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ソンクラン正月に一時帰国 その1(台北ストップオーバー)
4月13日から15日がタイの正月、ソンクランにあたる。
水かけ祭りとしても知られているとおり、タイ最大にして全国的なお祭りで、バンコクでは狂気じみた水の掛け合いがここ最近繰り広げらけている。
この正月期間中も、13日と14日の午前中まで出社して仕事をこなした。
ただ、この期間中の通勤でバイクを使うと、無防備なライダーめがけて水攻撃を受けるので、通勤には車を使った。
だいたい正月の前日から近所のRCAでは盛大な水掛け合いを行っており、何も知らずに帰宅途中に通りかかった私も水鉄砲で撃たれてしまった。

14日は夕方5時過ぎのの中華航空で台北経由での一時帰国を予定している。
ネコに留守番をさせるため、エサとトイレの準備して空港へ向かう。
空港へのエアポートリンク最寄駅ラムカムヘーンまでバイクタクシーを利用したが、途中で水をかけられるのではないかと冷や冷やした。
そんな思いをして到着した空港だけれど、飛行機は2時間近くも遅れてバンコクを飛び立った。
機内では昨年台中で見た映画、「湾生回家」をもう一度見ることができた。
この映画、日本でも公開することになっていたはずだが、すでに公開されたのだろうか?

今回の一時帰国には、いくつかの目的がある。
まず、日本に到着したその日は、弟を招いて夕食を一緒に食べようと約束している。
そして、翌日は私が仲間に入れてもらっている会(一水会)のメンバーが能を舞台で舞われることになっているので、それを観賞し、その後は会の人たちと酒席。
翌々日は、以前チェンマイにいた時、近所のレストラン、レモンツリーでタイ料理を学んでいたタク君がイタリアンの店を出しているそうなので、友人のKトールと行く約束。
最後は復路、台北での乗り継ぎ時間を利用して深夜の台北を徘徊。

大体そんなところで、往路についても、台北での乗り継ぎ時間を利用して市内へ入り、「又一村」の水餃子を食べてみたいと思っている。
しかし、出鼻をくじかれたように飛行機の遅延で、台北の空港到着は深夜11時すぎになっていた。

大急ぎで市内へ向かうリムジンバスに乗り込む。
天気は夜の雨。
前回、1月に来た時も夜の雨に降られて、小さな折りたたみ傘ではズボンやシャツが濡れてしまい寒い思いをした。

国賓大飯店前でバスを降りた時には、運よく雨は上がっていた。
中山北路を南に向かって歩き、南京東路の交差点を越えてからは脇道を東に歩く。

台北のネコグッズ屋
[台北でもネコグッズの店を発見]

日本語の看板を出した飲み屋街を抜ける。
たぶん20年位前までなら賑わったのだろうが、日本人酔客の姿はほとんど見られない。
もう台北に夜遊びに来る時代ではなくなってきたのだろう。
なんとなく、ノスタルジックな昭和の裏通りのような雰囲気が漂っていた。

お目当ての又一村の周辺は夜食街のような感じで、夜中の0時過ぎと言うのに、営業している食堂が何軒もあった。
又一村はネットてせ見るとおおむね高評価が多い。
美味しいし安い。
私も前回来た時に食べてみて、確かに美味しかった。
深夜のこの時間、夜食を食べに空港を抜け出して来ただけのことはあったと感じたものだ。

今夜も又一村は深夜にかかわらず、営業中。
水餃子は2種類、キャベツとニラ。
これらは5個ずつ注文。
水餃子は茹でるのに時間が少しかかるはずと思ったら、すぐにテーブルへ運ばれてきた。

「う、冷めかけてる、、、」
どうしたことか、アツアツの水餃子を期待したのに、熱くない。
冷めると味が急激に落ちる。
大変に残念。
そういえばネットの書き込みの中にも、「餃子が冷めていた」と不満の投稿をしているものがあったことを思い出した。
うーむ、ときどきこうしたハズレも出るのだろう。
茹でなおしてもらおうかとも思ったが、遠慮してそのまま食べてしまい店を出る。

時刻は午前1時。
さて、どうしたものかと歩き始めたら雨が降り出してきた。
うーむ、これでは深夜の徘徊に支障をきたす。
空港へ戻るのが得策と判断。

長安東路を歩いていると、牛丼の吉野家を発見。
この時間、もうほとんどが店じまいして明かりが消えているのに、吉野家だけは煌々と明るく電気がついていた。
牛丼を食べるつもりはないが、張り出されたメニューを見ると、日本とは比べ物にならないくらい品数豊富だ。
牛丼119元、豚丼104元、鶏丼114元と牛、豚、鶏の3種類がある。
台湾では豚肉は「猪肉」と書かれ、猪とはつまり豚のことであるが、吉野家では猪丼ではなく、豚丼と表示されていた。
さらに、親子丼もあれば、カレー丼もあり、韓泡牛丼とはキムチ牛丼。
翠玉子牛肉丼なるものは牛丼の上に山盛りのネギ、さらに温泉卵をトッピングしている。
牛鶏双宝丼などは牛丼と鶏丼のミックスである。
すき鍋の漢字表記が「和
壽喜鍋」となっている。
なかなかいい当て字だ。

台北・吉野家の春メニュー
[台北の吉野家、春の新作]

中山北路の交差点に「林田桶店」が健在であった。
30年前に、地域で最も古くて汚い店と自称していた、戦前からの木製の桶を製造販売する店である。
既にこの時間なので店は閉まっていたが、健在であることは確かなようだ。
当面、木製の桶など必要ではないので、店が営業していても用はないのだが、こうした古い店が残っているのはなんとなくうれしい。

林田桶店 健在也
[戦前から残る林田桶店・・これはもう博物館モノです]

バスで台北空港へ戻ったが、乗り継ぎの便は午前4時発なのでまだしばらく時間がある。
寝椅子でそれまで寝ていようとしたが、寒すぎて眠れない。
バンコクは気温が40度近くあるのではないかと思われる猛暑だったので、半袖シャツ一枚しか着てこなかった。
空港内の温度は17度となっている。



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