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6月 8日 日曜日    天気は曇り    

 昨日、バスの中で優泰は補習校から借りた本のページをめくっていた。しかし、バスから降りる時にその本をカバンに仕舞った記憶がない。シート前のポケットやシートの上や下にも残っていなかった。優泰が自分でカバンに仕舞ったものだろうか、、。夜明けとともにカバンの中を調べたが、やはり本は入っていない。補習校から借りた本を無くしてしまうとは、、、困ったことになった。優泰に「オイ、補習校から借りた本どうした?」と聞いたが、「えー、しらないよ」だそうだ。どうしたらよいか考えてみる。昨夜乗ってきたバスは今どこにあるだろうか?バンコク到着が夜遅かったから、その日の折り返しは考えられない。ソムバットツアーの乗務員は担当するバスが固定されているようなので、乗務員が十分に休憩を取ってから折り返しをするはずだから、バンコクを出発するのは午前中もそれほど早い時刻ではないはずだ。まずはバスターミナルへ行ってバス会社とコンタクトを取ってみるのが得策と思われる。

 駅前から市内バスで北方面バスターミナルへ向かう。オレンジ色のエアコン付き新型バスで、市内バスの1日乗車券を買う。今日はドリームワルドにも行くし、市内バスに乗る機会が多いから、1日乗車券を買っても十分に元が取れそうだ。以前1日乗車券を買ったときは一枚35バーツだったのが、今回は35バーツになっていた。それと前回までは優泰のバス賃は不要だったのに、今回はもう有料になっている。そして、バス賃には子供料金と言うのは無いようである。

 バスターミナルの切符売り場へ行き、昨晩到着したバスに子供の本を置き忘れたらしいと申し出た。窓口嬢は私の顔と名前を覚えていてくれて、乗務員に連絡を取ってバスを調べるから20分待つように言われる。たぶん、優泰は本のページをめくっているうちにビデオが始まり、本をほったらかし、そのうちに床にでも落ちて、バスの振動でどこかへ移動してしまっていたのだろう。20分後に再度確認に行くと「見つかった」とのことであった。そして、明日の晩のチェンマイ行きに乗るのだから、明日の夕方までにこの切符売り場へ本を届けるように手配しておいてくれると言う。ソムバットツアーはなかなか守備がよい。補習校から借りた本が見つかって本当に良かった。

 北方面バスターミナルからドリームワールドまで直接行くバスはないらしい。ターミナルの案内所でカセートまで行ってそこで523番のバスに乗り換えるように教えられる。まぁ、こちらは市内バスの1日乗車券を持っているので、何回乗り換えようと懐が痛む話ではないと思っていたら大間違えで、カセートで乗り換えたバスはエアコン付きで青くて旧型の市内バスであった。そして、そのバスには1日乗車券が有効ではないと言う。まったく判りづらい話である。バンコクを走る市内バスには何種類かあって、それぞれ設備や料金が異なる。私が知っている限りでは以下の通りのようだ。

バスの配色
エアコンの有無
運賃
備考
白地に赤 なし

3.5バーツ均一

 
緑色で小型 なし 3.5バーツ均一 民営
白地に青 なし(扇風機あり) 5バーツ均一  
白地に青または青 あり(効きが悪い) 8バーツ〜 旧型車が多い
オレンジ あり 12バーツ〜 新型車
白地に緑 あり 12バーツ〜 連節車体バス
白地にピンク あり 20バーツ均一 マイクロバス

 そして、民営のバスはどうやら緑の車体のモノとマイクロバスらしく、その他はバンコクバス公社の運行であるらしい。しかし、同じ公社のバスでも乗れるものと乗れないものがあるようで、なかなか奥が深そうだ。

 ドリームワールドは日曜日と言うのに客の入りは悪かった。平日の豊島園程度であろうか、、。どの遊戯機具も並ぶ必要などまるでない。入場料金は外国人価格とタイ人価格に分かれているようだが、切符の内容にも差があり、450バーツの外国人用は1日フリーパスのようになっているらしい。タイ人用は、書く遊戯機具に一回ずつ利用できるようになっている。価格は295バーツ。子供料金と言ったものは存在しない。乗り物券のつかない入場券だけは子供料金も設定されているようだ。私はタイ人用を購入。しかし、この各1回ずつ使えるチケットもあまり能がない。まず、主な遊戯機具に利用できるのだが、身長140センチ以上でなくては乗れないもの、または身長120センチ以下しか乗れないものなど、大半の遊戯機具に身長制限が付いている。そのため、身長が125センチほどの優泰には利用できない乗り物が沢山ある。いくつかの遊戯機具には係員に「ちょっとの差だからマイペンライでしょ」と言って乗せてもらったが、タイ人らしくなく融通のきかない係員も結構いた。

 前回来た一年前は香港からの団体観光客が沢山いたが、新型肺炎SARSの影響でか、香港からの団体客もかなり減っていた。もっとも、タイ人客も少ないので、入場者比率で行くと3割くらいは香港からの観光客と言うことになるであろうか、、。日曜日と言うのにタイ人の家族連れが少ないのは、やはり入場料金の高さによるものではないだろうか?ひとり300バーツ近い金額だと、一家四人で遊びに来るには、タイの物価から考えてちょっと高い。それとタイ人の行楽スタイルとして、芝生などの上に車座となって準備してきた飲食物を食べると言うものがあるのだが、このドリームワールドが「飲食物の持ち込み禁止」をしているのかどうか知らないが、芝の上で食事をしている家族連れの姿を見かけなかった。その代わりクーポン食堂のようなものがあり、値段は一品が25バーツくらいからと、デパートなどのクーポン食堂とほぼ同じ水準を維持していた。他にもケンタッキーチキンのチェーン店も入っていた。

 優泰は今回「お化け屋敷」を初体験した。機械仕掛けで、今ひとつの内容ではあったが、優泰にはそれでも怖いらしく、「お父さん、離れないでよ」と半べそをかいていた。また、ハリウッドショーなる戦争映画シーンを公開しているショーがあり、スタッフたちが熱演をしていたのだが、兵隊役の被っているヘルメットがちょっと情けなかった。ミニバイクで被るようなセミキャップ型のヘルメットをカーキ色に塗っただけのものである。かなり大掛かりなショーなのに、こんな小道具をケチるとはちょっと勿体無い気がした。優泰が一番喜んでいたのは、ジャングルジムのような施設で、これなどはドリームワールドでなくてもチェンマイの巨大スーパーにいくらでもあって、顧客サービスのために無料開放しているところもあるくらいのものである。チケット一枚で30分間遊べるのだが、たぶん他の乗り物も乗りたいのに、絶叫マシンのようなものには乗せてもらえないし、乗れるものは「あっ」という間に終わってしまい、もう一度乗りたくても乗れないから、心いくまで遊べる遊戯具に飢えていたのかもしれない。3時半からは園内のパレードもあったが、観客が少ないので、パレードもちょっと寂しげである。

 ドリームワールドでは結局夕方5時半頃まで遊び、市内バスを乗り継ぎながらステーションホテルへ戻る。戻りのバスも1日乗車券を受け付けてくれなかった。日曜日のバンコクは渋滞しないものと思っていたが、最近は日曜日の夕方にひどい渋滞があるらしい。ドレームワールドからホテルまでたっぷりと3時間もかかってしまった。バスから降りる時には優泰は遊び疲れてか眠り込んでしまっていた。私は優泰をオブってバス停からホテルまで歩いた。ホテルのフロントによると、最近は日曜日の夕方は行楽地からの帰りの車でバンコク市内へ向かう道が渋滞するようになったそうだ。バンコクあたりでは、そんなことも日本に似てきたらしい。ホテルの部屋をエアコン付きに変更してもらう。エアコンの部屋は扇風機の部屋と比べてずっと小奇麗であった。ベッドの毛布にもカバーがかかっている。料金は1泊400バーツ。

 ホテルに戻ったところで、優泰が目を覚まし、シャワーをさせてから中華街へ夕食を食べに出る。

朝食
バンコク駅前にてカウマンガイ(タイの鶏ご飯)。
昼食

ドリームワールド内の大衆食堂にてグリーンカレー。

夕食
中華街にあるテキサス(南星)にてタイスキ。

 

 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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