旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月2日 土曜日    天気は晴れ 

ビートルの補修が完了したのは良いが、ブレーキの効きが良くなくなったようだ。さらに良く見ると後輪に何か液体が付着している。水溜りを走ったわけでもなく、車軸周辺から垂れている。なんとなく嫌な予感がしてブレーキの工場に点検に出してみる。ブレーキを解体してみたところ、悪い予感が的中して、後輪のブレーキシリンダーからブレーキオイルが漏れている。シリンダーを交換してもらい、ついでに前輪のベアリングも交換してもらう。これらの作業をしてもらうだけで午前中が潰れてしまったが、ここのブレーキ工場の工員も部品交換こそしてもアジャストが甘いので、仕事が中途半端である。ブレーキに関してはまだアジャストしてもらって完璧にしておきたい。ある車輪はブレーキパッドが擦れる音がするし、別の車輪はほとんどブレーキが効いていないような感覚がある。4輪ともパッドがドラムの触れる手前ギリギリに調整して欲しいのだが、マイペンライなのである。

午後、ランプンの工業団地にある工場へ面接に行く。このところ髪を切っていなくて、面接前に床屋へ行っておこうと思っていたが、ブレーキのことで工場で作業を見ていたため行きそびれてしまった。ボサボサの髪を振り乱して面接に臨むのは気が引けるがし方がない。約束の時間は2時過ぎということになっている。ランプーンの工業団地まではアパートから30分足らずで到着した。広い団地内であちこち探し回る事を覚悟していたが、簡単に見つけてしまった。ここの団地内では比較的規模の小さな工場であった。

面接は実に愉快なものであった。堅苦しい話し話しで、ほとんど世間話で終わった。特にここの工業団地に進出している日系企業の駐在日本人技術者さんたちの裏事情はなるほどと思った。裏地事情と言うのは、日本の本社側では現地採用と比べて人件費の高い駐在員を減らしたいのだが、現地を引き上げさせても、もう日本には働いてもらえる工場が無くなってしまっていると言うのだ。そう言えば日本の産業空洞化が言われて久しいが、工場とともに現地の立ち上げに尽力した技術者たちは、結局自分で自分の首をしめていたことになると言うのだ。ここの会社は日本には工場も無く、営業部隊がいるだけで、海外工場もここだけと言う事であった。工員は200名少々と、あまり規模は大きくないが、私がタイ人の工員たちの定着率について質問したところ、20人採用したら、一ヶ月後には10人と残っていないので、1年間単位の定着率などはじいた事が無いと言っていた。

なかなか、オモシロそうで、興味引かれるのだが、ただひとつ気になったのは、「日本人は全員ゴルフをしなくてはいけない」と言うのがルールだそうで、理由はゴルフ関連の縫製会社でもあるが、それより社員共通の話題に入れなくなるからだそうだ。今まで、酒の席とかでもゴルフの話題しか話しが出ない人をつまらない人だ思っていたので、立場上困ってしまった。

朝食

ご飯とサケフレークそしてインスタント味噌汁を食べる。お母さんと優泰はうどんを食べたようだ。

昼食

ご飯とお母さんが作った野菜炒め。

夕食

フランスパンを千切りながらビールを飲む。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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