旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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12月4日 火曜日

昨日から茹ではじめた小豆が良い具合に煮えてきたので、今朝の朝食は小豆に焼餅を入れて食べる。しかし、初めて自分で小豆を茹でてみて知ったのだが、かなりの砂糖を投入するのには驚いた。いったい市販されている缶詰の茹で小豆にはどれほどの砂糖が入っているのだろう。日頃餡子など形でこれほど多くの砂糖を取っていたとはショックであった。

優泰のノロノロは本筋になってきた。とうとう今日などはアパートを出発したのが7時半になっていた。まったく遅刻すると言った認識に欠けているから、朝の支度がなかなかできない。ビートルを運転して学校に送りこむ身としては、1分でも早めに出発させて欲しいのだが、、。

YMCAは英語の日である。先週おこなわれた単語の書き取りテストは20問中の6問が不正解というヒドイ結果で帰ってきた。Rの音とLの音の区別が良くついててなかったり、タイ人の英語の発音の特徴である語尾子音の発音を飲みこんでしまう音を聞き漏らしている。まったく情けない限りであったち。授業では突如「現在完了」をやり始めた。テキストに出てきたからし方がないのかもしれないが、動詞の過去分詞形などとっくの昔に忘れてしまっている。特に今日の授業でみんなが混乱したのは、「have to = must」の練習と、「to不定詞」と「知覚動詞+動詞基本形」の勉強をしていたためで、どんな時に to が付き、また否定文は「do not have」か「have not」かで、質問が飛び交っていた。この辺の説明をするのは大変な事だろうと思う。そして、とかく批判の多い日本の学校英語だが、タイと比べてかなり英文法の深いところを教えていたのだなぁと感じた。結局先生も良く分かっていないようで、「そのまま覚えなさい」と言った答えとなってしまっていた。そして、次回は中間テストなのだそうだ。

授業が終わり、アパートへもどって、即席麺を茹でて食べる。お母さんがいなくて一人だとツイツイ食事に手抜きをしてしまう。今晩こそはしっかりしたものを食べよう。そうだエアポートプラザでチェンマイフードフェスティバルをやっているらしいから、今晩はそこへ乗り込む事としようと思う。

午後、PCで日記を書く。メールの返信も書く。小屋がけ食堂のおばさんに猫の治療費カンパを届けて、猫の写真もとる。そして、優泰を学校へ迎えに行く時間となる。チェンマイの寒さも一段落したようで、日中はかなり暑くなってきた。ビートルのエアコンもフル回転である。チェンマイは三寒四温ではなく、三寒四暑のようだ。気温の変化が激しいので、待ちで風邪をひいている人の話を良く聞く。しかし、我が家は至って健康である。優泰は9月に学校に入ってから一度も休んだ事もない。もっともタイに来てからと言うもの、一度も病気で寝込んだ事も病院で治療を受けた事もないし、本当に健康になったと思う。東京にいた頃は、毎月のように風邪をひき、駅前の病院へ通って、毎日のように風邪薬を飲んでいた。

優泰を学校から連れかえり、宿題をさせる。毎週金曜日に英単語の聞き取り(書き取り)テストがあり、事前に課題(試験単語)が配られ、各自その単語を聞き取り、書けるようにしなくてはならない。優泰もその試験対策で聞き取り練習をしなくてはならないのだが、どうも近頃では優泰のほうが私よりも英語の発音が正確になってきていて、私が単語を読み上げるのでは、かえって逆効果になってしまいそうだ。だいたい単語の書き取りで、聞き分けられない単語が多くて恥を書いたばかりだから、優泰にえらそうな事を言うのははばかられる。

宿題を終わらせ、ノートに借りたウルトラマンのDVDを見せ、6時になったので、計画通りエアポートプラザへ行ってみる。このフードフェスティバルがお目当てなのか、会場周辺はちょっとした渋滞があり、駐車場に入るのにかなり時間がかかった。フェスティバルの会場は屋外にあり、沢山のテントがけのテナントが出ており、奥にはステージが据えられ、着飾った子供たちが踊りを踊っていた。きっともっと夜が更けて来たらミスチェンマイとかが出て来たり、古典舞踊の上演があったりして盛りあがるのだろう。スポンサーにシンハビールがなっているようで、生ビールのコーナーもあり、あちこちでジョッキを煽っている人たちを見かけた。テナントの料理と言うのは、残念ながら取りたてて珍しいものがあるわけではなく、タニン市場の惣菜売り場を大きくした程度で、ちょっと物足りない。そしてタニン市場よりも倍近く値段が高い。ひととおりテナントを眺めて優泰は小熊の形に型押ししたチャーハンとフレンチフライが食べたいという。価格はいずれも20バーツ。私は鶏肉のバイトーイの葉っぱ包み揚げがあったので30バーツで買う。これはビールのつまみとして食べるとメチャクチャ美味しい。そして、あちこちでビールを飲んでいる人たちが目に入ってくる。「こりゃたまらん」とこれらだけ買って会場で食べることを断念し、アパートにもどって食べることにした。

さすがにこれだけでは缶ビール(先日買ったミャンマービール)のつまみにはなっても、腹の足しにならないので、小屋がけ食堂でタイ式ヤキソバと激辛唐辛子入り豚挽き肉団子揚げを作ってもらって食べた。残念ながら楽しみにしていたバイトーイ揚げは冷めきっていて、味が今ひとつであった。缶ビールを飲み終えて米焼酎に移行しながらも、やっぱり小屋がけ食堂の料理が一番うまいことに改めて気づく。優泰は小熊の型押しチャーハンが気に入ったようだったが、、。

 

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(2015年5月からのブログ)

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