旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月4日 日曜日    天気は朝方は雨、昼頃より晴れ 

 TPNさんとタイ東北一周ドライブの4日目。昨夜、メガネを床に落として、レンズにヒビを入れてしまった。縦にヒビが入ってしまい、レンズの交換が必要だ。予備のメガネは持参したが、このヒビの入ったメガネでも、運転には支障なく使えそうなので、取り敢えず今日1日はヒビ割れたままとする。

 もうひとつ失敗した事がある。ナコンパノムの町を出発してしばらく経ってから、デジカメのメモリーがオーバーしている事に気が付いた。調べてみると昨日のタートパノムの寺院から写真が記録されていなかった。タートパノムなどはそう簡単に行けるところではないし、今朝、雨に煙ったメコン川の対岸ラオスの山並みや、メコンの川面の網を打つ小舟の写真が撮れていなかった。安物のオモチャ・デジカメなので、メモリースティックなどのメディアを使わず、デジカメ本体に記録するので、容量が4Mbほどしかない。写真は66枚目でオーバーしていた。

 午前中は曇り空で、太陽も隠れたままなので、涼しくエアコンもつけずに走る事ができた。エアコンを使わない方がエンジン出力も大きくなりパワフルなのだが、窓を開けるので、走行音がうるさい。風も気になるのでスピードは買えって押さえ気味となる。時速60キロほどでメコン川沿いに走る。沿道の半分ほどは森であり、残りの半分が田んぼであった。しかし、その田んぼには水が浸かって、まるで洪水のようであった。そんな水浸しの田園地帯で、ここの人たちは田んぼにヨツデ網を上げ下げして魚を獲っていた。

 バーンペーンの村外れに、「タートカーム滝入り口」と言う看板があったので、滝見物に脇道に入る。レンガ敷きの道を3キロほど進むと検問所があり、その先に「タートカーム滝」があった。しかし、滝といっても落差はほとんどなく、青物県の奥入瀬渓流の一部を切りとって付けたような感じであった。もちろん清流ではなくミルクコーヒー色の流れである。水量だけは雨季で増水しているからかたっぷりあった。日本人の目だけではなく、山に囲まれたチェンマイから来た者の目から見ても、迫力に欠ける滝であったが、やはりこのあたりでは名勝なのか、何組かのタイ人観光客も来ており、中にはゴザを敷いて飲食をしているグループもいた。

 東北タイ最北端のベンカーン村のメコン川沿いの食堂で昼食を食べる。魚を食べさせる食堂のようなのだが、魚は1種類のみのようで、鯛に似た姿の巨大な淡水魚だけのメニューであった。淡白な味の魚であったが、あまりにも大きくて二人では一匹を食べきれなかった。それに油で揚げてあり、モチ米もたっぷり食べたので、食後は食傷気味になってしまった。それと旅行4日目になると、TPNさんとの話しの話題も途切れがちになってくる。黙々と食べるのみであった。

 午後からは日が差し、暑くなったのでエアコンをつける。スピードも速くなって時速90キロほどで快調に走る。4時には今日の宿泊予定のノンカイの街に着いたが、そのまま素通りしてメコン川を挟んでラオスの首都ビエンチャンの対岸に位置するシーチェンマイの町へ立ち寄ってみる。シーチェンマイからラオス側を見ると、高層ビルこそはないものの、沢山の建物や鉄塔などが眺められる。しかし、一国の首都と言うには、あまりにも地味な風景が広がっていた。

 ノンカイではパンタウィーホテルと言うホテルに宿を取った。今まで泊まってきた旅社とは異なり、ホテルとゲストハウスの中間のような宿であり、エアコンなしで1泊250バーツ。エステサロンとマッサージを併設しており、そのせいなのか、部屋の壁一面に専属マッサージ師の顔写真付きライセンスコピーをベタベタと貼ってあり趣味が良くない。

 メガネのレンズ交換をトップと言うメガネ全国チェーンの店でおこなう。従業員は全て女性で、全員白いミニスカートを履いている。しかし背の高いのやら低いのやら、かなりチグハグであった。そして寄って集って、私の視力を測定し、勝手に色々早口のタイ語でまくし立てられて、注文書にサインをさせられてしまった。私はレンズは昨年作り替えたばかりのものだから、ヒビの入った片玉だけを交換したいと言ったのだが、レンズの色が違うとか、視力が異なるとか言って、両眼の交換をさせられてしまった。損失は大きく、1480バーツであった。さらにレンズの用意ができるまでの待ち時間を利用して電話線を借りてネット接続する。プロバイダーのアクセスポイントは隣町のウドンタニにある。市外局番もここノンカイと同じ042だ。私はてっきり電話代は市内通話と同じ1回3〜5バーツ程度で、レンズ交換したのだから、電話代くらいサービスしてくれるかと思っていたら、電話代は1分6バーツだと言う。なんてこった。結局電話代として100バーツも払う事になってしまった。ノンカイの印象はあまり良くない。

朝食
宿屋の近くのクオッティオうどん屋で豚肉入りクオッティオ。ボリュームもあってたったの10バーツ。店主は中国語のテレビを見ていた。
昼食
メコン川辺のブンカーンにある食堂で食べる。魚のラープ(和え物の一種)と大きな魚のフライを食べる。
夕食
ノンカイの「ディーディー」と言う名の食堂で食べる。モヤシと豚首肉の炒め物、青唐辛子と鶏肉の炒め物、ナマズのヤム(辛い和え物)、野菜炒飯。

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(2015年5月からのブログ)

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