発生してしまうものである。そして歯車の狂いは不可抗力のところで発生するものなので、バウチャーを手渡すときは、顔は自身ありげにニコニコしていても、腹の底では結構ドキドキものなのである。でも、なんとか集金作業まで完了し、あとは天に旅行の無事を祈るだけである。人事を尽くして天命を待つ。なんてね。

 7時過ぎに帰宅すると優泰が「明日はオタマジャクシを学校に持っていかなくてはならないんです」と言う。昨日がカエルで、今度はオタマジャクシとは、、、なんとなく順番が逆な気もするが、オタマジャクシは食用ではないので市場で売っているとは思われない。これからオタマジャクシを探しに行くのもナンセンスである。それにこの季節にオタマジャクシなどいるものであろうか、、。優泰に「今からじゃオタマジャクシは捕まえられないから、明日は間に合わないぞ」と言い渡した。その代わり、昨晩買った食用ガエル君は、本日無事に大役を果たしてくれたので、チェンマイ大学構内の貯水池に放してあげることにした。これで、彼も今ごろはフライパンの上で跳ねまわされていたところを、なんとか命拾いしたことになる。

 夜8時過ぎにビートルでチェンライへ向かう。明日はJチェンライの旅行社の人たちとミャンマー・中国国境のモンラーへ行くことになっているので、そのためにチェンライへ前泊する。今晩も夜のチェンライ街道をビートルを飛ばす。でも、チェンマイからチェンライへこんなに夜遅く走るのははじめてである。

朝食

ご飯と韓国ノリ、韓国風大根の細切り煮、豆腐の煮物。

昼食
バミー・ラーメン。
夕食
冷蔵庫に入れてあった豚と鶏のあぶり焼きとポテト、そしてキュウリ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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