2015,06,06, Saturday
5月30日 金曜日
今日からタイは三連休。 先々週にビルマへ言って来たばかりでちょっと遊びすぎだけど、仕事も忙しくないし今のうちに遊んでおくべきだろうと考えチャーン島へ行くことにした。 タイには77県あるけれどまだチャーン島のあるトラート県へは行ったことがない。 チャーン島はタイの中でも雨季がもっとも長いといわれている島だし、バンコクももうじき雨季入りするから今のうちに行かないと次のシーズンまで雨で閉ざされてしまう。距離もバンコクからチャーン島への港まで300キロほどと適当だ。 夜明けとともに目を覚まし、出発の準備。 今回は車での移動なので、もって行きたいと思うものは何でも車に詰め込んでしまえる。 特にネコを連れて行くとなると、エサや水以外に、ガリガリ引っ掻き棒やネコのトイレも持っていかなくてはならない。 特にトイレは重要で、ネコは人間と違い、「トイレ行きたいから車止めて」なんて言ってくれない。 それにうちのネコはその辺に粗相をしてしまうようなこともないので、下手をすると膀胱炎になったりフン詰まりになってしまうかもしれない。 なのでネコがいつでも使えるようにトイレを車内に用意しておいて上げる。 6時すぎに出発。 土曜日だし、朝も早いので道も空いている。 エカマイ通り、スクンビット通りと進みバンナートラートハイウェイに入る。 バンナートラートハイウェイは上下二段になっていて、上は有料の高速道路、下は無料の高速道路。 もちろん私は無料の高速道路を進む。スピードも時速80キロ以上はまず出さずにのんびり走る。 このハイウェイは産業道路のようなものなので、大型トラックが多い。 大きな車に挟まれるのはあんまりいい気分ではない。 チョンブリからチャンタブリ県へ抜ける道に入る。 この道もトラックが多い。 それに一般道なので交差点もしばしばあり、交差点周辺では車がすこし渋滞する。 バンコク市内でもそうだけれど、信号は自動ではなく交通巡査が手で操作している。 だからなかなか効率的に車が動けないのだと思う。 巡査の方だって、「世の中三連休だというのに、何で俺だけ朝からこんな仕事しなきゃなんないんだ」と不満をもてあましているだろうから、遊びに行きそうな車の待つ赤信号を長めにしたくもなるのだろう。 チョンブリ県からラヨン県に入ると、フルーツフェスティバルの看板広告をたくさん見かけるようになる。 果物の祭りと言うより、果物なんてのはお題目で、タイのどこにでもあるような田舎祭りのようで、派手な化粧をした地方周り歌手たちが日替わりで出演するらしく、何日は誰それ、何日は彼これと言ったことが書かれている。 チャンタブリ県に入ると植林されたゴム林が続くようになった。 もうゴムの採取をしているところもあるし、まだゴムの木が大きくなっていないところもある。 ゴムの木がまだ小さいところではゴムの木の並ぶ列の間にパイナップルを植えているようだ。 ゴムの木はまだ小さいのでパイナップルにも十分陽が当たるだろうし、ゴムの樹液を採取できるまでの場つなぎになる良いアイデアだと思う。 ゴム林は途切れることなく続き、集落もほとんどない。 ところどころ「ゾウに注意」と言った交通標識がある。 たまに山からゾウがこのあたりまで下りてきたなどと言ったニュースを見かける。 しかし、このように整然とゴムの木が並んでいるようだと、ゾウたちも身を隠す茂みもなくて、山から下りてきても落ち着かないだろう。 ネコはあんまりドライブが好きではない。 本当はどこにも行かず、部屋で昼寝をしたりアパートの屋上でかくれんぼをしたりするのが好きなのである。 そのため、ドライブを始めてしばらくはニャーニャー鳴いて、アパートへ帰ろうとせがむ。 市街地を渋滞しながら動いたり止まったりしているうちは、窓から外を眺めたりしているが、ある程度のスピードになると窓から外を眺めても、目を凝らして面白そうなものを探せないためか、退屈してしまい、シートの下に潜り込んで寝てしまう。 寝ていてくれる方がこちらも楽である。 トラート県に入ってすぐに港へ続く道へ入るためハンドルを右に切る。 対面通行の道ながら、なだらかで良い道である。そして火焔樹がオレンジ色の花を咲かせており見事である。 国道から港までは結構な距離があった。 空港への入り口を示す看板もあるし、またフェリーの看板がたくさん出てくる。 ただ、そのフェリーの看板に示されているフェリー乗り場への行き方を示す方向がまちまちである。 どうもフェリー会社が何社かあり、それぞれ港が違うようである。 島へ渡るフェリーに関して気がかりなのは、予約なしですぐにフェリーへ車を載せられるかと言うことである。 以前にサムイ島へ行くときも朝一番に港へ着いたけれど、すでに順番待ちの長い行列ができていて往生したことがある。 今回もそのようなことになるのではないかと心配。 船は比較的頻繁に出ているようだけれど、この港へと向かう道で私を追い抜いていく車の多くが他県ナンバー。 つまり、これからフェリーに乗ってチャーン島へ渡ろうとしている車の可能性が高い。 そして、のんびり走っている私をそんな車たちがどんどん追い抜いていく。 お昼に港に到着。 やはりと言うか、フェリー乗り場にはたくさんの車が列を成していた。 正確に言うとフェリー待ちの駐車場へ入るまえからならばなくてはならない。 炎天下、とても暑くて車の中で順番を待つのはなかなかつらい。 エアコンを入れるのはなんだかエネルギーの無駄遣いみたいで気後れする。 周りの車たちはそうは考えないようでみんなエアコンを入れて窓を閉めている。 私は汗をかきながら車内でじっと待つ。 つらいのは暑さだけではなく、周りの車から吐き出される排気ガスに包まれるのもある。 しかし、暑いのはネコも一緒と見えて、とても寝てなどいられないのか、まるで犬のように口をあけてハーハーしている。 せめて乗船予定時間でも案内してもらって、それまで木陰で休みたいところだが、係員に乗船予定時間を聞いてもはっきりした答えを得られない。 船は20分から30分間隔で入港しては出航していく。 数えてみたら一隻のフェリーに40台くらいの車を積んでいくようだ。 フェリーの乗船料、人間80バーツ、車100バーツ、ネコ無料。 午後2時になってようやく乗船がかなうらしい。 エンジンをかけて動き出した車列に続く。 車両甲板では前後の間隔をぴっちりくっつけるくらいにして車を止めるが、車輪に輪留めなどははめたりしていない。 乗り込んだら間髪いれずに出航となる。 狭い階段を昇って客室に入る。 サムイ島へ渡るときに乗ったフェリーは日本の中古船だったが、このフェリーは日本のものとは違うみたいだ。 船内のどこにも日本語で書かれたものが残っていない。 木でできた客席で、背もたれが転換する構造や、前方の窓ガラスを下へ引き下げる作りなどなんとなく香港のフェリーのような感じがする。 売店の感じもそっくりである。 チャーン島へ到着。 船に乗る前にガソリンを補給しておくべきだったのだろうけれど、国道をそれてからガソリンスタンドがなく、そのままフェリーの乗船してしまった。 燃料メーターがだいぶ下のほうまで来ている。 チャーン島にいる間、車に乗らなければ問題ないのだけれど、ガス欠にならないとも限らない。 フェリーから降りて、しばらく走ったらチャーン島にもガソリンスタンドがあった。 やはり本土から運んでくることもあり、値段は割高である。 当座の分として200バーツだけ給油する。 今晩泊まる宿はBoonya Resortと言う小さな宿で、インターネットで予約したのだが、ドイツ人とイタリア人の夫婦が経営しているとのこと。 ネコも宿泊可能と言うことで、この宿に決めたのだが、ドイツ人とイタリア人の夫婦で経営と言うのも気になっていた。 こりゃ、夜にはピザとビールが旨そうだなんて楽しみにしている。 しかし、昨晩から酷い下痢をして、実は今朝から絶食をしている。 食事の代わりにブドウ糖などの入った電解イオン水を飲んでいるのだが、夜までには回復するだろうか? 港から宿までの道は舗装こそされているが、ものすごく急な峠道があった。 そこを荷台にお客さんをたくさん乗せた乗り合いトラックが真っ黒な排気ガスを吐き、タイヤを軋ませながら登ってきて私を追い抜く。 荷台の観光客は悲鳴や歓声を上げていた。 ホワイトサンドビーチと言う島一番のビーチを抜ける。 島一番と言うだけあって、にぎやか。 建物が建て込んでいてビーチは見えない。 パタヤでもプーケットのパトンビーチでも、海岸沿いに道路があったが、ここでは道路からビーチへは建物で埋め尽くされている。 なので海岸線は見えないし、島をドライブしている感じがしない。 Boonya Resortはホワイトサンドビーチから更に南へ下ったクロンプラオビーチと言うところらしいのだけれど、これも道路が海岸沿いではないため、今どのあたりを走っているのか確認しづらい。 地図を見るとラグーンが続くあたりらしいのだけど、どこにラグーンがあるかも良くわからない。 この辺かなと思うあたりを何度も行ったりきたりしてしまった。 ようやく見つけたBoonya Resortは通りから少し奥まったところにあった。 宿泊料金は1泊500バーツと格安。 あてがわれた部屋は二階建てアパート風の一室で、エアコンはなく、小さな扇風機が壁についている。 広いベランダがあるのだが、困ったことに網戸がない。 エアコンがないので夜は網戸にして窓を開けておきたいと思ったけれど、それもできそうにない。 シャワーは温水器が付いておりホットシャワーが浴びられる。 冷蔵庫もあるが、飲料水は用意されていないから、あとで買いに行かなくては。 机の上に朝食の案内がある。 朝食は150バーツとなっている。 ちょっと微妙な金額。 これは明日の朝、他の人がどんなものを食べているか見物してから注文するかどうか考えようと思う。 部屋の中へネコの滞在設備を整えてやる。 トイレ用のネコ砂入りの洗面器、爪とぎ用の木材、エサと水のお皿。 ネコは車から開放され、入れられた部屋に興味津々。 部屋の中を探検して回っている。 そして、小さな洋服ダンスが気に入ったようで、その中に潜り込んでご満悦。 さて、一息ついて海に出かけてみようと思う。 宿の人へ海岸への行き方を確認してみると「エメラルドケーブリゾートのソイを行けば海岸に出られる」とのことであった。 一人で歩いていこうかと思ったが、部屋を出ようとしたらネコが「一人ぼっちにしないでくれよ」と泣きながら足にしがみついてくるので、ネコを連れて車で出かけることにする。 海岸へのソイは途中から未舗装となり、大きな水溜りをいくつも越えてやっと海岸へたどり着けるというものであった。 海岸に出たところに海の家のような建物があったが、営業をしていないようで、なんだか廃屋のように感じたが、たぶんオフシーズンでお客が少ないから店を閉めているのだろう。 車を海の家の裏へ止めてネコはここで留守番である。 ビーチはほとんど人がおらず静かであった。 奥の岩場で黒い水着の女性とカメラマンがいて、ポーズを構えながら写真を撮っている。 海は少し波が高く、波が砂を巻き上げるからだろうか、海水の透明度は低かった。 遠浅で少し沖まで歩いてみたが、すぐに下が砂から岩に変わって、歩くのが躊躇される。 泳ぎ始めたけれど、波もあって泳いでいてもあまり楽しくない。 以前タオ島で泳いだときは、海の水が透明で海底が良く見え、魚もたくさん見られて楽しかったのだが、ここではそれも期待できない。 しばらく泳いで、ぷかぷかと波にもまれながら海面に浮いていた。 そうしたら突然少し大きな波が来て、呑み込まれてしまった。 その拍子にメガネも波にさらわれてしまった。 それは困ったことになった。 メガネがなくては車の運転もできない。 なんとか探さなくては、、、 しかし、腰の辺りまでしか水位がないものの、水面から眺めても底は見えないし、水にもぐっても何も見えない。 潜っては海底を手探りしながらメガネを探す。 メガネは流されたといってもすぐに海底に沈むはずだから、そう遠くには流れていないはず。 右足を軸として動かさないようにして、左足を開いてできる半径の中を手探りする。 イライラしながら何度も手探りしてようやく伸ばした手の先にメガネのツルが当たった。 このビーチは気に入らないので、車へ戻り宿へ一旦引き返す。 戻ったところで宿のオーナーであるイタリア女性に会った。 たぶん私と同年輩くらい。 ドイツ人の旦那は今ヨーロッパにいるのだそうだ。 私のネコを見て、「目が綺麗だ」と言ってくれた。 この宿には犬が何匹か住みついている。 ミミと言う名の犬は怪我をしてぐったりしているところを保護して、そのままここに居ついているのだそうだ。 「タイの人たちは犬に優しくない」と彼女は愚痴ったが、私の目からすると、日本などよりタイの犬は恵まれていると思う。 一匹、一匹が可愛がられているかどうかは別として、生き延びるチャンスが与えられているのがタイの犬。 それに引き換え、日本の犬はネコっ可愛がりされる犬もあれば、捨てられ、捕獲され、処分される犬も多い。 イタリアやドイツではどうなっているのか知らないが、犬たちにとって日本は住みやすくないはず。 まだ日没までには少し間があるので、島の南のほうへ行ってみることにする。 地図を見るとなんだか南のほうに素敵なビーチがあるように思えた。 再びネコと一緒に車に乗り込む。 アップダウンの多い道を走るが、道は海岸線より引っ込んでいて、どんなビーチがあるのかさっぱりわからない。 「○○リゾート入り口」のような看板はあるが、看板だけではイメージがつかめない。 適当にハンドルを右に切って行き着いたビーチがバイラン・ビーチらしい。 のどかな漁村のような雰囲気はあるが、海水の透明度は低く、また石も多くて私の期待にはまだ遠い。 もっと南へ行くべきと判断。 だんだんと細くなる道を最後まで走っていったら、どうも国立公園の入り口のようなところまでたどり着いた。 ゲートもあり、管理事務所もあるのだが、どうも海ではなさそうだ。 森の中へ入るハイキングコースのようなものがあるらしい。 地図と照らし合わせてみると、滝へ続くようだ。 タイの人は滝が大好きだけど、私はそれほど興味もないし、今から森の中にハイキングするには時間が遅すぎ、日も暮れてしまう。 諦めて引き返すことにする。 そして、その途中で最初に現れた××リゾートなどの看板が見えたら、そこへ行ってみよう決める。 トロピカルビーチと書かれた看板が最初に見えた看板で、ここから未舗装の道へ折れる。 トロピカルビーチと言うのはありきたりな名前だけれど、これはビーチの名前ではなく、リゾートの名前。 ビーチの名前はと地図に出ている。 地図を見る限り車で行ける最南端のビーチのようである。 しかしここも泳ぐにはいまひとつ。 海草などがたくさん水面に浮いていて石も多い。 透明度もない。 遠くにマリーナがあってヨットが見える。 長期滞在でもしてのんびりハンモックで本でも読んでいる仙人生活には良いかもしれない。 もう今日は泳ぐことは諦めることにする。 もと来た道を戻る。 夕暮れ迫る中、峠を越えた所にビューポイントと言う標識が出ていた。 ちょっと立ち寄ってみる。 駐車場があり、バイクや車がたくさん止まっている。 ちょうど日が沈むところで、観光客がたくさん来ている。 西洋人、タイ人、中国人がたくさん来ていて、写真を撮りあったりしている。 タイ人と中国人は自撮りが中心。 日本人は私だけのようだ。 そしてネコも私のクロネコだけのようだ。 宿に戻るともうすっかり暗くなっている。 イタリア人の女主人にどこか夕食に適当な食堂はないかと聞いてみる。 この宿は朝食は準備できるようなのだが、夕食はやっていないので、すでに私のピザとビールと言う夢は萎んでいる。 「通りに出た右にBoonyaレストランがイイわよ」と教えてくれる。 なんだ、この宿のレストランは敷地外にあるのか、ふたたびピザとビールの夢が膨らみかける。 「この宿の経営なんですか?」とダメ押しの質問をしてみる。 「いいえ、経営は別だけど、近い関係なの。タイ料理が食べられるわ。シーフードなら通りを左に少し歩いたところね、、、」 ふたたび夢は萎む。 部屋に戻って、シャワーをしたり休憩をしたり、ビルマ旅行記の続きを書いたりしているうちに夜も8時を過ぎてしまった。 お腹の具合も回復してきたようで、空腹を覚える。 一応お勧めを受けたBoonyaレストランをのぞいてみる。 私はBoonyaとは何かイタリア語でボーニャとでも発音するのかと思っていたが、タイ文字で確認したら、「ブーンヤ」であった。 意味はわからないが、その綴りからイタリアとは関係なさそうである。 そしてブーンヤ・レストランは、田舎で外国人客相手に商売をしている食堂と言った感じで、残念ながら私の好みの店ではない。 店の真ん中にビリヤード台を置いていたり、バーコーナーのようなものがあったりするが、お客はぜんぜん入っていない。 たぶんシーズンになればこれでも商売になるのだろうが、私がのぞいた時は店員はビリヤードで遊んでいた。 シーフードの店は少し大きくて、少しは外国人観光客も入っていたが、それほど繁盛しているようには思えない。 音楽だけはガンガンと鳴り響き、これも私の好みではない。 同様の店は他にも何軒かあったりしたが、どれもNGである。 よほど車で他へ行こうかと思ったが、そうしたらビールが飲めない。 ピザとメニューに書いている店もあったが、美味しそうなピザが焼かれているとは思えないような店で、すでに今夜のピザは諦めているが、ビールは飲みたい。 通りを一通り歩いてみて、「致し方なし」テーブルに着いたのはお粥屋である。 別にお腹を壊していたからお粥を選んだのではない。 ビールとタイのお粥料理は相性がいい。 正確に言うと、お粥そのものではなく、お粥と一緒に食べる小皿料理がビールのツマミにぴったりなのである。 メニューを見ると、ヤムレップムーナーンと言うのがある。 レヌカーさん著「タイの花鳥風月」にレップムーナーンを「姫の爪」と言う意味の花として紹介されていたことを思い出した。 そうそう、タイでは花も食べられるものが多い。 「姫の爪、食べてみようじゃないか」と早速注文。 店員さんは、「え?本当に食べるの?」と言った顔をする。 もちろん、自慢じゃないが色々とタイで花を食べてきているので、「そう、花のヤムは初めてだよ」と言ったら、、、 「花じゃないよ、鶏だよ」とのこと。 鶏? なんで鶏なんだろ、不思議だ。 少し考えているうちに、「姫の爪=鶏の爪」ではないかと想像された。 タイの人は鶏の足先が大好きである。 中国人もこれが好きで飲茶のセイロの中によく入っている。 しかし、見た目か見た目なので私にはとても食べられない。 注文しかけたレップムーナーンはキャンセルし、代わりに空芯菜炒めを所望するが、空芯菜が切れているとのこと。 もう一度メニューを眺めて「白魚のヤム」を注文。 これも甘酸っぱく、辛く、そして香ばしくてビールのつまみにぴったり。 ビールもいただき、お粥以外にバジル炒めライスも食べて満腹。 金額もまずまず良心的。 結構満足度高かった。 シーズンオフの田舎リゾートでは、地元食堂が無難らしい。 星空の下、とぼとぼ歩いて宿に戻ると、部屋ではネコが待っていました。 おやすみなさい。 |