旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月7日 土曜日    天気は晴れ ときどき曇り

 早朝に小鳥のピョンの鳴き声で起されたが、無視して2度寝をしたら、寝坊をして目を覚ましたら時刻は9時前になっていた。それでも、我が家のピョン以外の連中はまだ寝ている。

 9時過ぎになってK.K.トラベルに出社すると、午後4時まで停電だと言う。しかも、電力だけでなく電話交換機も使えないために電話も通じない。これじゃとても仕事にならないので、私はノートパソコンを自宅に持ち帰って作業をすることにした。大体、これほどの長時間も停電させるなど、電力工事会社も何を考えているのだろう。日本だったら社会問題になるのではないだろうか?まぁ、今回のように「何時まで」と事前に連絡があるのはまだましで、突然の停電もしばしばである。これには本当に参ってしまう。

 帰宅してパソコンを使って作業をするが、自宅というのは作業効率が悪い。優泰やピョンがいるために仕事に集中できない。むしろ、昼寝でもして過ごした方が効率的な気もするが、昼寝をしようにも、時々携帯電話のベルが鳴るため、寝てもいられない。

 昼食には札幌塩ラーメンを茹でて食べる。ピョンは牛肉が大好物なのだが、今朝から牛肉を与えても食べようとしない。その代わりご飯粒を喜んで食べていた。昼食のラーメンも少し与えてみたら、ものすごい喜びようである。ラーメンの麺を手にぶら下げてみると、飛びながらその麺をくわえようとする。今日のピョンは朝から炭水化物ばかりを摂取している。まったく、食べ物の好みが良く変わる鳥である。

 午後4時にK.K.トラベルの停電も復旧し、私も再出社して事務作業をこなす。一昨日、昨日の2日間のメールに目を通すが、返事を書くまではできなかった。その間にもお客さんは何組か入ってくる。他にもスタッフはいるのだが、来店客があると日本人でも西洋人でもすべて私が応対することになっている。スタッフたちは新聞や雑誌を読んだままで、来店客に挨拶をしないため、唯一挨拶をする私のところにお客様が来てしまうのである。これは社員教育の問題かもしれないが、教育しても「仕事はなるべくしたくない」と言う精神の持ち主には、馬の耳に念仏である。困ったことにタイ人のお客様もまず私のところへやってくる。もっとも、タイ人のお客様は、大体がワンパターンの質問で「バンコクまで航空運賃はいくら」と言うモノばかりである。K.K.トラベルでは新参の航空会社を取り扱っていないので、原則的にタイ航空の運賃で答えると、「他のもっと安い飛行機は無いの?」と言って出ていってしまう。
 パック・ツアーの問い合わせも、大体ツアー希望内容は同じで、「内容充実、豪華ホテルと美味しい食事、良いサービス、そして超格安料金の○○行きのツアーはないのぉ?」と言うものである。しかも、内容に見合った料金でリーズナブルを求めているのではなく、とにかく「安い」と言うことにこだわっている。ここの人たちは「ケチ」とか「欲張り」と言われるのをものすごく嫌うのだが、私の目から見ると、むしろ「ケチ」と「欲張り」があまりに沢山いるように思える。

 夜、ものすごく久しぶりにリンピンスーパーへ行く。長いこと来ないうちに、スーパーにはベーカリー・コーナーができていたが、売られているパンはずいぶんと高い値段がついていた。また、一般のパンコーナーにも市内のJ.J.Cafeのパンなど高級志向が高まっている。私は今まで売っていた、極普通のリンピンの安いパンが、甘くも無く一番口にあっていたのだが、そうした安いパンは隅の方へ追われていた。他に、冷凍モノのサンマも見つけたが一匹が50バーツもするので、買う気が無くなった。こんなコチンコチンのサンマなどに大金は払えない。そして、気がついたのは、他にも冷凍モノの魚介類や食材は、生のモノよりも数段と値段が高いのである。タイでは冷凍食品と言うのは高級な食材なのだろう。もっとも、K.K.トラベルではないが、しばしば停電がある土地では、自前の発電施設でもない限り、冷凍食品など、すぐにダメにしてしまいかねない。

朝食
ご飯と炒り玉子、ジャガイモの味噌汁。
昼食
塩ラーメン。
夕食
台湾食堂にてジャージャー麺と餃子。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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